住宅展示場の見学だけしたいんだけど、迷惑にならないかな?
見学だけでも大丈夫だけど、注意点や懸念点は押さえておいたほうがいいよ!
そこで今回は、Instagramのフォロワー数30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が、住宅展示場は見学だけを目的に行ってもよいのかを解説します。
さらに、暇つぶしで行く際の懸念点や、見学だけするメリット・デメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読めば
わかること
「マイホーム購入を考えたら、まずは住宅展示場に行ったほうがよい」と思っていませんか?
住宅展示場のモデルハウスは、オプション設備が充実していて標準仕様よりも高額ですが、予算感覚がないと「これくらいが普通なんだ」と勘違いしてしまいます。
その結果、高額な契約を結び、無理なローンを組むリスクにつながる可能性も…。
このようなリスクを避けるためには、事前に家づくりの知識を身につけておくことが大切です。
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住宅展示場ってどんなところ?

住宅展示場とは、ハウスメーカーや工務店が、自社の家づくりの特徴をお客さんに知ってもらうために建てた、モデルハウスが立ち並ぶ場所のこと。
住宅展示場の規模によって数はさまざまですが、5~20件程度のモデルハウスが並んでいます。
また、モデルハウスには営業マンが駐在しているので、家づくりに関する質問をしたり、設備の詳しい説明を聞いたりもできます。
家づくりの情報収集にピッタリの場所なんだね!
魅力は多い一方で、懸念点や注意点もあります。
次項で詳しく解説するので、ぜひ読み進めてみてください。
住宅展示場は見学だけでもOK!暇つぶしで行く際の5つの懸念点

住宅展示場って、見学だけを目的に行っていいの?
結論、見学だけを目的に行っても問題ありません。
見学だけを目的にする場合、懸念点も出てきますよね…!
ここでは、見学だけを目的に行く方がよく懸念するポイントを、以下5つ紹介します。
それぞれ詳細を見てみましょう。
懸念点①家を買う予定がなくても大丈夫?
「家を買う予定がないのに、見学して迷惑にならない?」と心配な方も多いはず。
結論、住宅展示場は、家を買う予定がない方が見学しても大丈夫です。
現時点では家を買う予定がなくても、モデルハウスを見て魅力を感じてもらうことに意味があるので、ハウスメーカーからも歓迎されるでしょう。
懸念点②イベント目当ての見学でもよい?
住宅展示場では、子ども向け・家族向けのイベントを定期的に開催しています。
「イベント目当てでモデルハウスを見学してもいいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
イベントはあくまでも集客のツールで、来場者全員が家を買うのが目的ではないことをハウスメーカー側もわかっているため。
住宅に興味がない方も含めて、人を集めるのが目的なので、イベント目当てでもまったく問題ありません。
以下の記事では「住宅展示場にイベント目当てで行ってもよいのか?」や、訪問時の注意点・マナーを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください▼

懸念点③まわり方がわからなくても迷惑にならない?
「住宅展示場に行くのが初めてで、まわり方がわからなくて心配…」という方もいるでしょう。
そのため、初めての方でも心配ありません。
ただし、混雑しやすい日時やイベントのような、人が多いタイミングだと、まわり方に制限がかかる可能性があります。
まわり方が決められている場合は、営業マンから案内があるはずなので、指示に従いましょう。
懸念点④小さい子どもと行ってもよい?
結論、住宅展示場は小さい子どもと行っても大丈夫です。
住宅展示場ではさまざまなイベントを開催していますが、以下のように子ども向けのイベントも多い傾向に。
- ワークショップ
- 子ども撮影会
- キャラクターショー
- お菓子つかみ取り
- ガラポン抽選会
- ふわふわドーム
つまり、ハウスメーカー側も”小さなお子さんとの来場を歓迎している”ということ!
懸念点⑤予約なしで行っても大丈夫?
モデルハウスによっては、見学時の予約が必須だったり、混雑時に予約のお客さんのみに制限したりするケースも。
このような場合は、予約なしで訪問すると見学できません。
せっかく足を運んでも、見学できないってショック…。
ムダ足を避けたい方は、事前予約をして住宅展示場に行ったほうがよいでしょう。
住宅展示場を見学だけする際の5つの注意点

ここでは、住宅展示場を見学だけする際の、以下5つの注意点を解説します。
注意点を知らずに見学に行くと、自分が損したり、迷惑をかけたりする危険性があるので、しっかり把握しておきましょう。
注意点①営業マンのペースに流されやすい
家づくりの知識がない段階で、住宅展示場を見学するのはおすすめできません。
営業マンの巧みなセールストークに、乗せられてしまう可能性が高くなるからです。
家づくりに詳しくない人は、最初に出会った営業マンの話を「住宅の常識」と思い込んでしまうことが多いです。
モデルハウス内では、優しく説明をしてくれますが、あくまでも家を売るために必死ですからね!
住宅展示場に行く前に、家づくりの知識を身につける方法なんてあるの?
事前に家づくりの知識をつけたい方は、一括見積もりサイト「タウンライフ家づくり」の利用がおすすめです。
「タウンライフ家づくり」は、スマホでたった3分の質問に答えるだけで、複数のハウスメーカーから資料を取り寄せられるサイト。
資料には、家づくりに必須の以下の情報が載っています。
- 各ハウスメーカーの見積もり
- 理想の暮らしに合わせた間取りプラン
- さまざまな家の写真を参考にしたサンプルカタログ
複数のハウスメーカーを比べると、適正価格が判断できたり、自分に合った設備や内装などの方向性を決められたりしますよ!
適正価格や自分の方向性がわかると、営業マンのセールストークに流されるリスクも減りそうだね!
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注意点②混雑しやすい日時は避ける
見学だけを目的に住宅展示場に行く場合は、混雑しやすい日時を避けましょう。
混雑しやすい日時の営業マンは「家づくりを本気で考えている人」を優先して対応します。
さらに、予約しているお客さん以外の見学を制限する場合も。
それは困るね…。住宅展示場って、いつが混みやすいの?
見学だけの場合は混雑を避けるために、平日や午前中に訪問するのがおすすめです。
注意点③最低限のマナーを守る
モデルハウスにはほかのお客さんもいるので、最低限のマナーを守りましょう。
マナーが悪いと、そのハウスメーカーが気になったとしても、営業マンから相手にされない可能性もあります。
モデルハウスでは、どんなマナーに気をつけたらいいの?
モデルハウスを見学するときに心がけるマナーは、以下のとおり。
- 声の大きさに配慮する
- 丁寧な言葉遣いをする
- 写真を撮るときは許可を得る
- モデルハウス内で飲食をしない
- 子どもが備品を傷つけないようにする
- 見学が終わったあとにお礼を伝える
営業マンにしっかり対応してほしい方は「自分の要望ばかりを話さない」「答えにくい質問ばかりしない」の2点にも気をつけましょう。
以下の記事では、住宅展示場で営業マンに相手にされない人の特徴を紹介しているので、しっかり相談したい方は、ぜひ参考にしてみてください▼

注意点④予約が必須の場合がある
このような場合は、予約をせずに訪問するとムダ足になってしまいますよ…。
ムダ足になるのを避けるために、予約が必要かどうかを事前に調べておきましょう。
住宅展示場の公式サイトで、予約の必要性や営業時間など詳細を確認できます。
注意点⑤見学だけの旨を担当者に伝える
モデルハウスの見学だけが目的の場合は、営業マンに設備の説明をしてもらいながら見てまわるのがイヤな方も多いはず。
モデルハウスにいる営業マンは、”家を買ってくれる可能性の高いお客さん”に時間を使いたいと考えています。
「現時点で家を買う予定はない」とあらかじめ宣言しておけば、長々と対応される心配もないでしょう。
見学だけしたいって先に伝えておいたほうが、お互いにとっていいんだね!
住宅展示場を見学だけする5つのメリット

ここでは、住宅展示場を見学だけするメリットを、以下5つ解説します。
それぞれ詳細を見てみましょう。
メリット①複数社のモデルハウスを同時に見学できる
住宅展示場を訪れると、複数のモデルハウスを同時に見学できます。
各メーカーの設備や間取りへのこだわりを見たり触れたりすると、特徴の違いを判断できるようになりますよ!
また、複数のハウスメーカーのカタログを一気に集められるのもメリットです。
気になるハウスメーカーが集まっている住宅展示場だったら最高だね!
メリット②家族向けイベント・特典が充実している
住宅展示場では、定期的に家族向けイベントが開催されたり、予約の特典が用意されたりします。
子どもが1人で楽しめるものから、親子で一緒に楽しむものまで、内容もさまざま!
また、事前に予約して訪問すると、予約者限定の特典や景品がもらえるケースもあります。
楽しめるだけじゃなくて、予約をすれば特典がもらえるかもしれないんだ!
メリット③家づくりの知識が身につく
家づくりの知識が身につくのも、住宅展示場に行くメリット。
とくに、住宅展示場に並ぶモデルハウスは、お客さんに自社の魅力を感じてもらえるように、さまざまな工夫がされています。
- 技術や性能の魅力を伝える工夫
- 実用性や快適さをアピールする工夫
- 見た目の印象をよりよく見せる工夫
モデルハウスを見る中で、取り入れたいと感じたものをメモするのもおすすめ!
メリット④将来のライフスタイルを考えるきっかけになる
住宅を購入する予定がなくても、モデルハウスを見学すると、将来のライフスタイルを考えるきっかけになります。
家族で見学すると、以下のようなライフスタイルの話ができるでしょう。
- 落ち着いた雰囲気の内装がいい!
- この設備は絶対にほしい!
- リビングの間取りは広いほうがいいかも!
- キッチンから子どもを見守れる間取りにしたい!
- 共働きだから家事導線は工夫したい!
最新の家づくり情報を得られたり、家族のライフスタイルへの考え方を知れたりするきっかけになります。
各メーカーのモデルハウスを見学すると、将来の話で盛り上がりそうだね!
メリット⑤ハウスメーカーごとの特徴・雰囲気がわかる
見学するだけでも、ハウスメーカーごとの特徴や雰囲気を理解するきっかけになります。
モデルハウスの目的は、お客さんに自社のこだわりを理解してもらうことなので、オプションも豊富で特徴がわかりやすい傾向に。
また、営業マンや社員とのコミュニケーションの中で、ハウスメーカーの社風や雰囲気も感じられます。
住宅購入の予定がない段階で見学すると、先入観なく自分に合ったハウスメーカーを判断できますよ!
住宅展示場を見学だけする3つのデメリット

ここでは、住宅展示場を見学だけするデメリットを、以下3つ解説します。
それぞれ詳細を見てみましょう。
デメリット①現実との違いが大きい
住宅展示場に並ぶモデルハウスは、お客さんに魅力を感じてもらえるように、さまざまな工夫がされています。
基本的には、各ハウスメーカーの上位モデルになっており、魅力的なオプションがたくさんついているケースがほとんど。
現実で建てられるマイホームとかけ離れすぎているので、参考にしすぎないようにしましょう。
モデルハウスを見学する際は、工夫がたくさんされているために、現実との違いが大きいことを考慮しておきましょう。
気になる装備があれば、営業マンに「これは標準ですか?オプションですか?」と質問してみてください!
デメリット②営業の連絡がくる可能性がある
住宅展示場を見学すると、後日から営業の連絡がくる可能性があります。
ただ見学するだけで、しつこい営業されるのはイヤだよ…。なにか対策はないの?
営業マンは、アンケートに書いた電話番号やメールアドレスなどの情報をもとに、営業活動をします。
見学したハウスメーカーに魅力を感じない場合は、アンケートへの回答を断りましょう。
アンケートの回答を断りづらい方は、名前や住所、メールアドレスなどの個人情報を書かないようにすればOK!
デメリット③詳しい話を聞けない可能性がある
住宅展示場のモデルハウスにいる営業マンは、あくまでも家を売るために接客をしています。
家を売るのに必死な営業マンは、住宅購入を検討しているほかのお客さんを逃がしたくないですからね!
じゃあ、家を買う予定がある雰囲気を出しておけば、話を聞けるんじゃない?
住宅購入の意思を示すと、営業マンにちゃんとした対応をしてもらえる可能性は高くなりますが、しつこい営業の連絡がくるようになるかもしれません。
そのため、家を買う予定がないのであれば「見学だけしたい」と、正直に伝えたほうがよいでしょう。
住宅展示場を見学だけする際の事前準備3つ

ここでは、住宅展示場を見学だけする際にしておくべき、以下3つの事前準備を紹介します。
事前準備をしっかりしておくと、見学がより有意義になるので、それぞれ詳細を把握しておきましょう!
準備①家づくりの知識を身につけておく
住宅購入の予定もなく、ただ見学したい場合でも、家づくりの知識を身につけておきましょう。
家づくりの知識がまったくない状態でモデルハウスを見学すると、営業マンのペースに流されやすいからです。
モデルハウスにいる営業マンは、家を売るプロなので、巧みなセールストークで住宅の魅力を伝えてきますよ!
事前に家づくりの知識を身につけておくと、営業マンの話を冷静に聞けるようになります。
でも、どうやって家づくりの知識を身につければいいの?
「タウンライフ家づくり」で、まとめて取り寄せた資料を比較すると、以下の知識が身につきます。
- 住宅の適正価格
- ハウスメーカーごとの特徴
- 理想の暮らしに合わせた間取り
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準備②見学に適した持ち物・服装を確認しておく
真剣さが伝わるような持ち物・服装を確認して、準備しておきましょう!
家づくりの姿勢が伝わる身なりで行くと、営業マンからより有益な情報を得られる可能性も。
住宅展示場の見学に適した服装の例は、以下のとおりです。
- 清潔感のある服装
- キレイな靴下
- 脱ぎ履きしやすい靴
また、大事なポイントを覚えておけるような物を持っておいたほうがよいでしょう。
展示場に持って行くべき持ち物なんてあるの?
- メモ帳
- 筆記用具
- カメラ(スマホでOK)
- スケール(メジャー)
- 小さめのバッグ
これらを持っていくと、家づくりで参考になるポイントを記録して、振り返りができますよ!
準備③見学するハウスメーカーを決めておく
住宅展示場を訪れる前に、見学するハウスメーカーの候補を決めておきましょう。
モデルハウスの見学は、1軒あたりの滞在時間が1〜1.5時間かかるといわれています。
つまり、1日中巡っても見学できるのは、4〜5軒程度。
大型の住宅展示場だと20軒以上のモデルハウスが並んでいるので、候補を決めておかないと悩んでしまうかもしれません。
ただでさえあまり巡れないのに、悩む時間はもったいないね!どのくらい候補をしぼっておけばいいかな?
住宅展示場を見学だけするときの所要時間と流れ

モデルハウス1軒あたりの所要時間は、約1〜1.5時間といわれています。
営業マンの話を聞かなかったり、アンケートの記入を断ったりすると、1軒あたり30分前後で巡れるかもしれません。
意外と時間かかるんだね!住宅展示場を見学するときの流れって、どんな感じなの?
見学する際の一般的な流れは、以下のとおりです。
- 総合案内所でマップをもらう
- 事前アンケートに答える
- モデルハウスを見学する
まずは、総合案内所で全体図がわかるマップをもらいます。
お手洗いや授乳室の場所もマップに記載されているので、小さな子どもがいる方は確認しておきましょう。
気になるハウスメーカーのモデルハウスを訪問すると、事前アンケートを求められます。
見学だけの場合は、最初に伝えてアンケートを断りましょう。
モデルハウス内は、基本的に自由に見学できます。
どのハウスメーカーもモデルハウスはグレードを高くしているので、魅力を感じてもらえるようなアイデアが満載。
そのため、将来のライフスタイルを想像しながら仕様を参考にするのがおすすめ◎
各ハウスメーカーのアイデアが詰まってるなら、メモできるものを持って行ったほうがよさそうだね!
住宅展示場の見学に関してよくある質問

ここでは、住宅展示場の見学に関してよくある質問を紹介します。
住宅展示場のモデルハウスの見学は予約なしで行ける?
ただし、一部の住宅展示場では、予約が必須になっているケースもあるので気をつけましょう!
そのため、公式サイトで情報を確認してから行くのがおすすめ。
予約なしで住宅展示場を見学する場合は、そのほかにもいくつか注意点があります。
以下の記事では、住宅展示場を予約なしで見学する際の注意点や、メリット・デメリットを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください▼

「住宅展示場に行ってはいけない」といわれるのはなぜ?
「住宅展示場に行ってはいけない」といわれる理由は、以下のとおりです。
- 予算感がわからなくなる
- 営業マンに流されやすい
- 現実的な家づくりの情報は得がたい
家づくりの知識がないと、住宅の適正価格が判断できずに、ムリな予算で家を買ってしまう危険性もあります。
営業マンは家を売るプロなので、詳しくない人ほど話を魅力的に感じてしまいますよ…。
以下の記事では、「住宅展示場に行ってはいけない」といわれる7つの理由を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください▼
>>「住宅展示場に行ってはいけない」といわれる7つの理由とは?行く前の準備や注意点も解説!
見学だけ・暇つぶしが目的でも家づくりの知識は身につけておこう!

本記事では「住宅展示場は見学だけを目的に行ってもよいのか?」を解説しました。
結論、住宅展示場は、見学だけを目的に行っても大丈夫です。
見学だけをしたい方によくある、5つの懸念点は以下のとおりです。
住宅展示場は、見学だけを目的に行っても大丈夫ですが、以下5つの点には注意しましょう。
とくに、家づくりの知識がない人は、営業マンの話に流されやすいので、気をつけましょう。
このような事態を避けるために、見学の際は以下3つの準備をしておきましょう。
住宅の適正価格や設備・間取りの基本情報を知っておけば、営業マンの話に流されるリスクも少なくなります。
でも、どうやって事前に家づくりの知識を身につければいいの?
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