新居への引っ越しを予定している場合「引っ越し費用の大体の相場を知りたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
引っ越し費用は、時期や距離・荷物の量など、さまざまな条件によって大きく変わります。
引っ越しの見積もり額が高すぎて、騙されてるんじゃないかなって不安…。
せっかく見積もりを依頼しても、相場がわからなかったら適正な金額か判断できないよね。
引っ越し費用の相場を知れば、見積もり金額が妥当なのか判断可能です。
そこで今回は、Instagramのフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the room tour)が、引っ越し費用の相場や安く抑えるコツを紹介します。
料金の相場を知っておトクに引っ越しをしたい方は、最後までチェックしてみてくださいね。
この記事を読めば…
- 引っ越し費用の大体の相場がわかる!
- 引っ越し費用を安く抑えるコツがわかる!
- 引っ越し会社の後悔しない選び方がわかる!
引っ越し費用の相場を知りたい方は『引越し侍』の見積もり一括サービス」が役立ちますよ!
引っ越しにかかる大体の費用相場
一般的に、引っ越し料金は「基準運賃+実費+オプション」で構成されています。
- 基準運賃・・・移動距離100㎞を境に、「時間」と「距離」にわけて決められる運賃
・100㎞以内 → 移動時間が「4時間」または「8時間」のどちらか
・100㎞以上 → 距離で料金が決まる - 実費・・・引っ越し会社がおこなう荷物の梱包や人件費、有料道路の利用料金 など
- オプション・・・エアコンやピアノの移動、不用品の処分 など
さらに、各引っ越し会社独自のサービスを利用すると金額が上がるので、覚えておきましょう!
ここでは、下記の項目ごとにわけて、引っ越し費用の相場を紹介します。
【人数・距離別】引っ越し費用
引っ越しの費用は、家族の人数によって大体の料金が予想できます。
「単身」と「2人家族」のパターン別で見ていきましょう♪
単身(荷物多い)の場合
単身者の引っ越しの荷物量は、平均的にダンボール10箱分ほどといわれています。
下の表は、荷物が多い方の「引っ越し費用の相場目安」なので、ダンボール10個以上の荷物がある場合の費用。
〜15km未満(同市区町内程度) | 〜50km未満(同都道府県程度) | 〜200km未満(同一地方程度) | 〜500km未満(近隣地方程度) | 500km以上(遠距離地方程度) | |
通常期(5〜2月) | 約3万2,400~4万8,000円 | 約3万5,000~4万9,000円 | 約5万~6万5,000円 | 約7~8万円 | 約9~10万円 |
繁忙期(3〜4月) | 約4万4,000~5万8,000円 | 約5万4,000~6万3,000円 | 約8万1,000円 | 約9万6,000~11万5,000円 | 約11万8,000~14万円 |
10箱以下に荷物を抑えられると、費用が安くなるかもしれないね!
単身の場合、費用が安くなる「単身引っ越しパック」というサービスを提供する引っ越し会社もあります。
おトクなパックを利用すれば、相場より1万円以上安くなる場合も。
『引越し侍』の提携企業として、以下の2社がサービスを提供しているので、利用してみてもよいでしょう。
- ヤマトホームコンビニエンス
- 日本通運
2人家族の場合
2人家族が引っ越しする場合のダンボールは、平均で20〜30個ほど必要。
目安として、ダンボール箱を3分の2までに減らせれば、費用を抑えられることも♪
2人家族の引っ越し費用の相場は、下表のとおりです。
〜15km未満(同市区町内程度) | 〜50km未満(同都道府県程度) | 〜200km未満(同一地方程度) | 〜500km未満(近隣地方程度) | 500km以上(遠距離地方程度) | |
通常期(5〜2月) | 約6万~6万5,000円 | 約6万6,000~7万1,000円 | 約9万5,000~9万7,000円 | 約11万4,000~14万円 | 約15万7,000~20万円 |
繁忙期(3〜4月) | 約7万7,000~8万円 | 約8万9,000~9万5,000円 | 約11万5,000~14万5,000円 | 約15万1,000~19万8,000円 | 約21万1,000~30万円 |
たとえば、同じ関東地方の「栃木から東京」へ引っ越す場合、移動距離は200㎞未満。
繁忙期を避けるだけで、2~4万8,000円の費用を抑えられる計算です。
4万8,000円も!?浮いた分で新しい家具が買えちゃうね!
ですが、これはあくまでも費用の目安。
できるだけ費用を抑えたいときは、各社の見積もりを比べるといいですよ♪
【時期】引っ越し費用
人数にかかわらず、1年で引っ越し費用がもっとも安い時期は、12月~1月の年末年始や6月といわれています。
反対に、引っ越し業界の繁忙期は3月下旬から4月上旬で、この時期は引っ越し費用が約1.5~3倍と割高に。
引っ越しが決まったら余裕をもって準備ができるように、引っ越し時期の費用相場を把握しておきましょう♪
【曜日・時間別】引っ越し費用
平日は混まないから、引っ越し費用が安くなるって聞いたんだけど、ホント?
「単身」や「短距離の引っ越し」なら、曜日はあまり気にしなくてもOKだよ!
- 祝日・大安日
- 月末に近い土曜の午前中
- 午前便
上記の曜日や時間帯は最も人気が集中しやすいので、できるだけ避けるのがおすすめ。
引っ越し費用が下がりやすいのは「月曜〜水曜」「午後」「時間指定なし」です。
曜日の場合
同都道府県内の引っ越し | 単身者の料金相場 | 家族の相場(3人) |
平日 | 約4~5万9,000円 | 約8万3,000~10万3,000円 |
土日 | 約4万1,000~6万円 | 約8~10万1,000円 |
祝日 | 約4~5万5,000円 | 約8万3,000~10万4,000円 |
表のように、同じ都道府県内の引っ越しであれば、単身者・家族ともに曜日ごとの料金相場には大差ありません。
別都道府県への引っ越し | 単身者の料金相場 | 家族の相場(3人) |
平日 | 約7万8,000円 | 約13万6,000~15万3,000円 |
土日 | 約7万5,000円 | 約11万7,000~15万2,000円 |
祝日 | 約7万4,000~8万1,000円 | 約18万6,000円 |
なかでも、以下3つの連休で引っ越しをすると費用が高くなりがち。
- 5月・・・ゴールデンウィーク
- 8月・・・お盆休み
- 9月・・・シルバーウィーク
とくに、家族連れは荷物が多くて引っ越しに時間がかかるから、祝日を含めた連休で予定を立てる人が多いの。
家族一緒に長距離の引っ越しをするときは、平日にするのが無難だね!
時間の場合
作業時間 | 単身者の料金相場 | 家族の料金相場 |
午前中(8時〜12時) | 約6万9,000円 | 約11万6,000円 |
午後(12時〜15時) | 約6万4,000円 | 約9万3,000円 |
夕方から夜(15時〜20時) | 約6万9,000円 | 約9万1,000円 |
引っ越しをする約7割の人が午前中(8~9時)を利用する傾向にあります。
家族の引っ越しでは作業に時間がかかるため、午前中に集中しがちに。
一方で、単身者の引っ越しは作業時間が短く、時間帯にこだわらなくても1日をとおして料金相場の上下はさほど大きくありません。
わたしの場合、引っ越し費用が大体どれくらいになるのか気になる…。
引っ越し料金の大体の相場を知っておくと、適切な見積もり金額がわかるし、値引き交渉にも役立つよ♪
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引っ越し費用が決まる4つの要素
引っ越しは費用は、以下4つの要素によって決まります。
荷物を運んだ距離や時間、必要な経費などの条件によって左右されるケースが一般的!
ここからは、引っ越し費用が決まる要素について一つずつ解説します。
①基本運賃
国土交通省の近畿運輸局によると、引っ越しの基本運賃は『時間』または『距離』によって決まると提示されています。
荷物を運ぶ距離が100km以内であれば『時間制』、100kmを超える場合は『距離制』で料金が計算される仕組み。
下記の表を参考にして、基本運賃の目安を把握してみてくださいね♪
引用元:引越運送に係る時間制・距離運賃一例(近畿運輸局自動車交通部)
基本運賃は「標準引越運送約款」にもとづいて算出されるため、引っ越し会社は自由に決められません。
どの会社の見積もりもほぼ同じ料金が提示されるので、大きく変動はしないと考えてよいでしょう。
②割増料金
割増料金は、作業の時間帯や引越しの時期によって追加される料金です。
3月下旬から4月上旬は引っ越し会社の繁忙期で、土日の午前中は一気に割高になります。
転勤がある人や入学式シーズンは、引っ越し会社の稼ぎ時なんだね。
割増料金は引っ越し会社によって設定が違うけど、通常期の約2〜3倍の料金になるって覚えておいて♪
③実費
実費は、人件費や梱包材費などの費用で、荷物の量が増えれば増えるほど、引っ越し費用は上がります。
- 人件費
- 梱包資材費
- 有料道路利用料金・フェリー代
- *車両留置料
たとえば、引っ越し会社に梱包を依頼すると、2LDKの場合には約1〜2万円の追加料金がかかります。
しかし、自分で梱包すればこの費用を抑えられるメリットが。
引っ越しで使用する梱包資材が有料の場合にも、自分で手配すれば4,000円ほどの資材代を節約できるの♪
荷物を減らしておけば、人件費も抑えられるね。
とはいえ、実費は引っ越しに必要な費用です。
値下げが難しい項目のため、引っ越し会社の相見積もりをして、価格が安い会社を見つける方法がおすすめ!
引っ越し会社の一括見積もりサイト『引越し侍』なら、 一度に10社までの見積もりを比較できます。
あなたの条件に合わせて、350社以上の中から引っ越し会社を厳選してくれるので、効率よく見積もりを取れるでしょう。
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④オプション料金
オプション料金って、なににかかる費用なの?
オプション項目は以下のとおり。
- エアコン移設・設置工事
- ピアノ運送
- 車の運送 など
オプション料金の設定は、引っ越し会社のサービス内容によってさまざま。
以下に紹介する料金は、平均金額の目安です。
オプション項目 | 費用相場 |
ピアノの運送 | 4〜5万円 |
エアコンの取り外し | 5,000円〜1万5,000円 |
エアコンの取り付け | 1万5,000円〜2万5,000円 |
乗用車の運送 | 2万5,000円〜3万5,000円 |
アンテナ取り外し | 5,000円〜1万円 |
アンテナ取り付け | 1万7,000円〜2万円 |
各項目は専門の会社に委託するから、値下げが難しいことも。
引っ越し費用を安く抑える7つのコツ
引っ越し費用は、ある程度まとまった金額が必要です。
新居で環境が変わる場合にはさらに出費がかさむため「費用を少しでも安くしたい」と考えている方も多いはず。
ここでは、引っ越し費用が安くなる7つのコツを紹介します。
コツ①見積もりは3~4社とる
なるべく安い引っ越し会社を見つけるために、最低でも3つの会社から見積もりをとるのがオススメ♪
引っ越し会社は、大手から地域密着型までさまざまな種類があります。
その中から条件や価格を比較して、あなたの希望に近い引っ越し会社を選択するとよいでしょう。
でも、何社も見積もりを取るのは面倒だよね…。
そんなときは『引越し侍』の一括見積もりサービスがおすすめ♪
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1回の入力で複数の見積もりが依頼できるので、何度も入力や問い合わせをする手間や時間がいりません。
複数の引っ越し会社で見積もりを申し込みたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
コツ②平日の午後or指定なしにする
引っ越し料金は、時間帯によっても変動します。
人気の高い午前よりも「午後」や「指定なし」を利用すると、費用を安く抑えられるでしょう。
午前中が1番人気な時間帯だったよね。
「時間帯指定なし」にすれば、料金が1〜2万円ほど安くなることも。
時間帯を工夫するだけでも、引っ越し費用を安く抑えられるよ♪
コツ③大安を避ける
できれば縁起のいい日に引っ越ししたいけど、料金が変わっちゃうの?
縁起がよい日として「大安に引っ越しをしよう」と考えている方もいるのではないでしょうか。
「大安」は引っ越しの依頼が集中しやすく、費用が高くなる傾向があるの。
そのため、仏滅や赤口などの敬遠されがちな日を選べば、引っ越しの費用を抑えられる場合もあります。
費用を安くするためには、大安を避けるのも一つの手でしょう。
コツ④古いものは処分する
不用品は思い切って処分して、荷物をできるだけ減らすのが、引っ越し費用を安くするコツ♪
荷物の量を減らして手配するトラックのサイズダウンができると、引っ越しの見積もり料金を大幅に下げられます。
さらに、荷物が少なくなれば、新居での荷ほどきがラクになるメリットも。
引っ越しは、断捨離できる絶好の機会だね。
コツ⑤荷造りは自分でする
荷造りを自分ですると、引っ越し費用を安く抑えられるでしょう。
多くの引っ越し会社は、荷造りから荷ほどきまで、おまかせでできるプランを用意しています。
日ごろから使うもの以外は、早々とまとめるのが得策ですね♪
コツ⑥繁忙期を避ける
繁忙期を避けたいけど、大体いつ頃なの?
引っ越しする日程を1ヶ月ずらすと、数万円単位で引っ越し料金が安くなる場合があるよ♪
引っ越しの予定に多少の自由がきくようなら、日にちをずらすことを検討するのがおすすめです。
コツ⑦訪問見積もりも検討する
『訪問見積もり』とは、見積もり額を出す際、引っ越し会社の営業担当に自宅まで来てもらうこと。
「運び出す荷物の量」や「道幅といった周囲の環境」を見てもらいます。
荷物の量は、引っ越しの料金に直接影響します。
引っ越し会社は荷物の積み残しがないように、最初から大きめのトラックを手配することも。
そのため、訪問見積もりで正確な量を把握できれば、ベストな大きさのトラックが手配できるでしょう。
とはいえ、訪問見積もりは1社のみの価格なので、引っ越し会社が変われば20%ほどの料金差が生じることも…。
引っ越し会社の後悔しない選び方
引っ越し会社を選ぶとき「基準がわからない…」という方も多いはず。
引っ越し会社で後悔しないために、選び方のポイント2つ紹介しましょう。
選び方①地域密着型と大手引っ越し会社を検討する
引っ越しを検討するときは、大手だけではなく地域密着型の引っ越し会社にも見積もり依頼をするのがおすすめ♪
引っ越し会社によって、サービスの特徴や得意分野はさまざま。
色々なタイプの会社があるので、依頼した見積もりを比較してみましょう。
自分の希望に合った引っ越し会社が見つけやすくなるね!
選び方②一括見積もりを利用する
一括見積もりは、引っ越しに関する情報を1度入力するだけで、大手から地域密着型まで、複数の見積もりをまとめて依頼できます。
一括見積もりを利用すれば、複数の引っ越し会社の料金相場を把握できるので、その後の価格交渉にも役立つでしょう。
引っ越し一括見積もりサービスは業界最多クラスの『引越し侍』がおすすめ♪
1社ごとに見積もりを取らなくていいから、カンタンだね!
『引越し侍』の公式サイトには、利用者の口コミや体験談も掲載されており、引っ越し会社を選ぶ際の判断材料になります。
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大体の相場を知っておトクに引っ越しをしよう!
本記事では、引っ越し費用の大体の相場や費用を安くするコツを解説しました。
引っ越し会社に払う費用は、以下4つの要素から決められています。
「時期」や「荷物の量」「各社の独自サービス」によって、料金は大幅に変わるので注意しましょう。
引っ越し費用は1ヶ月ずれるだけで、安くも高くもなります。
焦って引っ越し会社を決める前に7つのコツをおさえて、できるだけ費用を安くしましょう!
費用を効率よく安くしたい人には、相見積もりが1番おすすめ!
自分の希望条件に合い、かつ適正な引っ越し費用が知りたい方は『引越し侍』の一括見積もりを利用しましょう。
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おトクに引っ越しをしたい方は、この機会に『引越し侍』で一括見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
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