家を建てると身内に不幸が起こるのは本当?江原啓之の言葉と5つの現実的な理由
家を建てると身内に不幸が起こるって聞くと、契約が怖くなるよ……。
心配になる気持ちもわかります。ただ、不安の理由は5つに整理できるので、落ち着いて見ていきましょう。
今回は、Instagramのフォロワー数30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が、家を建てると不幸が起こる不安との向き合い方を詳しく解説します。
さらに、江原啓之さんの言葉で確認できたことや、不安をやわらげる5つの対策も解説するので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
この記事を読めば
わかること
不安が残ったまま、1社の話だけで決めてしまうのは、あとから迷いが出やすい進め方です。
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家を建てると身内に不幸が起こるといわれる理由と江原啓之さんの言葉

先にお伝えすると、家を建てたことが身内の不幸の原因になる明確な根拠は、見当たらないのが実態です。
落ち着いて、よくいわれる不幸の中身と江原啓之さんの言葉を、一緒に整理していきましょう。
新築後に重なるといわれる3つの不幸
家を建てたあとの不幸として語られる話は、おもに3つに分けられます。
検索すると、次のような内容が見つかります。
- 身内の不幸(親・祖父母・親戚が亡くなる)
- 病気やけが(本人や家族が体調を崩す、事故にあう)
- 夫婦不和(けんかが増える、離婚を考える)
どれも新築の時期と重なると、家を建てたことが原因だと考えてしまいやすい出来事です。
新築のあとに続けて起きたら、やっぱり気になっちゃうかも。
「3年は気をつける」という話まであるので、次でその理由を見ていきましょう。
「家を建てて3年は気をつける」といわれるのはなぜ?
「家を建てて3年は不幸が続きやすい」話も、検索すると見つかります。
ただし、統計や文献などの根拠は、調べた範囲では見つかりませんでした。
一方で、新築後しばらくは、引っ越しや住宅ローンの返済開始、子どもの進学などが重なりやすい時期です。
生活が大きく変わる期間に何かが起こると、家と結びつけて記憶に残りやすくなると考えられます。
江原啓之さんの言葉で確認できること
このテーマを調べると、江原啓之さんの名前もよく目にします。
江原さんの名前が出てくると、つい信じたくなっちゃう!
ただし、家を建てることと身内の不幸の関係に江原さんが直接答えた書籍や番組は、調べた範囲では確認できませんでした。
ネット上には「江原さんはこう話している」とまとめた解説もありますが、出典が示されておらず、事実かどうかは定かではありません。
確認できたのは、TOKYO FM「江原啓之 おと語り」の相談回答です。
身内が立て続けに亡くなり、「鏡を持つ」という迷信が当たったのではと不安になった方に、次のように話しています。
「悲しい出来事があると、そういうジンクスについて考える気持ちはわかります。」
「縁起が悪いと思うのは、現世だから。魂は永遠だと思うと、縁起が悪いということはないんです。」
同じ回答のなかで、江原さんはスピリチュアルの視点から「偶然ではなく必然」とも述べています。
ただし、あくまで身内の不幸が続いた方への言葉であり、家を建てたこととの関係を述べたものではありません。
次の章では、不幸が重なって見える現実的な理由を見ていきます。
新築後に不幸が重なって見える5つの現実的な理由

新築のあとに不幸が重なって見える背景には、心身の負担や時期の重なりがあると考えられます。
ひとつずつ見ていきましょう。
打ち合わせや手続きによる心労・過労
注文住宅は、土地探しからハウスメーカー選び、間取りや設備の打ち合わせ、住宅ローンの手続きまで、決めることが多い買い物です。
金額も大きいため、判断の重さも負担になります。
休みのたびにモデルハウスや打ち合わせで予定が埋まり、睡眠不足や疲れがたまるよね。
体調を崩すきっかけが新築前後の疲れにある場合は、家そのものではなく、負担の大きさが影響していると考えられます。
土地探しからローンの手続きまで、決めることが多いので、気を張るのも自然です。
親世代など身内の年齢と偶然が重なりやすい時期
身内とひとことでいっても、両親や義父母、祖父母、きょうだい、おじ・おばと、思い浮かべる人はたくさんいます。
年齢が上がるほど、3年のあいだに亡くなる割合は高くなります。
たとえば、両親と義父母の4人が全員70歳と仮定すると、3年間で誰かに万一のことが起こる割合は約15%です。
※厚生労働省の「令和7年簡易生命表」をもとに計算
約15%は、およそ7家族に1家族にあたり、思ったより身近な割合なんですよ。
家を建てたかどうかにかかわらず、身内の不幸が3年のあいだに起こること自体は、統計のうえで珍しくありません。
引っ越しや環境の変化によるストレス
新築では、通勤や通学の経路、近所づきあい、生活のリズムが変わることがあります。
たとえば、子どもの学区が変わる、買い物の場所が変わる、近所へのあいさつ回りが増える、といった変化です。
新しい街に慣れるまで、ずっと気を張っていそう。
生活環境が変わった直後に体調を崩したり、家族のけんかが増えたりすると、新しい家のせいに見えやすいものです。
住宅ローンや間取りをめぐる家族間の衝突
フラット35を使った人の調査では、注文住宅にかかった資金は、世帯年収の6.9倍でした。
返済への不安が強いと、話し合いが感情的になりやすくなります。
親から資金援助を受ける場合や、同居の話が出る場合は、意見がさらに複雑になりがちです。
家族の関係がぎくしゃくすると、夫婦不和という形で表に出ることがあります。
不幸だけが記憶に残る心理
新築のあとは、不幸な出来事ばかりが印象に残り、家と結びつけて感じやすくなります。
一方で、何も起きなかった時期やよい出来事は、話題にのぼりにくく、記憶にも残りにくいものです。
問題なく暮らしている人は「何も起きなかった」とわざわざ話さないため、不幸の話だけが耳に入りやすくなる点も一因と考えられます。
家を建てる時期で気にされる3つの暦と日程の決め方

家を建てる時期は、厄年や暦を調べて決める人もいます。
よく気にされるのは、厄年、占いでいう天中殺・大殺界、暦の三隣亡の3つです。
日程は家族の予定を優先して決めるのが現実的ですが、気になる人もいるので、それぞれの意味と日程の決め方を解説します。
厄年に家を建てても大丈夫?
厄年に家を建てると不幸になる、という科学的な根拠は、調べた範囲では確認できませんでした。
厄年は体力や家庭環境、社会的な立場の転機にあたり、慎んで過ごす習わしがある年とされています。
参考までに、数え年での厄年の年齢は次のとおりです。
- 男性:25歳・42歳・61歳(42歳は大厄)
- 女性:19歳・33歳・37歳(33歳は大厄)
- 前厄・後厄:本厄の前後の年
厄年と重なったんだけど、延期したほうがいいのかな……。
延期を考える前に、気になる場合は、神社で厄祓いを受ける方法もあります。
天中殺・大殺界・三隣亡とは
厄年のほかにも、占いや暦に由来する言葉があります。
由来がそれぞれ異なるため、まず違いを確認しておきましょう。
| 言葉 | 由来 | 意味 |
|---|---|---|
| 厄年 | 神社の習わし | 数え年で決まる、慎んで過ごす年 |
| 天中殺 | 算命学などの占い | 運気が下がるとされる期間 |
| 大殺界 | 六星占術 | 運気が下がるとされる期間 |
| 三隣亡 | 暦注(暦) | 建築を避けるとされる日 |
天中殺と大殺界は、占いごとの考え方で決まる期間です。
科学的に確かめられたものではなく、占いの種類によって期間の数え方も異なります。
三隣亡は、この日に家を建てると近隣に火事が及ぶとされ、避けられてきた暦の考え方です。
占いの言葉がたくさんで、どれを気にすればいいの……?
三隣亡は、根拠のない俗信ともいわれているので、全部を気にしなくて大丈夫ですよ。
着工・引き渡し・入居を分けて考える
家づくりの日程は、着工・上棟・引き渡し・入居の4つに分かれます。
暦を気にする場合は、どの日を気にするのかを先に決めておくと整理しやすくなります。
たとえば、三隣亡は建築のなかでも棟上げを忌む考え方なので、上棟式の日が気になるケースがあります。
一方、入居の日は、大安などのよい日を選ぶ人もいます。
日程を決める優先順位の目安は、次のとおりです。
- 家族の予定(仕事・学校)
- 住宅ローンの実行日と、仮住まいの期間
- 工期と、ハウスメーカーの空き状況
- 気になる暦
暦を最後に置くのは、日程を延ばすと、仮住まいの家賃やローンの利息などの負担が増えることがあるためです。
どうしても日が合わないときは、お祓いやお清めで気持ちの区切りをつける方法もあります。
暦は4番目に置いて、家族の予定とローンを先に確認しましょう。
不安をやわらげる5つの対策

不安をやわらげるには、気持ちを整える対策と、現実の負担を減らす対策を組み合わせるのがおすすめです。
この章では、できる範囲から取り入れやすい5つを解説します。
地鎮祭・上棟式・厄払いで気持ちの区切りをつける
地鎮祭は、工事の安全と土地を使う人の繁栄を祈る儀式です。
施工会社が神社の手配まで任せられることが多く、費用は玉串料(初穂料)が3万〜5万円、お供え物や設営費などを含めた総額は6万〜12万円ほどかかります。
地鎮祭って、やらないとまずいのかな。
実施は任意で、地鎮祭をおこなわない人もいます。
上棟式は、家の骨組みが組み上がったときに、工事の無事を祈って関係者に感謝を伝える儀式です。
厄年と重なる場合は、神社で厄祓いを受ける方法もあります。
実際に家づくりを進めているフォロワーさんも、家を建てると不幸が起こるという噂を聞いて、不安を感じていました。
それでも、地鎮祭など安心できることを取り入れ、あとは自分たちの予定を優先して進めています。
地鎮祭をするかどうか迷う場合は、代わりの方法と費用・手順をこちらの記事「地鎮祭をやらない代わりの4つの選択肢は?費用・手順を解説」にまとめているので、参考にしてみてください。
資金計画に余裕を持たせる
資金面の不安は、夫婦の衝突や心労の大きな原因になります。
借りられる額ではなく、無理なく返せる額から考えることがポイントです。
次の費用も含めて、毎月の収支を試算しておくと安心です。
- 住宅ローンの返済額(金利が上がったときの返済額も)
- 固定資産税や火災保険料
- 修繕費の積み立て
- 引っ越しや家具・家電の購入費
- 教育費など、将来増える支出
家具や家電の購入費は見落としやすく、注文住宅を建てた世帯では平均159万円かかっています。
※国土交通省「令和6年度住宅市場動向調査」より
家具や家電は見落としやすい費用なので、あらかじめ予算に入れておくと慌てずにすみますよ。
家族で優先順位を話し合う
家づくりでは、間取り・予算・立地など、家族ごとに譲れないものが違います。
意見が割れたまま進めると、あとから不満が出やすいものです。
話し合うときは、次の順で進めると整理しやすくなります。
- それぞれが譲れないものを3つまで挙げる
- 予算の上限と、毎月の返済額の目安をそろえる
- 家族がそれぞれ不安に感じていることも出し合う
夫婦で意見が割れると、全部がいやになりそう。
譲れないものを3つに絞ると、話し合いが進みやすいですよ!
夫婦の衝突を防ぐ具体策は、次の記事でも解説しています。
親世代の健康や将来の同居を見すえておく
親世代の健康や将来の暮らし方は、家づくりの前に家族で共有しておきたいポイントです。
家づくりを進めるあいだにも、親世代の体調や暮らしが変わることがあります。
万一のときに慌てないよう、次の点を確認しておくと安心です。
- 親の年齢や持病、通院先
- 将来の同居や近居の希望
- 介護が必要になったときの方針と費用の分担
- 急な連絡が入ったときの動き方(仕事や家事の分担)
同居の可能性がある場合は、1階に寝室をつくれる間取りにするなど、あとから変えにくい部分を先に考えておくと役立ちます。
工期と引っ越しに余裕を持つ
工期は、天候や資材の都合でずれることがあります。
引き渡しの日を決めるときは、予定より遅れても困らないよう、余裕を持たせておくと安心です。
次の3点を押さえておくと、慌ただしさを減らせます。
- 引き渡しから入居まで、手続きや不具合確認に使える期間をつくる
- 仮住まいは、工期が延びても更新できる契約にしておく
- 引っ越しの前後は、仕事の予定を軽くしておく
疲れがたまると判断力も落ちるため、新生活の最初の数週間は、予定を詰め込みすぎない工夫をしましょう。
引き渡しから入居までに余白をつくり、疲れをためないことが大切ですよ。
予算の目安や間取りは、複数社を見比べると判断しやすくなります。
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不幸になる不安から失敗しやすい3つのNG行動

不安が強いときほど、判断を急いだり、お金で安心を買おうとしたりしがちです。
この章では、避けたい3つの行動を解説します。
不安のまま契約を急ぐ
縁起のよい日に合わせたい、営業担当に勧められた、早く安心したい。
そんな理由で、契約を急ぐ人もいるようです。
ただ、焦って1社だけで決めると、価格や間取りを比べられず、あとから後悔する原因になります。
契約の前に、次の3点を確認しておくと落ち着いて判断できます。
- 複数社の見積もりと間取り案を見比べたか
- 工期・引き渡し日・金額が、書面ではっきり確認できるか
- 契約日を暦だけで決めていないか
占いやお祓いに高額を払ってしまう
不安な気持ちにつけ込む勧誘にも、注意が必要です。
「悪い霊がついている」などと不安をあおって、高額な祈祷や開運グッズを勧める手口もあります。
家を建てるなら、これを買ったほうがいいって勧められたよ。
高額な祈祷の勧誘は別もので、神社でおこなう地鎮祭や厄祓いとは違います。
その場で契約を迫られたときは、いったん持ち帰って家族に相談すると安心です。
不幸があるたびに家のせいだと考える
何かが起こるたびに「家のせいかもしれない」と考えると、気持ちが張りつめたままになってしまいます。
大切な人を亡くしたときは、原因を探したくなるものです。
ただ、家を建てたことと身内の不幸を結びつけて、自分を責めすぎなくて大丈夫です。
全部を家のせいにしなくていいんだと思うと、少し楽かも。
家を建てたあとに良くないことが起きても、家族に気持ちを話すだけで、少し気持ちが軽くなりますよ。
家を建てると不幸が起こるに関するよくある質問

家を建てると不幸が起こることに関して、よく寄せられる質問をまとめました。
地鎮祭をしないと不幸が起こりますか?
いいえ、地鎮祭をしなかったことで不幸が起こるという根拠は、調べた範囲では確認できませんでした。
地鎮祭の実施は任意で、おこなわない人もいます。
気になる場合は、代わりになる方法もあります。
- セルフ地鎮祭(自分たちでお清めをおこなう)
- 神社での社頭祈願(建築奉告祭)
- 入居前のお清め
- 鎮め物だけを神社に依頼する
自分に合った方法で、気持ちの区切りをつけておくと安心ですよ。
家を建てると病気になるといわれるのはなぜですか?
新築の家では、建材や家具から出る化学物質が原因の一部とされる「シックハウス症候群」で、目のチカチカや頭痛が起こることもあります。
入居後は、次の点を意識しておくと安心です。
- 24時間換気は止めずに使う
- 新しい家具を取り入れる場合は、使い始めに窓を開けて空気を入れ替える
- 建材の等級(F☆☆☆☆)は、契約前に確認する
- 症状が続くときは、医療機関に相談する
建て替えや購入でも同じことが起こりますか?
建て替えや購入でも同じ噂が語られることはありますが、不幸が起こるという根拠は確認できていません。
さらに、住宅ローンの返済が始まったり、家族の意見が食い違ったりすることもあります。
負担が重なる時期は、新築と同じように感じる人もいます。
新築かどうかより、心労や環境の変化といった負担をどう減らすかを考えておくと安心ですよ。
身内に反対されたまま、家づくりを進めても大丈夫ですか?
反対の理由を確かめて、不安に対処できていれば、進めること自体は問題ありません。
反対の理由が、不幸の噂なのか、資金なのか、同居なのかで、対応が変わります。
理由に合わせて、次のように進めると話がまとまりやすくなります。
- 噂が理由のとき:地鎮祭や厄祓いに参加してもらい、気持ちの区切りを共有する
- 資金が理由のとき:返済計画を見せて、無理のない範囲だと説明する
- 同居や近居が関係するとき:将来の暮らし方を先に話し合う
- 話し合っても折り合わないとき:候補のハウスメーカーの担当者にも同席してもらい、家族で説明を聞く
反対の理由を聞いておくと、関係を保ちながら進めやすくなりますよ。
家を建てると不幸が起こる不安は、理由と対策を知ればやわらげられる

家を建てると身内に不幸が起こるといわれる背景には、時期の重なりや心身の負担があると考えられます。
この記事のポイントは、次のとおりです。
- 不幸が重なって見えるのは、家が原因というより、心労や環境の変化、身内の年齢など、偶然が重なりやすい時期だから
- 江原啓之さんが家と不幸の関係に直接答えた発言は、調べた範囲では確認できなかった
- 厄年や三隣亡などの暦は、気にしすぎず、日程は家族の予定を優先する
- 不安をやわらげるには、気持ちの区切りをつけつつ、無理のない資金計画と家族の話し合いを進めておく
不安を感じること自体は、おかしなことではありません。
大きな買い物だからこそ、気になることが増えるのは自然です。
不安の理由がわかり、できる範囲で備えていけば、気持ちは少しずつ落ち着いていきます。
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