カーポートバルコニーで後悔した6つの理由|費用相場と後付けの可否
駐車場の上がバルコニーになるの、理想的だけど高そう……
実は満足度を分けるのは金額よりも、上がる頻度と1階の窓の位置ですよ。
今回は、Instagramのフォロワー数30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が、カーポートバルコニーで後悔しない判断基準を詳しく解説します。
さらに、100万〜500万円と幅が出る費用の内訳やあとから後付けできるのかも紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
この記事を読めば
わかること
どの方法がうちに合うのか、自分だけだと判断しきれないかも
外構は一度つくると、あとから直すのに解体費用まで必要になります。
数百万円の判断だからこそ、複数社のプランを並べて金額と提案の差を見ておくと安心です。
カーポートバルコニーで後悔するかは「3つの条件」でほぼ決まる

カーポートバルコニーは、同じ商品を入れても満足度が大きく分かれる設備です。
まずは後悔しやすい家の条件と、入れてよかったと感じている家の共通点から整理していきます。
結論:後悔が集中しているのは「使い道が曖昧なまま建てた家」
カーポートバルコニーそのものが失敗しやすい設備、というわけではありません。
後悔の声が集まっているのは、上で何をするかを決めないまま契約したケースです。
理由ははっきりしていて、この設備は使わない日でも存在感が消えないからです。
1階の日当たりも駐車のしやすさも、上がらない日から毎日影響を受け続けます。
使わない日でも影響が出るって、考えたことなかった……
屋根が2階の高さまで上がるので、1階の採光は毎日変わりますよ。
逆に、使う場面を3つ以上あげられる家では、金額に納得している人が多く見られます。
分かれ目は商品選びより前、使い道の解像度にあるといえます。
後悔しやすい家に共通する3つの条件
後悔した人の家には、いくつか重なる特徴があります。
以下の3つのうち2つ以上あてはまる家は、いったん立ち止まって考えることをおすすめします。
- 1階の南側または東側に、リビングの大きな窓がある
- 駐車スペースの幅に余裕がなく、柱1本の位置で車の出し入れが変わる
- 上で何をするかが「洗濯物くらいかな」で止まっている
とくに影響が大きいのは、1つ目の窓の位置です。
屋根が2階の床の高さまで上がるため、南側に置くと1階の日照時間がはっきり短くなります。
図面に日影の線を引いてもらうと、暗くなる範囲が事前にわかりますよ。
3つとも当てはまらない家であれば、後悔につながる要素はかなり少なくなります。
満足している人に共通する3つのポイント
満足度が高い家庭にも、はっきりした共通点があります。
以下の3つがそろっている家では、費用に見合う使い方ができています。
- 2階リビング、または2階に人が集まる間取りになっている
- 道路や隣家からの視線が気になり、地上の庭が使いづらい
- 洗濯・BBQ・子どもの水遊びなど、用途を2つ以上決めている
つまり、地上の庭が使いにくい家ほど、上の空間が生きるという構図です。
土地の条件が味方するかどうかが、満足度を左右しているといえます。
迷ったら「年に何回上がるか」と「1階の南窓」で判断する
あり・なしで迷ったときは、2つの質問に答えると整理しやすくなります。
1つ目は、1年で何回そのバルコニーに上がるかです。
洗濯を毎日干すなら年200回を超えますが、BBQと花火だけなら年5回ほどで止まります。
2つ目は、屋根がかかる位置に1階の主要な窓があるかどうかです。
年5回のために300万円は、さすがに悩むかも……
使う回数が年10回を切ると、物置き場になりやすいんです。
回数が少なく、南窓もふさぐようなら、代わりの案を先に比べたほうが納得しやすくなります。
カーポートバルコニーで後悔した6つの理由

ここからは、実際に設置した人が不便を感じた場面を6つ紹介します。
どれも自分の家に置き換えて考えると、進めるかどうかの判断材料になります。
費用|100万円台で収まらず、総額300万円を超えることがある
後悔として最初にあがるのが、想定と実際の金額差です。
ネットで見かける100万円台という数字は、デッキ部分だけの交換や小規模な工事を指していることがあります。
基礎から1台分を新設する場合は、本体と工事を合わせて200万〜400万円台になるケースが目立ちます。
三協アルミのグランフローアのような本格的な製品では、1台用で400万円前後という事例も紹介されています。
100万円台のつもりが400万円って、開きすぎ……
同じ名前の工事でも、基礎から新設か既存デッキの交換かで別物なんです。
金額の幅そのものより、自分のケースがどちらなのかを早めに確かめておくのが安心です。
内訳の詳しい話は、費用の章であらためて整理します。
日当たり・通気|1階の南側が一日中暗くなり、湿気もこもる
住み始めてから後悔するポイントが多いのが、1階の明るさの変化です。
通常のカーポートと違い、上が人の乗る床になるため光をほとんど通しません。
南側に設置した家では、日中でも照明をつける時間が増えたという声があります。
風の抜け道もふさがれるので、1階の窓を開けても空気が動きにくくなる場合があります。
以下のような影響が出やすいため、位置決めの前に確認しておきたいところです。
- リビングの日照時間が短くなる
- 洗濯物や布団を1階で乾かしにくくなる
- 外壁や基礎まわりが乾きにくく、湿気やコケが出やすい
- カーポート下に植えた植栽が育ちにくい
採光タイプの床材を選ぶ方法もありますが、透明なガラスほど明るくはなりません。
暗さを完全に消すのは難しいので、置く方角で調整するほうが現実的です。
防犯|2階の窓への侵入ルートになりやすい
見落とされやすいのが、防犯面の変化です。
バルコニーの床は2階の高さにあるため、2階の窓と同じ高さに人が立てる場所が生まれます。
道路から直接階段で上がれる設計にすると、外部から2階に近づける動線ができてしまいます。
たしかに、2階の窓は開けっぱなしにしがちかも……
2階側の窓に補助錠と防犯フィルムを足すだけでも、ぐっと変わりますよ。
対策としては、次のような方法があります。
- バルコニーへの階段を室内側からのみにする
- 接する2階の窓を防犯合わせガラスにする
- 人感センサーライトを外側に設置する
- 目隠しフェンスを、外から手がかりになりにくい形状にする
設計段階で伝えておけば、大きな費用をかけずに解決できる部分も多くあります。
雨音・排水|雨の日の音と排水口の掃除が毎年続く
毎年つきあうことになるのが、雨まわりの手間です。
バルコニーの床は、防水層と排水口(ドレン)で水を流す構造になっています。
落ち葉や砂がたまると水がはけず、雨水が滞留してしまいます。
年に2回ほどの掃除が前提になるため、高さのある場所での作業を負担に感じる人もいます。
2階の高さで掃除するのは、正直ちょっとこわいかも
雨音については、床材と下地の組み合わせで差が出ます。
金属の折板屋根に比べれば静かですが、真下では会話しづらいという声もあります。
また、防水層は10年から15年で点検や補修が必要になるのが一般的です。
維持費まで含めて見ておくと、あとからの出費に驚かずにすみます。
外観|建物とちぐはぐになり、正面に圧迫感が出る
カタログ写真で決めると、実物の大きさで後悔しやすくなります。
カーポートバルコニーは、幅3m・奥行5m前後の構造物が家の正面に立つ工事だからです。
外壁の色や質感と合っていないと、あとから塗り替えるわけにもいきません。
道路からの見え方も変わるため、正面がふさがれた印象になる場合があります。
色を決めるときの目安は、以下の3つです。
- 建物の外壁かサッシのどちらかに色を合わせる
- 格子の向きを、建物の水平ラインとそろえる
- 自宅の写真に合成した完成イメージを出してもらう
3つ目まで確認しておくと、見た目の後悔はかなり減らせます。
使用頻度|物置き場になり、数年で上がらなくなる
最も多い後悔が、思ったより上がらなかったというものです。
2階の室内からフラットに出られない設計だと、上がるまでの動作が1つ増えます。
そのひと手間が積み重なり、洗濯物は室内干しに戻ったという声も見られます。
やがて、使わない鉢やアウトドア用品を置く場所になっていく流れです。
うちも結局、上がらなくなりそうな気がしてきた……
室内から段差なく出られる設計だと、使用頻度は大きく変わりますよ。
使い続けられるかどうかは、2階からの出入りのしやすさでほぼ決まります。
カーポートバルコニーの費用相場と、見積もりが膨らむ5つの理由

カーポートバルコニーの費用は、100万円台から500万円近くまで幅があります。
なぜここまで開くのかを、工事の中身と追加費用に分けて見ていきます。
本体+工事の相場は100万〜500万円と幅が大きい
価格帯を調べると、サイトによって書かれている金額がまったく違います。
一括見積もりサイトでは1台分100万〜200万円、専門店の記事では1台用400万円前後と紹介されています。
差が出る理由は、含まれている工事の範囲が違うからです。
同じカーポートバルコニーという言葉でも、工事の中身は3種類に分かれます。
- 既存のデッキ部分だけを張り替える(数十万〜100万円台)
- 既存の構造を残してバルコニーを組み替える(100万〜250万円ほど)
- 基礎からカーポートバルコニーを新設する(250万〜500万円ほど)
見積もりを比べるときは、基礎工事が含まれているかを最初に確認してください。
金額だけを並べても比較にならないので、工事範囲をそろえて見ることが大切です。
同じ商品でも金額が変わる5つの追加費用
本体価格を見て安心していると、見積もりで金額が跳ね上がることがあります。
本体以外にかかる工事が、現場の状況ごとに違うからです。
見積もりで差がつきやすいのは、以下の5項目です。
| 項目 | 費用の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 基礎工事 | 20万〜60万円 | 地盤の状況で深さと本数が変わる |
| 既存カーポートの解体・処分 | 5万〜20万円 | 建て替えの場合に発生する |
| 土間コンクリート | 1台分15万〜25万円 | 駐車面を新しくする場合 |
| 外壁の補修・防水 | 10万〜30万円 | 壁付け型で固定部の処理が必要 |
| 建築確認申請の代行 | 10万〜20万円 | 申請が必要な地域・規模の場合 |
本体以外だけで100万円近くいくこともあるんだ……
とくに地盤が弱い土地では、基礎の費用が想定を大きく超えることがあります。
現地調査のあとに出てくる金額を、契約前の判断材料にしておくと安心です。
メーカー別の価格目安を4製品で比較する
代表的な製品ごとに、価格帯の傾向が分かれています。
以下は各社の情報や施工店の紹介事例をもとにした目安です。
| 製品名 | メーカー | タイプ | 価格帯の傾向 |
|---|---|---|---|
| グランフローア | 三協アルミ | 壁付け型・独立型 | 高め(1台用で総額400万円前後の事例あり) |
| ビューステージ Hスタイル | LIXIL | 壁付け型が中心 | 中位 |
| エアキューブ | YKK AP | 独立型 | 中位〜高め |
| ジーポートバルコニー | LIXIL | 独立型(積雪対応) | 中位(積雪地での採用が多い) |
カタログの定価と実際の支払額には差があり、施工店ごとの割引率でも変わります。
製品名で相場を決めつけず、同じ条件の見積もりで比べるのが確実です。
費用を抑えるために現実的な4つの方法
金額を下げる方法はいくつかありますが、効果の大きさには差があります。
効きやすい順に並べると、次のようになります。
- 複数の外構・リフォーム会社から相見積もりを取る
- メーカー既製品のサイズにそのまま合わせる(特注を避ける)
- 自社施工の会社に直接依頼し、中間マージンを減らす
- 目隠しフェンスや照明などのオプションを後回しにする
いちばん効くのは1つ目です。
同じ製品でも、施工店によって数十万円単位で金額が変わることがあります。
同じ商品なのに、そんなに差が出るものなんだ
一方で、値段だけで選ぶと施工品質のリスクが残ります。
実績の件数と保証内容もあわせて比べておくと安心です。
固定資産税は原則かからないが、条件次第で変わる
費用と一緒に気になるのが、税金の扱いです。
家屋として課税されるかどうかは、外気分断性・土地定着性・用途性の3要件で判断されます。
カーポートバルコニーは三方向以上を壁で囲まれていないことが多く、家屋に該当しないケースが一般的です。
そのため、設置しても固定資産税が増えなかったという事例が多く紹介されています。
ただし、次のような仕様にすると判断が変わる可能性があります。
- 側面を壁で囲い、シャッターを付けてガレージにする
- 屋根と壁で閉じた収納スペースを併設する
課税の判断は自治体ごとに違うので、着工前に役所へ確認すると確実ですよ。
判断に迷う仕様のときは、施工店と役所の両方に聞いておくと安心です。
カーポートバルコニーの後付けは可能?できない家の見分け方

あとから設置できるのかは、後悔を避けたい人がいちばん気にする点です。
可否の判断基準と、後付けならではの費用や手続きを整理します。
既存のカーポートの上にあとから載せるのは基本できない
まず知っておきたいのは、いま建っているカーポートの活用についてです。
通常のカーポートは、屋根に雪が積もる程度の荷重しか想定していません。
人が乗り、家具や植木鉢が置かれるバルコニーの重さには耐えられない構造です。
そのため、既存のカーポートを撤去して専用製品に建て替える工事になります。
今あるカーポートを活かせると思ってた……
屋根に人が乗る前提の商品かどうかで、構造がまったく違うんです。
解体と処分の費用が別途かかる点も、あわせて見込んでおきたいところです。
後付けで壁付け型が選びにくくなる3つの理由
種類は壁付け型と独立型の2つですが、後付けでは選択肢が狭まります。
すでに完成している建物に固定する場合、次の3点が壁になります。
- 外壁に穴を開けるため、住宅メーカーの保証対象外になる可能性がある
- 防水層を傷めるリスクがあり、雨漏りの原因になりうる
- 建物側の下地位置に合わせる必要があり、設置位置の自由度が下がる
このため、後付けでは独立型が候補になりやすい傾向があります。
住宅メーカーの保証条件は、契約書で先に確認しておくと安心ですよ。
独立型は柱が増えるぶん駐車のしやすさに影響するので、柱位置の確認は欠かせません。
建ぺい率と建築確認申請でつまずきやすいポイント
手続きの面でも、後付けは新築時より複雑になります。
柱と屋根を持つ構造物は建築物として扱われ、建ぺい率と容積率に算入されるためです。
すでに建ぺい率の上限に近い敷地では、そもそも設置できないことがあります。
また、防火地域・準防火地域では、規模にかかわらず建築確認申請が必要です。
申請が必要になりやすいのは、以下のケースです。
- 防火地域または準防火地域にある
- 増築部分の床面積が10平方メートルを超える
- 敷地に対して建ぺい率の余裕が少ない
申請は施工店が代行するのが一般的なので、対応の可否を最初に聞いておくとよいでしょう。
工期は2週間前後、その間の駐車場をどうするか
見落としやすいのが、工事期間中の生活です。
基礎のコンクリートは養生に時間がかかるため、工期は2週間前後になることが多くあります。
その間、駐車スペースは使えません。
近隣に月極駐車場を一時的に借りる必要があるかを、見積もりの段階で確認しておきたいところです。
工期は天候にも左右されるので、余裕を持った日程で組むと安心ですよ。
雨が続く季節を避けて計画すると、工期のずれも小さくできます。
新築同時と後付けで変わる費用差は50万円前後
同じ製品でも、施工のタイミングによって総額は変わります。
後付けでは、既存の解体・処分や土間の作り直しが加わるためです。
具体的には、以下のような費用が上乗せされます。
- 既存カーポートの解体と処分:5万〜20万円
- 土間コンクリートのやり直し:15万〜25万円
- 建築確認申請の代行:10万〜20万円
合計すると、新築時に一緒に施工する場合より50万円前後高くなる計算です。
新築の外構を検討中なら、この段階で判断しておくほうが金額面では有利といえます。
それでもカーポートバルコニーが向いている家の4条件

ここまで後悔の話が続きましたが、入れて満足している家も確実にあります。
どのような条件がそろうと費用に見合うのかを、4つの角度から見ていきます。
2階リビングの家は満足度が高くなりやすい
最も相性がよいのが、2階リビングの間取りです。
生活の中心と同じ階に屋外スペースができるため、出入りの手間がほとんどありません。
コーヒーを持って出る、洗濯物を干すといった動作が、数歩で完結します。
1階が暗くなるデメリットも、そこが寝室や水まわりであれば影響は小さくなります。
生活の中心と同じ階にあるかどうかで、使用頻度は何倍も変わりますよ。
2階リビングを検討している家にとっては、有力な選択肢になります。
高低差のある敷地・旗竿地は相性がよい
土地の形が味方するケースもあります。
道路より敷地が低い、または高低差があって庭が取りにくい土地では、上の空間の価値が上がります。
旗竿地のように周囲を建物で囲まれた敷地でも、2階の高さなら光と風が届きます。
地上で庭をつくるより、結果的に使える時間が長くなることもあります。
土地の形で向き不向きが変わるのは、言われてみればそうかも
敷地条件が厳しい家ほど、この設備の意味が出てくるといえます。
周囲の視線が気になる家はプライバシー面で効く
プライバシーを重視する人にも向いています。
高さのある位置に目隠しフェンスを立てられるため、通行人の視線が届きにくくなります。
地上の庭では、道路や隣家からの視線が気になって使わなくなることがあります。
その点、2階の高さは視線を切りやすく、落ち着いて過ごせる環境をつくれます。
実際に、次のような使い方をしている家庭が見られます。
- 夏の水遊びやプール
- 家族や友人とのBBQ
- 観葉植物や家庭菜園のスペース
- 布団や大物の洗濯物干し
視線を気にせず使えることが、日常の使用頻度を押し上げています。
逆に、見送ったほうがよい3つのケース
一方で、見送る判断が合理的な家もあります。
以下の3つに当てはまる場合は、代わりの案を検討するほうが納得しやすくなります。
- 1階の南側にリビングの大きな窓があり、日照を優先したい
- 2階から段差なく出入りできる位置に設置できない
- 使い道が洗濯物干しだけで、室内干しでも困っていない
3つ目は意外と多いパターンです。
室内干しが中心の家庭では、数百万円をかけても使用頻度が伸びにくくなります。
あったら便利かも、で決めると使わない場所になりやすいんです。
迷いが残るなら、次の章の代替案と並べて比べてみてください。
契約前に比べておきたい4つの代替案

カーポートバルコニーの目的は、駐車場と屋外スペースの両立です。
同じ目的をもっと安く達成できる方法がないかを、4つ並べて確認します。
普通のカーポート+2階バルコニーの拡張で足りることがある
最初に検討したいのが、機能を分ける方法です。
駐車場の屋根は通常のカーポートに任せ、屋外スペースは2階のバルコニーを広げて確保します。
通常のカーポートは1台用で20万〜50万円ほど、バルコニーの拡張は建物側の工事になります。
新築時であれば、奥行きを1mほど広げるだけで使い勝手が変わることもあります。
新築なら、バルコニーを1m広げるほうが費用対効果は高いことが多いですよ。
すでに2階にバルコニーがある家では、この方法で足りるケースが少なくありません。
庭置き式の独立バルコニーという選択肢
駐車場と切り離して考える方法もあります。
庭に置くタイプの独立バルコニーは、建物に固定しないため保証への影響が出にくくなります。
三協アルミのオルネのように、庭置き式の製品が各社から出ています。
駐車場の上をふさがないので、1階の採光を守りたい家に向いています。
この方法が向いているのは、次のような家です。
- 庭に2〜3畳ぶんの余裕がある
- 建物の外壁に穴を開けたくない
- 1階の日当たりを優先したい
一方で、駐車場の上を使いたいという当初の目的とは少しずれます。
何を優先するのかを整理してから比べるとよいでしょう。
テラス屋根+ウッドデッキで用途を分ける
費用を大きく下げたい場合の選択肢です。
1階の掃き出し窓の前にウッドデッキを置き、上にテラス屋根をかける方法があります。
合計でも50万〜100万円ほどに収まることが多く、金額の差ははっきりしています。
洗濯物干しやくつろぎスペースとしては、十分に機能する場合もあります。
目的が洗濯物だけなら、こっちで足りる気もしてきた……
一方で、視線を切る効果は2階の高さほど高くありません。
道路に面した土地では、目隠しフェンスとの組み合わせが必要になります。
新築ならルーフバルコニーのある間取りに変える
新築を計画中なら、建物側で解決する方法もあります。
1階部分をビルトインガレージにして、その上をルーフバルコニーにする形です。
建物本体の工事になるため、外構で後付けするより一体感が出ます。
一方で建築費に組み込まれるので総額は上がり、固定資産税の対象にもなります。
間取りで解決できるかは、着工前でないと選べない選択肢ですよ。
新築の段階で気づけるかどうかが、この案を選べるかの分かれ目です。
代替案との費用・使い勝手を1表で比べる
ここまでの4案を、同じ基準で並べます。
金額は工事内容で変動するため、あくまで目安として見てください。
| 方法 | 費用の目安 | 1階の採光 | 視線の切りやすさ |
|---|---|---|---|
| カーポートバルコニー | 200万〜500万円 | ✕ | ◎ |
| カーポート+2階バルコニー拡張 | 50万〜150万円 | 〇 | ◎ |
| 庭置き式の独立バルコニー | 80万〜200万円 | ◎ | 〇 |
| テラス屋根+ウッドデッキ | 50万〜100万円 | 〇 | △ |
並べてみると、うちに合うのがなんとなく見えてきた
どれが正解かは、敷地条件と使い道で変わります。
候補を2つ以上見積もってもらうと、金額と使い勝手の差がはっきりします。
カーポートバルコニーに関するよくある質問

カーポートバルコニーに関してよく寄せられる質問をまとめました。
カーポートバルコニーの費用はいくらですか?
基礎から新設する場合は、本体と工事を合わせて200万〜500万円が中心の価格帯です。
デッキ部分の交換だけなら100万円台に収まることもあり、工事範囲で大きく変わります。
金額を左右するのは、次の要素です。
- 基礎から新設するか、既存を活かすか
- 駐車台数が1台用か2台用か
- 壁付け型か独立型か
- 目隠しフェンスや照明などのオプション
同じ条件で2〜3社に見積もりを出してもらうと、相場感がつかめますよ。
カーポートバルコニーを後付けするといくらかかりますか?
新築時に施工するより、50万円前後高くなるのが一般的です。
既存カーポートの解体・処分や土間のやり直し、建築確認申請の代行費が加わるためです。
後付けで追加されやすい費用は、以下のとおりです。
- 既存カーポートの解体と処分:5万〜20万円
- 土間コンクリートのやり直し:15万〜25万円
- 建築確認申請の代行:10万〜20万円
見積もりを取るときは、解体と申請が含まれているか確認しておきましょう。
工事期間中の駐車場をどうするかも、あわせて相談しておくと確実です。
後付けしたら固定資産税はかかりますか?
多くのケースでは、固定資産税の対象になりません。
家屋として課税されるには、三方向以上を壁で囲まれているなどの条件を満たす必要があるためです。
ただし、次のような仕様では判断が変わることがあります。
- 側面を壁で囲い、シャッターを設置してガレージにする
- 屋根と壁で閉じた収納スペースを併設する
判断は自治体によって差があるため、着工前に役所へ確認しておくと安心ですよ。
カーポートバルコニーはDIYで設置できますか?
いいえ、DIYでの設置は現実的ではありません。
人が乗る前提の構造物で、基礎工事と構造の検討が欠かせないためです。
理由は次のとおりです。
- 落下や倒壊のリスクがあり、安全性の確保が難しい
- 建築確認申請が必要な場合、有資格者の関与が求められる
- 施工不良による雨漏りは、保証の対象外になることがある
専門の施工店に依頼するのが確実です。
2台用にすると費用はどのくらい上がりますか?
1台用に対して、100万円前後高くなるケースが多く見られます。
柱と梁が増え、バルコニーの床面積も倍近くになるためです。
積雪地域では、耐雪仕様を選ぶことでさらに金額が上がります。
一方で、面積あたりの単価は2台用のほうが下がる傾向があります。
1台半のサイズが選べる製品もあるので、必要な広さから逆算するとよいですよ。
建築確認申請をしないとどうなりますか?
違反建築物とみなされ、是正指導や撤去を求められる可能性があります。
建ぺい率をオーバーした状態になると、将来の増改築や売却でも支障が出ます。
具体的には、次のようなリスクがあります。
- 自治体から是正指導や撤去を求められる
- 住宅ローンの借り換えや売却時に指摘される
- 保険の支払いをめぐって争いになることがある
申請が必要かどうかは、施工店が現地を見れば判断できますよ。
必要な地域かどうかを、最初に確認しておくのが確実です。
カーポートバルコニーの後悔は、契約前の比較でほとんど防げる

カーポートバルコニーで後悔するかどうかは、敷地条件と使い道の解像度で決まります。
デメリットが大きい設備というより、家との相性がはっきり分かれる設備といえます。
ここまでのポイントを振り返ります。
- 後悔が集中しているのは、使い道を決めないまま契約した家
- 1階の南窓をふさぐ配置は、日当たりと通気の面で影響が大きい
- 費用は工事範囲で100万〜500万円と開き、基礎と解体で差がつく
- 既存カーポートの上への後付けはできず、建て替え工事になる
- 2階リビング・高低差のある敷地・視線が気になる家では満足度が高い
- カーポート+バルコニー拡張やテラス屋根で足りるケースもある
どれも、契約前に確認しておけば判断できるものばかりです。
どの案がうちに合うのか、1社の提案だけだと決めきれないな……
外構は一度つくると、あとから作り直すのに解体費用まで必要になります。
カーポートバルコニー1つでも、会社によって提案の考え方や代替案の出し方は変わってきます。
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という方のために、カタログ資料も自宅に届けてくれます。
3分程度でオンラインから資料を依頼するだけで、カタログ資料がこんなにたくさんもらえますよ。

カタログには、ハウスメーカーのホームページでは得られない有益情報が山のようにあります。
カタログを見ながら、自宅でゆっくり理想のお家を考えるのは、イメージが広がるのでとても楽しいですよ。
これから、何千万という大金を支払う会社を選ぶわけですから、最低限カタログくらいは持っておくべきです。
カタログ・間取り・見積もりの3点セットで情報収集できるのは、日本でタウンライフだけです!
SUUMOやHOMESなど有名な住宅系サービスとは異なり、知名度が低いため本当に信頼できるサービスなのか?心配になる人もいるかも知れません。
しかし、安心してください。
タウンライフはこれまでに累計110万人以上が利用している、家づくり経験者の間では定番の無料カタログ請求サービスです。
実際に、注文住宅関係のサイト利用者アンケートでは3冠を達成しています。

家づくりを始めるまでは全く知らなかったけど、注文住宅の情報収集をするうちに何度も耳にしたという人が多かったです!
タウンライフは日本全国600社以上と提携しており、有名なハウスメーカーはほぼ提携しています。

テレビで見たことあるような有名なハウスメーカーがあなたの家の間取りプランを作ってくれることを想像するとワクワクしますね。
タウンライフはTHE ROOM TOUR(当サイト)でも大人気のサービスです。
当メディアのSNS総フォロワー様数は40万人を超えており、毎月100人以上の方がタウンライフを利用していますが、これまでに悪質なクレーム報告等は1つも届いていません。
強引な営業や無理な勧誘なども一切なかったです。
完全無料で間取りやカタログをもらえるので、気軽に利用してOKです。
間取り作成とカタログの依頼は、下のボタンから入力フォームに沿ってポチポチ進めていくだけ。
PCでもスマホでも、約3分で完了します。
完全無料なので、まずは気軽に申し込んでみてカタログや間取りプランが届くのを待ちましょう。
理想の注文住宅が欲しいなら、準備は早ければ早いほど良いですよ。
ハウスメーカーを決めてから、もしくは家を建ててから
「あの時に、利用しておけば…」
「せっかく住宅ローンまで組んで家を建てたのに、こんなはずじゃなかった…」
と、後悔しないために、今すぐに間取りプランや資料をもらっておきましょう。
注文住宅で失敗しないための賢い選択であり、あなたの理想の暮らしの第一歩が、タウンライフ家づくりです。

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