住宅ローンを組む際の返済についてこのような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
- 住宅ローンが払えなかったらどうなるの?
- 住宅ローンが払えない場合の対処法ややってはいけない行動は?
住宅ローンを組む際は、返済について様々な不安を抱える方も多いです。
住宅ローンが払えなかったらどうなるのだろう?
今回は住宅ローンが払えない場合の対処法を紹介するわ!
今回はインスタフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が『住宅ローンが払えない場合』について詳しく解説します。
この記事を読めば…
- 住宅ローンが払えなくなった場合にどうなるのかがわかる!
- 住宅ローンが払えなくなる原因や理由がわかる!
- 住宅ローンが払えなくなった場合の対処法がわかる!
住宅ローンの返済についての悩みや疑問が解消されます。
住宅ローンの借入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
なお、住宅ローンは多くのお金を借りるため、色々と不安になりますよね。
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住宅ローンが払えない人の割合
住宅ローンが返せなくなる人の割合ってどのくらいいるの?
住宅金融支援機構によると、住宅ローンの返済を3ヶ月以上滞納している人の割合は1000人に3人と報告されています。
住宅金融支援機構の報告からも、住宅ローンを3ヶ月以上滞納する人の割合はかなり低いことがわかります。(出典:住宅金融支援機構「リスク管理債権」)
住宅ローンが払えなくなったらどうなる?
住宅ローンを返せなくなる人は意外に少ないけど、でも一定数の割合はいるよ!
住宅ローンが返せなくなったらどうなるの?
生活を送る中で、急な病気や事故などが原因で住宅ローンが返せなくなることがあります。
住宅ローンが返済できなくなっても、すぐに住宅を手放さなければならないというわけではないよ!
ただし、住宅ローンの返済が滞ると以下のような流れで、住宅が競売にかけられます。
滞納1か月目 | 普通郵便で、督促通知 |
滞納2か月目~3か月目 | 郵便に加えて、電話や訪問などでの督促・個人信用情報に金融事故情報として掲載 |
滞納4か月目~6か月目 | 「期限の利益の喪失」についての通知が届く可能性・配達記録や内容証明郵便などで、滞納分の一括返済を求められる |
7か月目以降 | 「期限の利益の喪失」 ↓ 保証会社による代位弁済 ↓ 保証会社からの一括返済請求 ↓ (任意売却) ↓競売 |
住宅ローンの返済が滞り、7ヶ月を経過してしまうと、住宅が競売にかけられ自宅から立ち退きを求められてしまいます。
住宅ローンは計画的に返せるようにしとかないといけないね!
住宅ローンが払えない理由や原因
変住宅ローンが払えなくなる理由や原因には何が関係しているの?
まずは、住宅ローンが払えなくなる理由・原因として以下の4つのケースを紹介するね。
それぞれのケースの詳細を確認していきます。
住宅ローンが払えないケース①離婚して収入が減った場合
離婚をして収入が減った場合に住宅ローンが支払えなくなるケースがあります。
共働きで世帯年収をもとに住宅ローンの借入を行った場合は、離婚してしまうとどちらか片方の収入で返済しなければならず、返済額が多すぎて返せなくなる場合があります。
また、子どもがいる場合は家事や育児にかける労力も必要であるため、収入を増やすための残業や副業も難しくなります。
住宅ローンの借入をする場合は、離婚という最悪のケースも想定しておくことが大切だね。
住宅ローンが払えないケース②住宅ローンを無理に組んでいる場合
そもそも、住宅ローンを借入時に無理に組んでいる場合も住宅ローンを払えなくなる原因です。
頭金がないからといって、オーバーローンを利用すると返済額が負担となり返せなくなる場合があります。
その他にも借入時の金額が多いと以下のケースで返せなくなることがあります。
- 変動金利で金利上昇で負担が増えて支払えなくなった。
- 夫婦共働きで借りられる上限ギリギリまで借りていたが、子どもが生まれて妻の収入が減少した。
将来の見通しを立てて、住宅ローンを組むことが大切だね。
住宅ローンが払えないケース③会社のリストラや倒産で収入が減った場合
会社からリストラにあったり、倒産してしまったりするケースでも住宅ローンの支払いが困難となります。
会社員でも経営者でも、将来的な収入を100%保障されている方は多くはありません。
万が一、会社からのリストラや倒産で収入減が経たれてしまった場合、住宅ローンが返済できなくなるね。
もしもの場合に備えて収入が少なくなっても家計に影響が出ないように返済計画を立てる必要があります!
住宅ローンが払えないケース④病気や事故で障害を負った場合
住宅ローンは返済期間が長いため、その間に病気や事故にあって働けなくなる可能性もあります。
会社員で有給を利用して収入の減少を防げればいいですが、長期間の病気や障害を負った場合では有給では賄えなくなります。
病気や事故はいつ何時訪れるかわからないからね…。
万が一に備えて、保障が手厚い団信や民間の保険に加入しておくことも大切と言えるでしょう!
住宅ローンが払えない時の7つの対処法
住宅ローンが返せなくなった場合は、どんな対策をとることが有効なの?
ここでは、住宅ローンが払えない場合の7つの対策法を紹介するわ。
それぞれの対策法の詳細を確認していきます。
住宅ローンが払えないことを銀行に相談する
正直に住宅ローンを払えないことを銀行に相談するのも対策の1つです。
銀行によっては月々の住宅ローンの返済金について柔軟に対応してくれるところもあります。
一時的に返済期限を延長してくれる場合もあるんだよ!
返済スケジュールを調整してもらって、月々の返済額が少なくなれば負担も少なくなって返せる見込みもでてくるよ!
療養の場合は保険適用の有無を確認する
病気などで療養によって住宅ローンが支払えない場合は、保険適応の有無を確認しましょう。
通常、住宅ローンを組む場合は団体信用生命保険に加入することが求められます。
団体信用生命保険では、条件によっては療養時に保険金が下りる場合があります。
団体信用生命保険では、ガンや脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病など特定の療養に対して保険が下りるオプションが付いている場合があるのです。
療養時でも保険を適用することで、住宅ローンの返済の負担を軽減できるでしょう!
借り換えを考える
住宅ローンが払えない場合は借り換えを考えるのも1つの対策です。金利が低い住宅ローンに変更すれば毎月の返済額を低く抑られます。
最近では金融機関同士の金利競争で、低金利で住宅ローンを組める銀行も増えているわ。
住宅ローンの支払いに困ったら、他の金融機関と比較して借り換えを行うのも1つの手段です。
ただし、住宅ローンの借り換えは、借り換え時にコストが発生するため注意が必要です!
【借り換えに必要なコスト】
ローン | 費用項目 |
既存のローン | 繰上返済手数料 |
保証会社事務手数料 | |
抵当権抹消費用 | |
新規ローン | 事務手数料 |
保証料 | |
印紙代 | |
抵当権設定費用 |
これらを合計するとおよそ40~50万円程度のコストが追加で必要となります。
借り換えコストを考えたうえで、お得な金融機関を考えましょう。
借り換えの手数料が知りたい方は、住宅ローンの借り換えで必要になる手数料11つを解説!相場や注意点も紹介をご覧ください!
家の売却を考える
住宅ローンが払えない場合、早めに家を売却することも選択肢の一つです。
現在所有している住宅の価値にもよりますが、住宅ローンの借入額が少なめであれば、住宅を売却することで全額返済できる場合もあります。
もしも返済が厳しいと分かったら、早めの住宅売却も検討してみるといいわよ。
個人再生を利用する
住宅ローン以外にも借入があり、住宅ローンが払えない場合は個人再生を利用することも対策となります。
個人再生って何?
個人再生とは住宅ローン以外のカードローンや自動車ローンなどの債務を圧縮する債務整理の手法のことです。
個人再生を行い、再生計画が認められるとカードローンや自動車ローンの債務額が減額されます。
【減額される債務額】
債務額 | 最低弁済額 |
100万円未満 | 全額 |
100万円以上500万円未満 | 100万円 |
500万円以上1,500万円未満 | 債務額の5分の1 |
1,500万円以上3,000万円未満 | 300万円 |
3,000万円以上5,000万円未満 | 債務額の10分の1 |
かなりの金額が減額されるんだね!
ただし、個人再生を行なっても住宅ローン自体は残り続けるため注意が必要です。
リバースモーゲージを利用する
住宅ローンで払えないリバースモーゲージを利用するのもおすすめです。
リバースモーゲージって何?
リバースモーゲージとは、住宅を担保物として銀行などの金融機関から融資を受けられる高齢者世帯向けのサービスのことだよ。
リバースモーゲージは担保の持ち家を売却するときに一括返済することが前提となっているサービスであるため、基本的に毎月の返済義務がありません。
退職間近の年齢となって住宅ローンの借入を考えている方におすすめです。
月々の返済義務がないなら住宅ローンが払えなくなる心配もいらないね!
給付金・助成金が貰えないか確認する
住宅ローンが払えない場合は給付金・助成金がもらえないか確認しましょう。
例えば、新型コロナ関連の給付金として厚生労働省より「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」なども出されています。
この給付金では、児童一人当たり一律で5万円の給付が受け取れます。
このように、その時々に合わせて国や自治体が出している給付金・助成金を住宅ローンの支払いにあてるのも対策の1つ。
ただし、給付金・助成金はいつもあるわけではないため注意です!
なお、住宅ローンは支払えなくならないように計画的に借入をすることが大切です。
マネードクターを利用することで、お金のプロフェッショナルであるファイナンシャルプランナーに現在の収入やライフプランを考慮した住宅ローンプランを提供してもらえます。
住宅ローンが返済できなくなる前の段階から対策をとりましょう。
オンライン面談にも対応しているため、自宅からの相談も可能です。気になる方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
住宅ローンが払えない場合にやってはいけない3つの行動
住宅ローンが支払えない場合にやってはいけない行動として以下の3つがあります。
それぞれの内容を詳しく確認していきます!
専門家に相談せず一人で決める
住宅ローンが払えない時にやっては行けないことは専門家に相談せずに一人で決めることです。
住宅ローンが支払えない際の債務整理の方法は、一般の方では理解できない場合がほとんど。
たしかに、住宅ローンの支払いに関するルールってこれまで学んだことなかったな…!
債務整理のメリットやデメリットを踏まえて最適な方法を選択するためには専門家のアドバイスは必須です。
住宅ローンが払えない時は必ず専門家に相談しましょう。
別の借入先を探す
住宅ローンが払えないからといって、新たな借入先を探すのはやめましょう。
借入したところにも利息が発生してしまうからね。
借入を返すために借入をすると新たに元本が増えるだけです。
いつまで経っても返済できなくなるため、別の借入先を探すのはダメだよ!
夜逃げをする
住宅ローンが払えないからといって、夜逃げをするのも厳禁です。
例え夜逃げをしたとしても、住宅ローンが返せなければ住宅の競売は行われます。
夜逃げして多くの残債が残ってしまうよりは、任意売却によって残債を圧縮した方がメリットです。
任意売却は債権者の合意を得て住宅を売却した場合、残った残債を債権者と交渉して圧縮できる売却方法のこと。
夜逃げで競売になってしまうと、売却後に残ってしまう残債を交渉することができなくなるよ…
住宅ローンが払えない場合や不安がある方は相談をするのがおすすめ
住宅ローンで高額のお金を借入する場合は、もしもの場合に返せなくなる恐れもあります。
今回は、もしも住宅ローンが返済できなくなった場合の対処法として以下の7つを紹介しました。
- 住宅ローンが払えないことを銀行に相談する
- 療養の場合は保険適用の有無を確認する
- 借り換えを考える
- 家の売却を考える
- 個人再生を利用する
- リバースモーゲージを利用する
- 給付金・助成金が貰えないか確認する
必要に応じて、対策法を選んで住宅ローンを返済しましょう。
また、住宅ローンの返済に不安がある場合は借入前にお金のプロであるファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめです。
自分にあった無理のない住宅ローンプランを提供してもらえます。
お金に関するご相談をするなら「マネードクター」がおすすめです。
「マネードクター」はオンライン面談にも対応しているため、自宅にいながら無料で相談可能です。お気軽にご相談ください。
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