幅広い年齢層に支持されているローコスト住宅。
でも新築なのに安く作れるから、家の寿命が心配…。
低価格が故に、住宅の将来について不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
なかには欠陥リスクがある場合もあるので、なおさらローコスト住宅選びには慎重になりますよね。
しかし「低価格=寿命が短い」わけではありません。
大手ハウスメーカーでもローコスト住宅に力を入れている企業がいくつもあります。
今回はローコスト住宅は長期的に住み続けられるのか?ローコスト住宅は安い理由などについて徹底解説します!
この記事を読めば…
- ローコスト住宅の寿命がわかる!
- ローコスト住宅に20年後、30年後も住み続けられるかがわかる!
- ローコスト住宅の建築費が安い理由がわかる!
なぜローコスト住宅は寿命が短いと思われがちなのか?
正直な話、ローコスト住宅で建てるのは不安要素が拭えない…。
実際に不安を感じている人が多いのも事実です。
ではなぜ「低価格住宅=欠陥住宅」のイメージがついてしまったのか?
理由は、過去の欠陥住宅問題他なりません。詳細を確認していきましょう。
過去の欠陥住宅問題

過去に1人の現場監督がいくつもの現場を掛け持ちしたことで、管理が行き届かず、結果的に欠陥住宅になってしまったことが話題になりました。
実際に私もこのニュースで少し不安になってしまった記憶があるよ…。
現在では住宅メーカー側も、世間のマイナスイメージを払拭する取り組みを継続的に行っています。
どのメーカーも無理のない働き方をもとに、作業工程を計画・可視化することが主流になっているよ。
ローコスト住宅は20年後、30年後も住み続けられる?

ローコスト住宅で建てた家は、20〜30年後に外観がボロボロになるって本当なの?
それはかなり前の話!今は、ローコスト住宅でも20年後・30年後も住み続けられます!
過去の欠陥住宅問題でさまざまな課題が可視化、改善されてきました。
そのため、現在では建築基準法が規定されているので、欠陥住宅が作られないような仕組みになっています。
住宅の寿命って具体的にどれくらいが目安なの?
木造住宅、コンクリート住宅など種類によって変わるけど、下記の寿命が目安と言われているよ!
- 木造住宅 約30〜80年
- 鉄骨住宅 約30〜50年
- 鉄筋コンクリート住宅 約40〜90年
メンテナンスや住み方、使い方で耐久年数も若干変わってくるので、あくまで目安として見ておきましょう!
ローコスト住宅を選ぶ場合、下記のポイントで比較検討すると、どのハウスメーカーが自分に合っているかが見えてきます。
- 無償、有償メンテナンスの実施期間と費用
- 耐久性能
ローコストメーカーも大手メーカーも、定期的なメンテナンスをしっかり実施することで、より長く安心して住み続けることができます!
ローコスト住宅は20年後、30年後も住み続けられるということで安心し、家づくりの候補になった方も多いのではないでしょうか。
そこで、興味のある方向けにそもそもローコスト住宅は大手ハウスメーカーよりもなぜ価格が抑えられる理由を解説していきます。
ローコスト住宅を作れる理由とは?

ローコスト住宅を安く家を作れる主な理由を3つに分けてご紹介します!
それでは1つずつ詳細を解説していきますね。
①間取りをパターン化している
ローコスト住宅は、コストを抑えるために間取りをいくつかにパターン化している場合が大半です。
基本的な内装の作りは同じで、希望やこだわりがある場合はオプションで選べるようにしているのが主流。
間取りをあらかじめ決めることで、作業工程や資材の無駄を削減して建設できるというわけ!
自由度は低くなりますが、最近は大開口や小屋裏スペースなど限られた中でも好みの空間作りが出来るハウスメーカーもあります。
どのハウスメーカーにどんなプランがあるのか、比較検討した上で決定するのがおすすめです!
②資材や建材を一括に大量注文している
資材や建材の発注は独自のルートから一括で大量注文することで、大幅なコストカットを実施しています。
仲介業者を省くことで、その分の費用を減らした適正価格で提供が可能になるよ。
ローコストメーカーの「アキュラホーム」は、日本最大級の工務店ネットワーク「ジャーブネット(JAHBnet)」を主宰していることで有名です。
目に見えない部分も削減しているのは好印象だね♪
③人件費・広告費を抑えている
確かに大手ハウスメーカーのCMはよく見るけど、ローコストメーカーはあまり流れない…!そういうことだったのか!
その通り!大手メーカーほど広告費がかかっていないので、家自体の価格を抑えられているんだね。
ローコストメーカーは宣伝費の他に作業の人件費も最小限に抑えて、その分を建築費用に還元しています。
また、ローコストメーカーは、住宅展示場がないことがほとんど。そのため、住宅展示場にかかる営業マンの人件費なども削減できていることも安さの1つ。
現在では口コミによる紹介なども増えているため、お客様満足度に重点を置いているハウスメーカーがほとんどです。
主なローコスト住宅ハウスメーカー3選
ローコスト住宅で人気のハウスメーカーを3社ピックアップしてご紹介します。
1つずつ詳細を確認していきましょう。
①タマホーム

- 坪単価の目安:約50万〜70万円
タマホームは「品質も、価格も、叶う家」をコンセプトに、低価格ながら高品質なローコスト住宅が建てられます。
またタマホームは「20代のTamahome」という若い世代に特化したプランも提供。
幅広い年齢層から支持されている人気住宅メーカーです。
人気商品
- 大安心の家
→自由設計と長期優良住宅が標準のベストセラー - シフクの家
→1,100万円以内で平屋が建てられる、20代に人気 - 木麗な家 [大地]
→木材にこだわり抜いた長期優良住宅
②アキュラホーム

- 坪単価の目安:約50万円~80万円
ローコスト住宅の先駆けとして知られるアキュラホーム。
日本最大の工務店ネットワーク「ジャーブネット(JAHBnet)」を主宰しており、独自の仕入れルート確保などで、適正価格を実現している住宅メーカーです。
ローコスト住宅メーカーでありながら、大空間の間取りを提供しているので有名!アキュラホーム自慢のプランです。
人気商品
- 超空間の家
→業界最強の8トン壁を採用。木造住宅でも大開口が実現できる人気プラン - 匠空調の家
→オリジナルの全館空調システムは、省エネ住宅の新基準「ZEH」にも対応
③アイフルホーム

- 坪単価の目安:約35万円~ 70万円
住宅機器の最大手メーカー「LIXIL」が運営。
LIXILの商品が標準で設備されているのはもちろん、フランチャイズシステムを導入したことで低価格が実現。
加盟店で施工のバラつきがないよう200項目以上の検査を実施しているので、質も保証されています。
人気商品
- すごい家
→19万棟の実績+不安や理想の声から実現した最強の住宅プラン。健康面に配慮した全館空調などが標準で装備。 - i-Prime7
→全規格化された住宅プランを選択、概算費用の確認、スケジュール化することで、本体価格1,000万円前後の超ローコストな価格帯を実現。
ローコスト住宅を選ぶメリット
ローコスト住宅の仕組みがわかったところで、選ぶメリットを見ていきましょう
1つずつ詳細を解説していきますね。
①費用を抑えられる
ローコスト住宅が選ばれる一番の理由はやはり低価格。
価格の低さの秘密は坪単価の違いです。坪単価の比較は以下の通りです。
一坪あたりの坪単価 | |
---|---|
大手ハウスメーカー | 約70万円~ |
ローコストハウスメーカー | 約30~50万円~ |
坪単価でこんなに差が出るんだね!
大手ハウスメーカーと比較すると、坪単価は約2倍変わります。
費用重視で家づくりを計画している場合も少なくないので、この比較を見たら差は歴然ですね。
②ローコスト住宅=短寿命ではない
ローコストと呼ばれているから、家の質もすぐに悪くなるんじゃ…
心配ご無用!質は大手ハウスメーカーにも負けていません!
現在では法律で建築基準法が施行されており、住宅の質の基準は大手ハウスメーカーとほぼ同じです。
そのため、「低価格=質が悪い」わけではありません。
また定期メンテナンスをしっかりと行えば、問題なく長い間住み続けられます。
ローコスト住宅を選ぶデメリット
続いて、ローコスト住宅ならではのデメリットも併せて紹介します。
①メンテナンス費がかかりやすい
外壁や構造体の資材によっては短期間で点検・修繕のメンテナンスが必要になる場合があります。
クローゼットの中のクロスが剥がれてきたり、引き戸が曲がってきたり、廊下は床鳴りがします。
この場合ほとんどが有償になるので、「建てた後に後悔した…」という口コミも。
ローコスト住宅は安価な材料を使用して建設する分、資材や建築方法が最低限になりがち。
結果的にメンテナンスの費用が嵩んでしまう場合もあります。
②保証期間が短い
大手ハウスメーカーの無償保証期間が平均30年に対して、ローコストメーカーは約10年です。
その後は有償メンテナンスになるので、大手に比べると保証期間が短いデメリットになる場合もあるってことだね。
ただし、定期的な有償メンテナンスを実施することで30年〜60年間に延長できるメーカーもあるので、事前に見比べておきましょう!
保証期間を考慮したトータルコストで家づくりを考えることも重要と言えますね!
ローコスト住宅がおすすめな方
メリット・デメリットを踏まえた上で、ローコスト住宅がおすすめな人の特徴は以下のような方です。
それぞれ詳細をチェックしていきましょう。
①家づくりにこだわりがない方
ローコスト住宅は、良くも悪くもシンプルな造りです。
外観のデザインや間取りにこだわりがなければ、基本的な設備が整ったローコスト住宅がおすすめ。
逆に外観や間取りにこだわりたい方は、結果大手メーカーと変わらない金額になる可能性もあるのでご注意を。
②費用を抑えて家づくりをしたい方
家づくりに関して、なるべく出費をせず建てたいという方はローコストメーカーがおすすめです。
お子さんがいる方や、今後のために費用を確保しておきたい方もいるからね。
ローコスト住宅でも20代の方向けに特化したプラン、健康面に配慮した設備、広さ重視の間取りなどさまざまあるので、その人にぴったりのプランが見つかるはずです!
③なるべく早く支払いを終えたい方
ローコスト住宅なのでローンの支払い金額も抑えられる分、早めに完済したい方にはおすすめです。
20代でマイホームを建てたい方はローンの金利も安く、計画しやすい点からローコスト住宅が人気です。
住宅ローンをなるべく早く終わらせて、子供の教育費や老後資金を確保する方もいらっしゃりますよ。
【結論】ローコスト住宅の寿命は短くない!他社比較で自分に合うハウスメーカー選びを

本記事ではローコスト住宅の寿命や耐久年数を元に、ローコスト住宅について解説しました。
結論、ローコスト住宅は20年後でも快適に暮らせるという解説をしました!最後に当記事をおさらいしていきましょう。
ローコスト住宅にも「大開口」や「全巻空調」などの暮らしやすさに特化したプランもあるから安心して選ぶことができそう!
上記を踏まえて、ローコスト住宅は下記のような方におすすめです。
- 家づくりにこだわりがない方
- 費用を抑えて自分に合った家づくりをしたい方
- なるべく早く支払いを終えたい方
ご自分がローコスト住宅に合っているかどうかの判断ができたのではないでしょうか。
また、一概にローコスト住宅といってもたくさんの会社があります。必ず各社の比較を行い、自分に合ったハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
ただ、そうはいっても共働きや子育てで忙しい方にとって、複数社に一社一社問い合わせて資料を取り寄せ、そこから比較するのはおっくうですよね。
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