マイホーム購入の資金について、どんな種類があるのか正確にはわかっていないという方におすすめの記事です。
- 諸費用ってなに?
- いくら用意しておけばいいのかわからない…
- 物件価格以外にもお金って必要なの?
諸費用…?
頭金以外にも準備しておいた方が良いお金って例えばどんなものがあるの?
諸費用って意外とお金がかかるんだよ!
準備せずにマイホームの購入を進めると、準備が間に合わず後で大変な想いをします…!
資金計画をしておかないと、購入直前で『お金が足りない』なんてことになりかねません。
この記事では、諸費用の種類や金額の目安について解説します。
この記事を読んだら…
- 準備するべき諸費用の金額がわかる!
- 諸費用の種類について理解することができる!
- 住宅種別による諸費用の違いを知ることができる!
マイホーム購入時に必要な諸費用とは?
諸費用とは、税金や手数料など、物件価格以外にかかる費用のことです。
原則として、現金での支払いになります。
最近では、住宅ローンの金利が低いことから、頭金を用意せずに、物件価格の全てをローンで補う人が多いです。
全て住宅ローンで補えるなら、他に資金を用意しておかなくてもいいよね?
物件価格はローンで補えても、諸費用にお金が必要だよ。
諸費用は、原則として現金で支払うから、資金準備は必須!
諸費用とは、主に税金や手数料など現金で支払う費用です。
諸費用の平均相場は、物件価格の3〜10%と言われています。
物件価格が4000万円の住宅の場合、諸費用は120〜400万円になります。
住宅にいくらかけるかを決めたら、諸費用の準備もしておくといいよ!
諸費用には種類があり、住宅にかかる費用と住宅ローンにかかる費用があります。
あらかじめ種類と目安の金額を知っておくことが、無理のない返済計画に繋がります。
▼ 住宅ローンの返済計画で陥りがちな落とし穴について詳しく紹介しています
住宅にかかる諸費用
住宅を建てるためには、様々な諸費用がかかります。
印紙税
印紙税とは、契約書に貼る印紙代のことです。
住宅購入時にかかる印紙代としては、『売買契約書』『工事請負契約書』の印紙代があります。
不動産取得税
不動産取得税は、不動産を取得した際に発生する地方税です。
都道府県に支払う税金になります。
不動産取得税は『固定資産税評価額×標準税率』で算出されます。
固定資産税評価額とは、固定資産税の価値を評価した額です。
不動産の標準税率は原則4%です。
一定の条件を満たしている不動産であれば、税額軽減措置により、ゼロになるケースもあります。
登録免許税
登録免許税とは、取得した不動産を登記する際にかかる国税です。
住宅購入の際に、所有保存登記や所有権移転登記に費用がかかります。
費用は、固定資産税評価額に税率をかけて計算します。
登記の種類により税率は異なるよ!
2022年(令和4年)3月31日までに取得した不動産には、税額軽減措置が適応されます。
引用元:財務省の登録免許税に関数資料
司法書士への報酬
登記の手続きには、専門的な知識が必要なため、司法書士が代行することが多いです。
登記の手続きは、個人でもできるよ!
ただ、手間や時間もかかるから、司法書士に代行してもらった方がいいよ!
報酬額は、登記の種類により異なります。
修繕積立基金
修繕積立基金は、新築マンションにかかる費用になります。
将来、共用部分の大規模修繕に備えるための費用として、一部前払いするものです。
一戸建て住宅の場合は必要ありません。
固定資産税清算金
固定資産税や都市計画税は、1月1日時点で、不動産を所有している人が1年分の税金を納めます。
年の途中で不動産の引き渡しがあった場合は、売主が払う税金を買主が負担するのが慣例になっています。
これが、固定資産税清算金です。
固定資産税清算金は、その年の固定資産税を日割りで計算し、算出されます。
仲介手数料
仲介手数料は、物件を不動産会社に仲介してもらった場合に、不動産会社に支払う費用です。
仲介手数料は、上限が決まっているよ!
物件価格が400万円を超える物件の手数料の上限は『物件価格×3%+6万円』と定められています。
住宅ローンにかかる諸費用
住宅ローンにも諸費用があります。
印紙税
住宅ローンを契約する際に書類に貼る印紙代がかかります。
規定の金額分の印紙を貼って、契約書を提出します。
登録免許税
登録免許税は、ローン借入時にも発生します。
住宅ローンを組むための『抵当権設定登記』に費用がかかります。
条件によって、税額軽減措置が適応される場合があるよ!
司法書士への報酬
住宅にかかる諸費用と同様、登記の際には、司法書士に代理で手続きをしてもらいます。
報酬額は、登記の種類により異なります。
住宅ローン保証料
住宅ローン保証料は、保険会社に補償を依頼するための費用です。
保証料を払えば、住宅ローンが返済できないとき、本人に代わって保証会社が金融機関に一括で返済してくれます。
金融機関によっては、保証料が無料のところもあります。
火災保険料
火災保険は基本的に、住宅ローンを組むときに加入しなければなりません。
保険料の支払い方法は、毎年払いのほか、10年一括払いなどの方法もあります。
契約期間が長いと、保険料の割引率が高くなるよ!
火災保険料は会社によってプランが異なるので、見積もりを比較することで簡単にコストダウン可能です。
自宅にあった最安値プランを知りたい人は無料の一括見積りサイトを活用しましょう。
火災保険は、火災・風水害・落雷・爆発などによる建物と家財の損害を保証する保険です。
地震は保険対象外のため、地震保険の加入も検討しておくといいですよ。
【マイホーム】住宅によって諸費用は異なる?
上記で紹介した全ての諸費用がどの住宅でもかかるというわけではありません。
戸建住宅とマンションでは、諸費用が異なるんだね!
諸費用は、住宅の種類によって物件価格の3〜10%と幅があるよ!
建売住宅と注文住宅でも、諸費用に差がでます。
住宅の種類によって必要のない費用もあるので、自分に関係のある費用を計算してくださいね。
【マイホーム】入居後にもかかる費用
マイホームを買うまでにお金をたくさん使ったけど、入居してからは住宅にかかる費用がないから安心!
入居してからも、固定資産税など、毎年お金がかかるよ!
購入価格以外にも、購入後に費用がかかります。
購入後にかかる費用について解説します。
固定資産税・都市計画税
住宅の種類に関わらず、毎年かかる費用が固定資産税になります。
固定資産税とは、所有している住宅に対して課せられる税金のことです。
固定資産税評価額は、公示価格の約70%を目安としています。
固定資産税評価額は3年に1度、見直しが行われるよ!
都市計画法による市街化区域内にある土地・建物には、都市計画税という税金が課せられます。
固定資産税と同様、毎年かかる税金です。
メンテナンス費
住宅は建てて終わりではありません。
長く住んでいると、あちこちに傷みが出てくるので、将来的にメンテナンス費がかかります。
キッチンやお風呂などの水回りの交換には、200万〜300万円ほどの費用が必要です。
マンションの場合(新築でも中古でも)は、月々の管理費と修繕積立金の支払いがあります。
戸建住宅の場合は、メンテナンス費用を自分で貯めておかなければなりません。
戸建住宅でもマンションでも、メンテナンスにお金が必要なんだね!
住宅は、10〜15年おき程度に、リフォームが必要です。
リフォームに対応できるように、計画的に費用の準備をしておきましょう!
自治会費
自治会って入らないといけないの?
自治会は必ず入らなくても大丈夫!
ですが、新築戸建住宅に引っ越すと、自治会への加入を案内されるのが一般的です。
自治会では、ごみ集積所の清掃・管理、防災訓練や季節ごとにイベントなどを実施しています。
自治会に加入するメリットとしては、地域住民と交流が持てることです。
防犯面や災害対策として、自治会は頼れる存在になります。
自治会への加入は義務ではありません。
必要に応じて検討するといいですよ。
【マイホーム】諸費用で後悔しないために…
マイホームを購入した時点で数百万円の現金が必要になることもあります。
諸費用でお金がそんなに必要だなんて知らなかった…!
マイホームの購入を考えている人は、諸費用を軽視しないよう注意しましょう!
安心できる資金計画を建てるためには、自分やハウスメーカー以外の第三者視点でのセカンドオピニオンが必要です。
住宅ローンの借入額や無理のない返済計画など、自分たちだけでは考えられないような内容はファイナンシャルプランナーFPの意見を聞いてみるのがおすすめです。
通常FPへの相談は1時間あたり1〜2万円かかりますが、リクルートのFP相談なら無料です。
SUUMOで知られるリクルートが運営しているため、住宅の知識が豊富なFPが住宅ローンのアドバイスをくれます。
住宅ローンと資金計画に少しでも悩みや不安がある人は、コチラの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
自分のライフプランにあった住宅ローンを検討し、住宅の選択肢を広げてくださいね♪
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