- 「住宅ローンの金利で損をしないためにはどうすればいい?」
- 「どんな金利タイプが自分にあっているかわからない」
このようなお悩みがある方は多いのではないでしょうか?
「融資手数料型の住宅ローンにしたいけどどこの金融機関がいいかわからない……。」と感じている方も少なくないはずです。
結論、住宅ローンを組むおすすめの金融機関は人によって異なります。
本記事では、インスタフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が「融資手数料型の住宅ローン」について解説します。
融資手数料型の住宅ローンが向いている人の特徴も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事を読めば…
- 融資手数料型の住宅ローンを採用している銀行がわかる
- 融資手数料型の基礎的な知識が身につく
- 融資手数料型の疑問点が解決できる
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融資手数料型の相場とは?
融資手数料は、定額型と定率型があり、それぞれで相場が異なります。
定額型 | 定率型 |
4万4000円~33万円(税込み) | 借入金額の1.1~2.2%(税込み) |
これらの相場を見てみると、以下のように思う方も多いでしょう。
定額型は借入金額が高い人、定率型は借入金額が低い人で覚えればいいの?
その考え方は危険かも……。
定額型と定率型の違いは金額以外にも金利の高さがあります。一般的に定額型の金利が高く、定率型の方が金利は安いです。
そのため、正しくは、以下の条件の方がそれぞれに合っているといえるでしょう。
金利も考えた住宅ローン選びが重要だね!
融資手数料型の住宅ローンを採用している銀行5選!【比較表あり】
「融資手数料型の住宅ローンを利用したいけど、どの金融機関にすればいいかわからない」
このような悩みをお持ちの方も多いでしょう。
そんな方のために、融資手数料型の住宅ローンを採用している銀行を5つ紹介します。
銀行 | 融資手数料の名称 | 融資手数料 | 保証料 |
auじぶん銀行 | 事務手数料 | 借入額×2.20% | 無料 |
りそな銀行 | 融資手数料 | 借入額×2.20% | 無料 |
楽天銀行 | 融資事務手数料 | 33万円 | 無料 |
東日本銀行 | 住宅ローン取扱手数料 | 5万5,000円 ※その他融資取扱手数料で増加の場合あり | 無料 |
SBI新生銀行 | 事務取扱手数料 | 5万5,000円 ※変動フォーカスの場合借入金額×2.2%(税込) | 無料 |
融資手数料型の住宅ローンを採用している銀行がわかると、自分にあった住宅ローンを組めるため、ぜひご覧ください。
住宅ローンを借りたいけど借り方が全くわからない方も多いと思います。
そんなあなたには、以下の記事がおすすめです。住宅ローンの流れを徹底解説しているため、ぜひ参考にしてください▼
住宅ローンの流れが5分でわかる!申し込み〜審査〜借入までの手続きと注意点を徹底解説します!
auじぶん銀行|住宅ローン人気No.1
auじぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同出資して設立したインターネット銀行です。
auじぶん銀行は、2022年 オリコン顧客満足度®調査 住宅ローン第1位を獲得した実力があります。
- 住宅ローン選びで失敗したくない人
- 金利が低い住宅ローンを組みたい人
住宅ローンは、どの金融機関から選べばいいか迷いますよね。そんなときにおすすめできる金融機関が、auじぶん銀行です。
他の金融機関と比べて金利が低く、融資手数料も相場通りです。
まずは、auじぶん銀行を検討してみましょう。
りそな銀行|メガバンクだから安心
りそな銀行は、「旧大和銀行」と「あさひ銀行」が合併して作られたメガバンクです。
りそな銀行は、メガバンクですので、他の銀行にはない安心感があるでしょう。
- 借り換えを希望している人
- 大手の安心感がほしい人
一般的に、借入期間が長いほど、金利は増加します。
しかし、りそな銀行のWEB限定借換ローン(当初型)10年固定の場合は例外です。りそな銀行の5年固定と10年固定を比べてみると、10年固定の金利の方が低いのです。
そのため、10年固定で住宅ローンを借り換えようとしている方には、おすすめの金融機関といえるでしょう。
楽天銀行|低金利・低手数料が魅力
楽天銀行は、楽天が運営しているネット銀行で最も口座数が多いネット銀行です。
楽天銀行は、数ある銀行の中でも低金利・低手数料が魅力の住宅ローンを取り扱っています。
- 定額の融資手数料を望んでいる人
- 安い金利を求めている人
楽天銀行は、融資手数料が定額のため、高い借入額になったとしても低額で支払うことができます。
さらに、楽天銀行の住宅ローンは、業界トップクラスの金利の低さです。
そのため、できるだけ住宅ローンのコストを抑えたいという方にはぴったりの金融機関といえるでしょう。
東日本銀行|比較的審査が緩い
東日本銀行は、東京都に本社を構える第二都市銀行です。
審査が比較的緩く、個人の状況にあった柔軟な対応をしてくれるのが東日本銀行の特徴としてあげられます。
- 審査が不安な人
- 自分の状況にあった住宅ローン選びをしたい人
住宅ローンの審査は、借金や支払い滞納など信用情報に傷がついている場合、借入ができないケースがあります。
しかし、東日本銀行の場合は審査が比較的緩いため、通りやすいです。さらに、第二都市銀行ならではの柔軟な対応があげられ、個人の状況にあった住宅ローンを提案してくれます。
そのため、審査が不安な方や自分に合った住宅ローンを選びたい方には、おすすめの金融機関といえるでしょう。
SBI新生銀行|融資手数料が安い
SBI新生銀行は、東京都中央区に本店を置いているSBIホールディングスの普通銀行です。※2023年1月4日より新生銀行からSBI新生銀行に商号変更しています。
融資手数料が定額でなおかつ5万5000円と業界トップクラスの安さが、SBI新生銀行の特徴です。
- 自己資金が少ない人
- 短期間で返済を考えている人
融資手数料が高額の場合、初期費用が高くなってしまいます。
しかし、SBI新生銀行であれば融資手数料が定額で抑えられるため、初期費用が高いと支払えないという自己資金が少ない方におすすめといえます。
さらに、SBI新生銀行のプランである「「当初固定金利タイプ(10年固定金利または、15年固定金利)」は、金利や融資手数料以外の費用も低額です。
そのため、10年、15年で完済を目指している方はおすすめといえるでしょう。
融資手数料型と保証料型の違いとは?
融資手数料型と保証料型の違いは、「支払う費用」です。
保証料型の住宅ローンは、万が一ローンが支払えない場合、保証会社に払ってもらうために「保証料」を支払います。
しかし、融資手数料型のローンの場合は、保証会社ではなく金融機関に直接「融資手数料」という費用で支払います。
保証料も融資手数料も金額としては、大きな差はありません。
しかし、支払い方法や金利の違いなどのケースによっては、得をしたり、損をしたりする可能性があります。
支払い方法や金利によっては損をしてしまう可能性があるから気を付けましょう。
融資手数料型のメリット
融資手数料型のメリットは、以下の2つです。
- 月々の返済を抑えられる
- 借入期間が長くても費用が変動しない
融資手数料型のメリットを知ると、あなたが融資手数料型に合うか確かめることができます。
融資手数料型を検討している方も住宅ローンを見直すきっかけになるため、ぜひ参考にしてください。
月々の返済を抑えられる
融資手数料型は、保証料型と違い、借入金利が低く設定されている場合が多いです。
そのため、月々の返済額を抑えられる可能性が高くなります。
りそな銀行を例に金利を計算してみましょう。
- 借入金額3,000万円
- 返済期間35年
- ボーナス金利なし
融資手数料型 | 保証料(一括前払い) | 保証料(金利上乗せ) | |
適用金利 | 0.470% | 0.525% | 0.725% |
月々の返済額 | 約77,478円 | 約78,207円 | 約80,895円 |
総返済額 | 約3,254万円 | 約3,285万円 | 約3,398万円 |
以上のように、月々の返済額や総返済額を抑えられるのが融資手数料型の特徴です。
毎月の請求が怖い人におすすめだね。
借入期間が長くても費用が変動しない
融資手数料型の住宅ローンは、保証料型と違い、借入期間が長くても最終的な費用が変動しないことがメリットとしてあげられます。
保証料型の場合は、借入期間が長いと保証料が割増しになったり、金利が高くなったりして、最終的な返済額や月々の返済額が高くなることが多いです。
しかし、融資手数料型の住宅ローンでは融資手数料が高くなったり、金利が保証料型よりも高くなったりすることはほとんどないです。
そのため、借入期間が長い方が融資手数料型の住宅ローンをお得に利用できるでしょう。
融資手数料型のデメリット
融資手数料型は、メリットばかりではありません。次は、デメリットも見ていきましょう。
- 初期費用が高くなる
- 繰り上げ返済をしても返済金がない
融資手数料型のデメリットを知ると、融資手数料型の住宅ローンにする場合のリスクを考えられます。
そのため、融資手数料型の住宅ローンを検討している方は、ぜひご覧ください。
順番に見ていきましょう!
初期費用が高くなる
融資手数料型の住宅ローンは、保証料とは違い、融資手数料を一括前払いしなければなりません。そのため、初期費用が高くなる傾向があります。
保証料型の住宅ローンであれば、保証料金利上乗せ型という、月々の返済額に保証料を組み込めるプランがある銀行がほとんどです。
しかし、融資手数料には一括前払いのプランしかありません。そのため、保険料型と違い、初期費用が50万円〜70万円ほど上乗せされてしまいます。
そのため、初期費用を増やしたくないという方は、融資手数料型の住宅ローンはおすすめできないといえるでしょう。
繰り上げ返済をしても返金がない
保証料型の住宅ローンは、保証料を前払いしている場合かつ全額繰り上げ返済をした場合は、保証料が返金される仕組みになっています。
保証料は、返済年数によって金額が変動するため、前払いすればするほど保証料が安くなります。
余分に払っている保証料が帰ってくると覚えておくといいよ!
しかし、融資手数料の場合は、繰り上げ返済をした場合でも、保証料を支払っていないため返金されません。
そのため、繰り上げ返済をして達成感がほしい方には、おすすめできない住宅ローンの仕組みでしょう。
融資手数料に関するよくある質問
次に、融資手数料に関するよくある質問を紹介します。
融資手数料が払えない場合はどうすればいいですか?
融資手数料型の住宅ローンは、どうしても初期費用が高くなってしまい、融資手数料が払えない場合も多いでしょう。
このように「融資手数料が払えない」という方には、保証料型の金利上乗せプランを利用して住宅ローンの初期費用を削減することをおすすめします。
月々の返済額は保証料型の金利上乗せプランにしてしまうと、どうしても高くなってしまいます。
しかし、初期費用が高くて住宅ローンを組めないと、元も子もありません。
自己資金が少ないと、初期費用が高いと払えない可能性が高いよ。
そのため、融資手数料が払えない方は、保証料型の住宅ローンを採用してみてはいかがでしょうか。
融資手数料が高いのですがどうしたらいいですか?
まずは、自分の借入額から定額型と定率型どちらの方が安く済むのか計算してみましょう。
比較してみて、それでも融資手数料が高いのなら保証料型の住宅ローンも視野に入れて、住宅ローンを組み直してみることをおすすめします。
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融資手数料は会計処理できますか?
結論、「支払手数料」という勘定科目で会計処理が可能です。
実際に、自宅で活動している個人事業主やフリーランスの方は、自宅を経費で購入していることが多いです。
家賃だけでなく、手数料も会計処理できるのは、個人事業主やフリーランスの方にはうれしいのではないでしょうか。
会計処理を忘れずに行い、しっかりと節税をしましょう。
住宅ローンの融資手数料はいつ支払うのですか?
融資手数料は、住宅ローン借入時に金融機関に対して一括で支払わなければなりません。
保証料型の住宅ローンでは、保証料前払い型か金利上乗せ型の2つの選択肢を選べます。
しかし、融資手数料は前払いプランのみがほとんどです。
そのため、融資手数料型の住宅ローンは初期費用が高額になるケースが多いので注意しましょう。
融資手数料型と保証料型どっちがおすすめですか?
おすすめの融資手数料型と保証料型の住宅ローンは、人によって異なります。
融資手数料型がおすすめの人は以下の通りです。
- 借入期間が長い
- 初期費用が高くても気にしない
- 月々の返済を抑えたい
保証料型の住宅ローンがおすすめの人は以下の通りです。
- 借入期間が短い
- 初期費用を安く抑えたい
- 繰り上げ返済して返金されたい
自分にあっている住宅ローンを探してみよう!
まとめ
今回は、融資手数料型の住宅ローンを採用している銀行について解説しました。
融資手数料型の住宅ローンを採用している銀行について知ることで、住宅ローンを組むときにどの金融機関の住宅ローンがよいのかわかると思います。
融資手数料型の住宅ローンをどこで利用するか悩んでいる方は、ぜひ以下の表をご覧ください。
銀行 | 融資手数料の名称 | 融資手数料 | 保証料 |
auじぶん 銀行 | 事務手数料 | 借入額×2.20% | 無料 |
りそな銀行 | 融資手数料 | 借入額×2.20% | 無料 |
楽天銀行 | 融資事務手数料 | 33万円 | 無料 |
東日本銀行 | 住宅ローン 取扱手数料 | 5万5,000円 ※その他融資取扱手数料で増加の場合あり | 無料 |
SBI新生銀行 | 事務取扱手数料 | 5万5,000円 ※変動フォーカスの場合借入金額×2.2%(税込) | 無料 |
今回の記事では、「融資手数料型の住宅ローンについて」を解説しましたが、住宅ローンは融資手数料型に限りません。
自分にあった住宅ローンを見つけるためには、まずはお金のプロに聞くのが一番です。
住宅ローンで悩んでいる方には、「マネードクター」がおすすめです。
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気になった方は、マネードクターを利用して相談を受けてみてはいかがでしょうか。
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