住宅ローンを組む際にオーバーローンをしようと考えてる方の中には、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
- オーバーローンの詳しい仕組みは?
- そもそもオーバーローンは違法ではないの?
- オーバーローンをするメリットやデメリット、注意点は?
住宅ローンを組む際のオーバーローンの利用ついてさまざまな不安を抱える方も多いです。
そもそもオーバーローンって法律的に大丈夫なの?
違法になる場合もあるから注意が必要だよ!
今回はインスタフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が『オーバーローン』について詳しく解説します。
この記事を読めば…
- オーバーローンとは何か詳しく理解できる!
- オーバーローンのメリットが理解できる!
- オーバーローンのデメリットや注意点が理解できる!
オーバーローンについての悩みや疑問が解消されるので、利用予定の方は、ぜひ参考にしてください。
なお、住宅ローンを組む際はきちんと返済できるか不安になりますよね。
住宅ローンの借入に不安をお抱えの方は、完全無料でお金のプロフェッショナルであるFPに相談できる「マネードクター」がおすすめです。
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オーバーローンとは?わかりやすく解説
そもそもオーバーローンって何?
まずは、オーバーローンの詳細について確認していきます。オーバーローンとは以下の2つのパターンに当てはまる場合のことをいいます。
それぞれのパターンを確認していきましょう!
パターン①:借入時のオーバーローン
一般的なオーバーローンは住宅ローンの借入を行う際、物件価格が3000万円の場合に3300万円借りることです。
この場合、本来の物件価格よりも300万円多く借入れています。
要するに物件価格以上に借入する場合をオーバーローンっていうのね。
一部の金融機関では、物件価格に加えて住宅の購入に必要な諸費用に限り住宅ローンとして借入ができます。
パターン②:売却時のオーバーローン
もう一つのパターンは住宅の売却時のオーバーローンです。
売却時のオーバーローンとは、住宅をなんらかの理由で売却する際に、住宅ローンの返済残高を住宅の売却金で完済しきれない場合のことをさします。
住宅を売った金額で住宅ローンを返済しきれない場合もオーバーローンっていうのね。
この場合、住宅の売却を進めるためには、足りない分の金額を自己資金から支払うか、住み替えローンによって新たに借入をおこなう必要があります。
フルローンとの違いは?
オーバーローンと似た言葉にフルローンってあるけど違いは何?
フルローンとは物件の購入に必要な費用だけを金融機関からの融資ですべて賄うことを指します。
例えば4000万円の住宅を購入する際、頭金を用意せずに4000万円の住宅ローンを組むことをフルローンと呼びます。
それに対して、4000万円の住宅を購入する際に4300万の住宅ローンを組むことをオーバーローンと呼びます。
オーバーローンは違法でない?
オーバーローンで物件価格より多くの金額を借りるのって違法じゃないの?
オーバーローンは、違法になる場合と違法にならない場合があるので、それぞれのパターンを紹介します。
違法になる場合があるから、必ず借入する際に注意しましょう!
オーバーローンそのものは違法ではない
オーバーローンそのものは違法ではありません。
住宅ローンの借入時に、金融機関に物件価格に加えて諸費用の借入をすることを申告して、許可が降りれば問題ありません。
しかし金融機関から考えると、物件価格を超えた金額の投資はリスクとなります。
そのため、オーバーローンは審査が厳しく許可が得られないことも多いのです。
たしかに金融機関の視点に立ったら、ちゃんと返済できるのか不安になるわね。
違法になるパターンもあるため注意が必要
オーバーローンで違法となるケースは、金融機関に虚偽の書類を提出して申請することです。
オーバーローンは審査が厳しいからといって、物件評価額を水増しするなどの虚偽の申告をしてはいけません。
また、源泉徴収や預金残高を修正して融資額を引き上げようとするケースも違法となります。
虚偽の申請は絶対にしたらダメだよ。
なお、住宅ローンやオーバーローンについて相談をしたいなら、お金のプロフェッショナルであるFPに相談しましょう。
マネードクターでは、あなたの時間や場所に合ったところで相談をすることができます。
相談費はもちろん、FPの交通費も完全無料のため、ご気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
オーバーローンを利用することのメリット
住宅の購入には多くの資金を用意しなければなりません。オーバーローンのメリットを理解して借入の際に役立ててください。
オーバーローンのメリットを確認していきましょう。
メリット①:資金不足による買い逃しを防げる
オーバーローンをする事で、資金不足による住宅の買い逃しを防げます。
人気の住宅は他の人からも購入される可能性があり、資本金を準備している間に先に購入されてしまう場合もあります。
住宅を購入するためには多くのお金が必要だから、お金を貯めるのに時間がかかるよね。
オーバーローンをすることで、希望の住宅を買い逃すことを避けられます!
メリット②:手元にお金を残しておける
住宅の購入の際に頭金や諸費用で多くの料金を支払うと預貯金が大きく減少します。
そのため、手元のお金が少なくなると、もしもの出費の際に対応できなくなる場合があります。
オーバーローンをすることで多くの金額を借入できるため、頭金や諸費用が賄えて手元に現在の預貯金を残しておけます。
急な出費に備えるために、ある程度お金を残しておくことが重要だね!
メリット③:住宅ローン控除の控除額を増やせる
オーバーローンをすることで、住宅ローン控除の控除額を増やせるためメリットです。
住宅ローン控除は住宅ローンの年末残高または住宅の取得価格のいずれか低いほうの金額の1%を所得税や住民税から控除できます。
そのため、住宅ローンの借入額が多いほど住宅ローン控除が増えます。
オーバーローンは節税対策にもなりますよ!
メリット④:他のローンと比べて金利が低い
住宅ローンは、住宅を購入するための特別なものとなるため、他と比べて金利が低く設定されています。
一般的な金融機関の各種ローンの金利は以下の金利です。
- 住宅ローン:0.375~1.69%
- カードローン:2~14%
- 多目的ローン:5.875~6.9%
住宅の購入には多くの費用が必要となるため、借入の金額も高額になります。返済金の負担が減るように他のローンと比べて金利が安く設定されているのです。
住宅ローンで諸費用分も借入した方がお得にお金が借りれるね!
オーバーローンを利用するデメリット
オーバーローンは住宅購入金額よりも多くのローンを組めますが、デメリットもあります。
そのため、オーバーローンをする際は以下の2つのデメリットを理解した上で借入をしましょう。
それぞれのデメリットを確認していきましょう!
デメリット①:毎月の負担額が大きい
オーバーローンをすると、通常の借入よりも多くの金額を借りることになります。
当然、借入額が多くなると毎月の返済額が多くなることに。
オーバーローンをする際は毎月の負担額を考えて借りることが大切だね。
ちゃんと返済計画を立ててオーバーローンをしないと毎月の生活を圧迫するから注意が必要だよ!
デメリット②:売却後もローンが残る場合がある
通常の住宅ローンであれば、もしもの引越しで住宅を手放さなければならない場合でも、売却することで返済できることがほとんどです。
しかしオーバーローンは借入額が多いため住宅を売却してもローンが残る場合があります。
住宅を手放してもローンの支払いは残り、返済を続けられなくなった場合は自己破産をしなければならないリスクもあります。
オーバーローンは借入額が大きいから、もしものリスクも考えておく必要があるわね。
オーバーローンはデメリットもあるため、借入の際は気をつけなければなりません。
住宅ローンついて相談をしたい方は、お金のプロフェッショナルであるFPに相談しましょう。
オーバーローンをはじめ、住宅ローンに関するデメリットを考慮した上で最適なプランを提供してもらえます。
マネードクターでは、あなたの時間や場所に合ったところで相談をすることができます。相談費はもちろん、FPの交通費も完全無料のため、おすすめです!
オーバーローンを利用することの注意点
オーバーローンを利用する際は、いくつかの押さえておきたい注意点があります。
ここでは、以下の4点の注意点を紹介します。
オーバーローンは利用方法に気を付けないといけないわ。
それぞれの注意点を確認していきましょう!
注意点①:目的外の利用は禁止されている
オーバーローンは、あくまでも住宅価格に諸費用を上乗せして借りるローンです。
そのため、目的以外の利用は禁止されており違法となります。
あくまでも住宅ローンとして借りたお金ということを忘れちゃいけないね!
オーバーローンで借りた金額は住宅に関する費用のみにしか使ったらダメだよ!
注意点②:オーバーローンを利用しても貯金ゼロで家が買えるわけではない
オーバーローンを利用することで頭金や諸費用を負担できます。しかし、オーバーローンを利用しても貯金がゼロで家が買えるわけではありません。
通常、不動産の売買契約を結ぶ際は手付金として物件価格の5%から10%を現金で支払わなければなりません。
注意点③:離婚した際の返済の問題
オーバーローンは借入額が多くなるため、もしも離婚した場合に残った住宅ローンの支払いがトラブルの元になることも。
夫婦でペアローンや連帯債務型のローンを利用するケースの場合は、離婚後もどちらかが住宅のローン返済を続けることになる可能性があります。
もしもの場合を考えて話し合いをしておくことが大切です!
注意点④:無理な返済計画は立てない
オーバーローンをすることで、希望の住宅を買い逃しせずに済みます。
しかし、住宅を購入したいからといって無理な返済計画は立てないようにしましょう。
返済できなくなるリスクも考えて、しっかりと計画を立ててオーバーローンを利用しなければなりません。
オーバーローンに関するよくある質問
オーバーローンを利用する方は、色々と疑問や不安が多いものです。オーバーローンに関するよくある質問は以下の2つです。
それぞれの質問の詳細を確認していきましょう。
オーバーローンでやってはいけないことは?
オーバーローンは金融機関からの審査に通り、ルールに沿って借入金を使用する分には問題ありません。
ただし、車の購入など目的とは異なる借入金の使用は違法です。
オーバーローンをする際は、ルールを守ることが大切ですよ!
違法性のあるオーバーローンがバレる理由は?
金融機関の審査は厳しいため、違法性のあるオーバーローンはバレるリスクが高いです。
違法性のあるオーバーローンがバレる理由としては、次の3つが考えられます。
- 売買契約書と担保評価の差額
- 金融検査
- 不動産会社の逮捕
もしも違法なオーバーローンがバレたらローンの一括返済や金融機関から訴えられる可能性もありますよ!
オーバーローンをする場合はルールを守りましょう。
オーバーローンの利用は慎重に
オーバーローンは、頭金や諸費用などを用意できないときに便利なローンです。
オーバーローンはメリットが豊富にありますが、デメリットも持ち合わせています。
オーバーローンを検討する際はメリットだけに目を向けずに、デメリットや注意事項を確認しておきましょう。
オーバーローンは手持ちにお金がなくても、住宅を購入しやすくなるからメリットも豊富だよね。
オーバーローンは目的以外の利用は違法になるから注意が必要ですよ。
借入の金額も大きくなるから、返済計画も綿密に立てる必要があるね!
オーバーローンを利用する際は、本記事の内容を参考にしてくださいね。
なお、オーバーローンの利用の際はプロに相談するのが一番です。
お金に関するご相談をするなら「マネードクター」がおすすめになります。
「マネードクター」を利用すれば、お金のプロフェッショナルであるFPと1対1でオーバーローンについての話し合いが行えます。
相談場所は自宅でも可能ですので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
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