5畳にベッドは置ける?ダブル・クイーンなど6サイズの通路幅を実寸比較
寝室5畳って言われたけど、ダブルベッド入るのかな……
入るかどうかは、ベッドの横に残る通路幅60cmで決まるんですよ。
今回は、Instagramのフォロワー数30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が、5畳に置けるベッドサイズと後悔しない判断基準を詳しく解説します。
さらに、間取り段階で決めておきたい4つの項目も解説するので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
この記事を読めば
わかること
ベッドのサイズは、寝室の広さとセットで考えると失敗しにくくなります。
間取りがまだ動かせる段階なら、複数社の間取りプランを見比べておくと寝室の広さの相場感がつかめます。
間取りから見直すとなると、自分だけで考えるのは難しそう……
5畳にベッドは置ける?結論はシングルからクイーンまで置ける

5畳の寝室でも、シングルからクイーンまでは物理的に置けます。
ただし、置けることと快適に使えることは別の話です。
まずは判断の土台になる広さと通路幅の考え方から見ていきます。
5畳の広さは約8.1㎡・目安は255cm×318cm
5畳は面積にすると約8.1㎡です。
不動産の表示では1畳を1.62㎡以上として計算するため、5畳なら8.1㎡が下限になります。
部屋の形は物件によって変わりますが、横長なら255cm×318cm前後が目安です。
数字で言われても、正直ピンとこないな……
大人が両手を広げた幅が約170cm、それを1.5個ぶん並べた短辺だと思ってください。
まず覚えておきたいのは、短いほうの辺が255cm前後という点です。
ベッドの幅はこの255cmから引き算していくことになります。
置けるかどうかは残る通路幅60cmで判断する
ベッドが入るかどうかを面積で考えると判断を誤ります。
実際に効いてくるのは、ベッドを置いたあとに残る通路の幅です。
通路幅の目安は、次のように整理できます。
- 90cm以上:2人がすれ違える。掃除機もかけやすい
- 60cm前後:大人がまっすぐ歩ける。日常生活の最低ライン
- 40〜45cm:体を横にしてすり抜けられる程度
- 30cm以下:通行が難しく、物も置けない
60cmを下回ると、掃除やベッドメイクが少しずつ面倒になりますよ。
当サイト編集部では、この60cmを基準に「置ける・置けるが窮屈・おすすめしない」を分けています。
以降のサイズ比較も、すべてこの基準で見ていく前提です。
正方形か横長かで置けるサイズは変わる
同じ5畳でも、部屋の形によって置けるサイズは変わります。
横長タイプは255cm×318cm前後、正方形に近いタイプは286cm×286cm前後が目安です。
短辺が31cmちがうため、ベッド1サイズぶんの差が生まれます。
同じ5畳なのに、形だけでそんなに変わるんだ。
正方形に近い部屋なら、クイーンを置いても横に121cm残る計算です。
一方で横長タイプだと90cmまで縮むため、サイドテーブルを置く余裕は消えます。
図面をもらったら、畳数ではなく短辺の寸法を先に確認するのが確実です。
江戸間・団地間だと5畳でも10cm以上狭くなる
畳のサイズは、地域や建物によって規格がちがうんです。
同じ5畳でも、実際の広さには次のような差があります。
- 京間(本間):1畳あたり約1.82㎡
- 中京間(三六間):1畳あたり約1.66㎡
- 江戸間(五八間):1畳あたり約1.55㎡
- 団地間(五六間):1畳あたり約1.45㎡
中京間と団地間では、5畳で1㎡以上ちがうんです。
短辺に換算すると20cm前後の差になり、ベッドが入るかどうかを左右します。
賃貸や中古物件を検討しているなら、内見時にメジャーで実測しておくと安心ですよ。
【サイズ別】5畳に置いたときに残る通路幅を6サイズで実寸比較

ここからは6つのベッドサイズごとに、5畳へ置いたとき残るスペースを実寸で見ていきます。
数字は横長5畳(255cm×318cm)を基準にしています。
比較の全体像は、次の表のとおりです。
| ベッドサイズ | マットレス幅 | フレーム込み幅 | 壁付け時に残る幅 | 編集部の判定 |
|---|---|---|---|---|
| シングル | 100cm | 約105cm | 150cm | ◎ 余裕あり |
| セミダブル | 120cm | 約125cm | 130cm | ◎ 余裕あり |
| ダブル | 140cm | 約145cm | 110cm | 〇 問題なし |
| ワイドダブル | 150cm | 約155cm | 100cm | 〇 問題なし |
| クイーン | 160cm | 約165cm | 90cm | △ 片側寄せが前提 |
| キング | 180cm | 約185cm | 70cm | ✕ おすすめしない |
なお、足元側は長辺318cmからベッドの全長205cm(ヘッドボード込み)を引いた113cmが残ります。
この113cmはどのサイズでも共通なので、差が出るのは横方向だけです。
シングル幅100cm|壁付けで150cm残り家具も置ける
シングルはマットレス幅100cm、フレーム込みで約105cmです。
壁付けにすると150cmが残るため、5畳では最も自由度が高いサイズといえます。
150cmあれば、チェストとサイドテーブルを両方置いても通路が残ります。
シングルならレイアウトで悩まなくてよさそう。
部屋の中央に置いて両側75cmずつ空けるレイアウトも可能です。
左右どちらからでも乗り降りできるので、寝室を書斎や趣味の部屋と兼用したい人にも向いています。
セミダブル幅120cm|130cm残って通路と収納を両立できる
セミダブルはマットレス幅120cm、フレーム込みで約125cmです。
壁付けで130cmが残り、通路と収納家具を同時に確保できます。
一人でゆったり寝たい人にとって、5畳との相性が最もよいサイズです。
実際、Googleの検索データでも「5畳にセミダブルは置けますか」という質問は、ベッド関連の質問のなかで2番目に多く見られました。
幅120cmは、寝返りを打っても落ちにくい最小サイズなんですよ。
2人で寝るには手狭ですが、体格差のある夫婦が一時的に使うケースもあります。
将来的に子ども部屋へ転用する予定があるなら、セミダブルにしておくと使い回しがききます。
ダブル幅140cm|5畳にダブルベッドを置くと通路は110cm
ダブルはマットレス幅140cm、フレーム込みで約145cmです。
5畳にダブルベッドを壁付けすると、横に110cmの通路が残ります。
110cmは大人2人がすれ違える幅なので、動線としては十分です。
思っていたよりずっと残るんだ、もっとギリギリかと思ってた。
横は110cm余裕がありますが、気になるのは壁側で寝る人の出入りです。
ただし、壁付けにすると片側からしか乗り降りできません。
2人で使う場合、奥側の人は相手をまたぐかベッドの足元を回ることになります。
この点は次の章でくわしく取り上げます。
ワイドダブル幅150cm|100cm残りクイーンより動線に余裕
ワイドダブルはマットレス幅150cm前後、フレーム込みで約155cmです。
壁付けで100cmが残るため、クイーンより10cm動線に余裕が生まれます。
ダブルでは狭いがクイーンは入らない、という5畳の悩みにちょうど当てはまるサイズです。
- ダブルより幅が10cm広く、2人でも寝返りしやすい
- クイーンより幅が10cm狭く、通路を100cm確保できる
- 寝具はダブル用で代用できる商品もある
ワイドダブル専用のシーツは種類が限られるので、寝具は先に確認しましょう。
取り扱いのある店舗はダブルやクイーンほど多くありません。
候補に入れるなら、フレームと寝具をセットで探しておくと迷いにくくなります。
クイーン幅160cm|5畳にクイーンベッドは片側90cmが限界
クイーンはマットレス幅160cm、フレーム込みで約165cmです。
5畳にクイーンベッドを置くと、壁付けでも残るのは90cmになります。
90cmは人が通るには十分ですが、家具を追加する余裕はほぼありません。
通れるならいいのかな。でも、何か見落としてそうで不安……
見落としやすいのは、クローゼットの扉と引き出しの開閉スペースです。
折れ戸のクローゼットは手前に40cm、開き戸なら60〜75cmの空きが必要です。
90cmの通路にこれが重なると、実質的に通れる幅は50cm前後まで落ちます。
正方形に近い5畳(286cm×286cm)なら121cm残るため、条件は大きく変わります。
クイーンを検討するなら、部屋の形を先に確認しておくのが確実です。
キング幅180cm|両側35cmずつになり日常の動作が止まる
キングはマットレス幅180cm、フレーム込みで約185cmです。
5畳に置くと残りは70cmで、両側に振り分けると35cmずつになります。
35cmは体を横にしてもすり抜けにくい幅です。
35cmって、掃除機どころか人も通れないよね。
片側に70cmを寄せれば通行はできますが、反対側は完全な壁付けになります。
シーツ交換のたびにベッドを引き出す作業が発生するため、編集部としては5畳のキングはおすすめしません。
どうしても180cmの幅が必要なら、シングル2台やセミシングル2台の連結を検討するほうが現実的です。
5畳にダブルベッドを置くとどうなる?後悔しやすい4つの場面

5畳にダブルベッドは置けます。
ただ、置いたあとの暮らしで不便を感じる場面もあります。
買ってから気づきやすいのは、次の4つの場面です。
シーツ交換のたびにベッドを動かすことになる
壁付けにしたダブルベッドで最初に困るのが、シーツ交換です。
壁側のマットレスの角にシーツを入れ込むには、体を大きく伸ばす姿勢が必要になります。
週に1回の作業でも、積み重なると負担に感じる人もいるようです。
毎週ベッドを動かすのは、たしかにしんどいかも……
キャスター付きフレームか、壁から10cm離す配置で解決できますよ。
10cm離すだけで手が入る隙間ができ、マットレスを動かさずに交換できます。
そのぶん通路は100cmに減りますが、日々の負担を考えれば選ぶ価値のある10cmです。
クローゼットの扉が全開にできなくなる
5畳の寝室にクローゼットが付いている間取りは少なくありません。
問題は、扉の種類によって必要な空きスペースが変わる点です。
扉のタイプごとに、必要な空きスペースを整理しました。
- 引き戸:手前のスペースはほぼ不要
- 折れ戸:手前に約40cm必要
- 開き戸:扉の幅ぶん、60〜75cm必要
開き戸の場合、通路110cmのうち70cmが一時的に消えます。
残る40cmでも通れはしますが、扉を開けたまま着替えるのは窮屈です。
ベッドをクローゼットの正面からずらして配置すると、この問題は起きにくくなります。
サイドテーブルとテレビの置き場所が消える
ダブルベッドを置くと、床に残るのは通路110cmと足元113cmです。
このうち通路側に家具を置くと、動線が60cmを下回りやすくなります。
眼鏡やスマートフォンの置き場所に困る、という声もあります。
枕元に何も置けないのは、ちょっと不便かもしれない。
現実的な解決策は、床を使わない収納に切り替えることです。
棚付きヘッドボードのフレームを選ぶ、壁に薄い棚を取り付けるといった方法なら、通路を削らずに済みます。
テレビについては、足元に置くより壁掛けにするほうが5畳では扱いやすくなります。
2人で寝ると片方がベッドをまたぐ動線になる
壁付けのダブルベッドは、片側からしか出入りできません。
奥で寝る人は、夜中にトイレへ立つたびに相手をまたぐことになります。
生活リズムがちがう夫婦ほど、この点はストレスになりやすい部分です。
起こしちゃいそうで、なんだか落ち着かないな……
足元側に113cm残るので、そこを回る動線にすれば起こさずに済みます。
ヘッドボードを窓側ではなく壁側に向け、足元に通路を確保する配置が有効です。
この場合ベッドの向きが変わるため、コンセントの位置とあわせて考える必要があります。
5畳にクイーンベッドを選ぶ前に確認したい3つのこと

クイーンは5畳でも置けますが、幅よりも先に確認したいことがあります。
サイズ表だけでは判断しきれない3つのポイントを見ていきます。
搬入経路で一体型フレームが入らないことがある
クイーンで最も多いつまずきが、部屋にたどり着く前の搬入です。
マットレスは幅160cm×長さ195cmあり、立てて運ぶと2m近い高さになります。
搬入で確認しておきたいのは、次の3か所です。
- 玄関ドアの有効幅(一般的には75〜80cm)
- 廊下の幅と曲がり角のスペース
- 階段の踊り場と天井の高さ
戸建ての2階へ上げるとき、階段の折り返しでつかえるケースが目立ちます。
購入前に販売店へ間取りを見せて確認しておくと、当日の返品を避けられます。
マンションなら、エレベーターの奥行きもあわせて測っておくと安心です。
分割・連結タイプなら5畳でも運び込みやすい
搬入の不安は、分割タイプを選ぶことでほぼ解消できます。
クイーンには、幅80cmのマットレス2枚を並べる連結タイプもあるんです。
1枚あたりの幅が80cmになるため、玄関も階段も問題なく通ります。
分けられるなら、引っ越しのときも困らなさそう。
一方で、2枚の間に段差や隙間ができる点はデメリットです。
隙間パッドを1枚敷けば気にならなくなりますが、購入時に一緒に揃えておくとよいでしょう。
将来的に2台へ分けて別々の部屋で使える点も、分割タイプの利点といえます。
クイーンとシングル2台は5畳ならどちらが向くか
2人で寝るとき、クイーンとシングル2台で迷う人は多く見られます。
5畳という条件だけで見れば、答えははっきりしているんです。
- クイーン:フレーム込み165cm。通路は90cm残る
- シングル2台:フレーム込み210cm。通路は45cmしか残らない
- セミシングル2台:フレーム込み170cm。通路は85cm残る
シングル2台だと通路が45cmしか残らないので、5畳ならクイーンが無難ですよ。
シングル2台には、寝返りが伝わらない・マットレスの硬さを個別に選べるという利点があります。
その利点を5畳で活かしたいなら、幅80cmのセミシングルを2台並べる選び方が現実的です。
こういう人には向く・向かないで整理すると、判断しやすくなります。
- クイーンが向く人:通路を広く取りたい。寝具を1組で揃えたい
- セミシングル2台が向く人:硬さを個別に選びたい。搬入に不安がある
- シングル2台が向かない人:5畳で家具を追加したい。掃除をラクにしたい
5畳を広く使うベッド選び5つのコツ

同じ5畳でも、ベッドの選び方しだいで体感の広さは変わります。
数cm単位の工夫を積み重ねると、通路にゆとりが生まれます。
編集部が特に効果を感じたのは、次の5つのコツです。
ローベッドで視線の抜けをつくり圧迫感を下げる
床面積が同じでも、家具の高さで部屋の印象は変わります。
一般的なベッドの高さが40〜50cmなのに対し、ローベッドは20〜30cmです。
視線の先に壁が多く見えるほど、部屋は広く感じられます。
高さを下げるだけで、そんなに変わるものなんだ。
目線の高さが下がると天井までの距離が伸びて、開放感が出るんですよ。
ただし、床に近いぶん湿気がこもりやすくなる点には注意が必要です。
すのこ仕様を選ぶ、月に1回はマットレスを立てるといった対策をしておくと安心ですよ。
立ち上がりにくさを感じる人もいるため、高齢の家族が使う寝室では慎重に選びましょう。
ヘッドレスにすると全長を10〜15cm縮められる
ベッドの全長は、マットレス195cmにヘッドボードの奥行きが加わります。
棚付きのヘッドボードだと10〜15cm、厚みのあるタイプではさらに増えるんです。
ヘッドレスを選ぶと、この10〜15cmをそのまま床に戻せます。
- 全長が195cm前後に収まる
- 壁にぴったり寄せられる
- 見た目がすっきりして圧迫感が減る
枕が落ちやすくなるので、壁に寄りかかる習慣がある人は要注意です。
枕元の物置きが欲しいなら、幅15cm程度の壁付け棚で代用する手もありますよ。
足元に113cmの空きがある5畳なら、この10cmが収納家具1台ぶんの差になることもあります。
ショート丈180cmは身長160cm前後なら選択肢になる
一般的なマットレスの長さは195cmですが、180cmのショート丈もあります。
15cm短くなるため、足元のスペースをさらに広げられます。
身長160cm前後までなら、窮屈さを感じにくいサイズです。
短いベッドっていう選択肢があるんだ、知らなかった。
身長170cmを超える人には向きません。
つま先が当たる感覚が続くと睡眠の質に響くため、体格を基準に判断するのが確実です。
寝具の種類がやや限られる点も、あらかじめ知っておくとよいでしょう。
収納付きベッドでチェストを1台減らす
5畳で通路を確保する近道は、床に置く家具の数を減らすことです。
引き出し付きのベッドを選べば、チェスト1台ぶんの収納をベッド下に移せます。
チェストの設置面積は幅60cm×奥行45cm前後なので、通路がそのまま広がるんです。
引き出しを開けるのに70〜80cmの空きが必要な点は見落とされがちです。
通路110cmのダブルなら問題ありませんが、通路90cmのクイーンではやや窮屈になります。
引き出しの向きを左右どちらにも変えられるフレームなら、間取りに合わせて調整できますよ。
引き出しを使わないなら、跳ね上げ式や高さのあるフレームでベッド下収納にする方法もあります。
家具を壁1面にまとめて動線を1本にする
5畳のレイアウトで効果が大きいのは、家具を分散させないことです。
ベッド以外の家具を1つの壁に寄せると、床に通路が1本だけ通ります。
通路が2本に割れると、どちらも幅が足りない状態になりがちです。
場所を決めるだけなら、今日からでも試せそう。
家具の配置は、ベッドの位置を最初に決めてから残りを埋めていく順番が向いています。
逆に、収納家具から決めるとベッドの選択肢が先に狭まってしまいます。
床にマスキングテープでベッドの外形を貼ってみると、実際の余白がつかめますよ。
間取り段階で5畳の寝室を選ぶなら決めておく4つのこと

まだ間取りを決める前なら、ベッドに部屋を合わせるという選択もできます。
図面の段階で決めておくと、あとから困りにくくなります。
設計士に伝えるべき4つの項目を整理しました。
寝室の広さより先にベッドサイズを決める
間取りの打ち合わせでは、部屋の広さから決めていくのが一般的です。
ただ、寝室に関してはベッドサイズを先に決めるほうが失敗しにくくなります。
寝室で使う面積の大半は、ベッドが占めるためです。
家具って、家が建ってから選ぶものだと思ってた……
ベッド幅さえ決まれば、必要な畳数は図面の前に計算できるんですよ。
クイーンで通路120cmを確保したいなら、短辺は285cm必要になります。
この数字を設計士に伝えるだけで、寝室の広さの議論が具体的になりますよ。
将来の買い替えまで見越すなら、いま使っているベッドより1サイズ上で計算しておく手もあります。
引き戸にすると通路が30cmぶん広がることがある
寝室の入口が開き戸だと、扉を開くぶんの空間が室内側に必要です。
一般的な開き戸の幅は70〜75cmで、その扇形のスペースには家具を置けません。
引き戸に変更すると、この面積をそのまま使えるようになります。
- 開き戸:室内側に扉幅ぶんの空きが必要
- 引き戸:壁に沿ってスライドするため室内は使える
- 折れ戸:手前に約40cmの空きが必要
引き戸は壁に引き込む幅が必要なので、間取り段階でしか変更できません。
コストは開き戸より上がるケースが多く見られます。
ベッドを置くと通路が90cm前後になる寝室なら、その差額に見合う効果が出やすい部分です。
クローゼットはベッドの足元側に寄せる
クローゼットの位置は、ベッドとの関係で使い勝手が大きく変わります。
ベッドの横に配置すると、扉の開閉と通路が競合してしまうんです。
足元側の壁に寄せれば、113cmの空きをそのまま開閉スペースに使えます。
置く場所じゃなくて、開ける向きの話なんだね。
図面を見るときは、クローゼットの扉がどちら側に開くかまで確認しておきたいところです。
「クローゼットあり」の表記だけでは、実際の使いやすさは判断できません。
ウォークインクローゼットを希望する場合、寝室が5畳だと通路が犠牲になりやすい点も覚えておくとよいでしょう。
コンセントと照明スイッチはベッド幅から逆算する
見落とされやすいのが、コンセントと照明スイッチの位置です。
ベッドを壁付けにすると、枕元のコンセントがヘッドボードで隠れることがあります。
配置を決めるときの基準は、次のとおりです。
- 枕元のコンセントは床から40cm前後に上げる
- ベッドの中心から左右に80cm離した位置に1か所ずつ
- 照明スイッチは寝たまま届く位置に3路スイッチで追加する
スマホの充電ケーブルが届かない、という後悔は毎年よく聞きます。
ベッドの幅が決まっていれば、この計算は図面上で完結します。
寝室の打ち合わせでは、家具の配置図を持参すると話が具体的になりますよ。
よくある質問

5畳の寝室とベッド選びに関してよく寄せられる質問をまとめました。
洋室5畳と和室5畳でベッドの置きやすさは変わりますか?
変わります。
和室のほうが広いケースが多く見られます。
洋室の5畳は1畳を1.62㎡として計算するのに対し、和室は実際の畳のサイズで決まるためです。
中京間や京間の和室なら、洋室より1㎡近く広いこともあります。
和室にベッドを置くときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 畳がへこむため、ベッド脚の下に保護マットを敷く
- 通気が悪くなりやすいので、定期的に畳を乾かす
- 退去時の原状回復が必要かどうかを確認する
畳の上に直接置く場合は、脚の数が多いフレームを選ぶと荷重が分散されますよ。
5畳の部屋にベッドは何台まで並べられますか?
2台までです。
3台は通路が確保できないため現実的ではありません。
短辺255cmに対し、シングル2台はフレーム込みで約210cmを占めます。
残りは45cmで、体を横にしてすり抜けられる程度の幅です。
台数別に整理すると、次のようになります。
- セミシングル2台(約170cm):85cm残り、余裕がある
- シングル2台(約210cm):45cm残り、通行はぎりぎり
- シングル3台(約315cm):短辺に収まらない
2台を並べるなら、幅80cmのセミシングルを選ぶのが確実です。
5畳の子ども部屋に二段ベッドは置けますか?
置けます。
床面積を節約できるため、5畳とは相性のよい選択肢です。
二段ベッドの一般的なサイズは幅105cm×長さ210cm前後で、シングル1台とほぼ変わりません。
壁付けにすれば、通路は150cm前後残ります。
置く前に確認しておきたいのは、次の3点です。
- 天井高(一般的な2m40cmなら上段の圧迫感は出にくい)
- 照明の位置(上段の頭が当たらないか)
- エアコンの風が上段に直撃しないか
将来2台に分割できるタイプを選んでおくと、成長後も使い続けられます。
5畳の寝室にベッドとテレビは両方置けますか?
置けますが、壁掛けをおすすめします。
床に置くと通路が削られるためです。
ダブルベッドを壁付けにした場合、足元に残るのは113cmです。
奥行30cmのローボードを置くと83cmになり、通路としては使えても圧迫感が出ます。
視聴距離の目安もあわせて確認しておきましょう。
- 40型:約1.5m必要
- 50型:約1.9m必要
- 55型:約2.1m必要
足元113cmでは40型でも距離が足りないため、壁掛けにして角度をつけるほうが現実的です。
マットレスだけを床に敷くのは5畳では有効ですか?
有効です。
ただし湿気対策とセットで考える必要があります。
フレームがないぶん高さが出ず、部屋は広く感じられます。
床とマットレスの間に空気が通らないため、結露やカビが発生しやすくなる点が難点です。
床に直接敷くなら、次のいずれかを組み合わせておくと安心です。
- 折りたたみのすのこを下に敷く
- 3つ折りタイプを選んで毎朝立てかける
- 除湿シートを間に挟む
来客時や子どもの寝室など、期間を区切って使う場面には特に向いています。
5畳のベッド選びは通路幅から逆算する

5畳にベッドが置けるかどうかは、面積ではなく残る通路幅で決まります。
横長5畳(255cm×318cm)を基準にすると、クイーンまでは通路90cm以上を確保できました。
キングだけは両側35cmずつになるため、別の方法を検討したほうが後悔しにくくなります。
記事の内容を、判断の順番で整理しました。
- 部屋の短辺の寸法を実測する(畳数ではなく実寸で見る)
- 通路幅60cmを下回らないベッド幅を計算する
- クローゼットの扉と引き出しの開閉スペースを差し引く
- 搬入経路(玄関・廊下・階段)を確認する
- 間取り変更が可能なら、ベッド幅から必要な畳数を逆算する
この5つを順に確認すれば、置けるかどうかは自分で判断できます。
自分の家の間取りだと、寝室は何畳にするのが正解なんだろう……
同じ予算でも会社によって寝室の広さは変わるので、複数社を見比べるのが早いですよ。
寝室の広さは、間取りが決まってしまうとあとから変えられません。
複数社の間取りプランを取り寄せて見比べると、5畳が妥当なのか6畳にすべきなのかが具体的に見えてきます。
無料で依頼できるので、ベッドを買う前に一度確認しておくと判断がぶれにくくなります。
あなたの理想の家を後悔せずに手に入れる方法を知っていますか?

せっかく念願の注文住宅を建てても、間取りや設備で後悔するケースは多いです。
『家は3回建てないと満足しない』と言われています。
- 住宅会社の比較基準があいまいな状態で決定してしまった。
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しかし、安心してください。
タウンライフはこれまでに累計110万人以上が利用している、家づくり経験者の間では定番の無料カタログ請求サービスです。
実際に、注文住宅関係のサイト利用者アンケートでは3冠を達成しています。

家づくりを始めるまでは全く知らなかったけど、注文住宅の情報収集をするうちに何度も耳にしたという人が多かったです!
タウンライフは日本全国600社以上と提携しており、有名なハウスメーカーはほぼ提携しています。

テレビで見たことあるような有名なハウスメーカーがあなたの家の間取りプランを作ってくれることを想像するとワクワクしますね。
タウンライフはTHE ROOM TOUR(当サイト)でも大人気のサービスです。
当メディアのSNS総フォロワー様数は40万人を超えており、毎月100人以上の方がタウンライフを利用していますが、これまでに悪質なクレーム報告等は1つも届いていません。
強引な営業や無理な勧誘なども一切なかったです。
完全無料で間取りやカタログをもらえるので、気軽に利用してOKです。
間取り作成とカタログの依頼は、下のボタンから入力フォームに沿ってポチポチ進めていくだけ。
PCでもスマホでも、約3分で完了します。
完全無料なので、まずは気軽に申し込んでみてカタログや間取りプランが届くのを待ちましょう。
理想の注文住宅が欲しいなら、準備は早ければ早いほど良いですよ。
ハウスメーカーを決めてから、もしくは家を建ててから
「あの時に、利用しておけば…」
「せっかく住宅ローンまで組んで家を建てたのに、こんなはずじゃなかった…」
と、後悔しないために、今すぐに間取りプランや資料をもらっておきましょう。
注文住宅で失敗しないための賢い選択であり、あなたの理想の暮らしの第一歩が、タウンライフ家づくりです。

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