5000万円の住宅ローンを組もうと考えている方には、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
- 5000万円の住宅ローンを組むために必要な年収は?
- 5000万円の住宅ローンを返済するためのコツはある?
- 住宅ローンの返済が苦しくなった場合の対策法は?
5000万円の住宅ローンを組む際は、さまざまな不安を抱える方も多いです。
5000万円の住宅ローンは何年ぐらいで返済できるの?
ちゃんと返済計画を立てて借りないと生活が苦しくなりますよ!
今回はインスタフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が『5000万円の住宅ローンの返済』について詳しく解説します。
この記事を読めば…
- 5000万円の住宅ローンを組むための年収がわかる
- 5000万円の住宅ローンを無理なく返済するためのコツがわかる
- 住宅ローンの返済が苦しくなった場合の対策がわかる
住宅ローンを5000万円組むための世帯年収は?
5000万円の住宅ローンを組む場合いくら必要なんだろう…?
ちゃんと返済の金額や期間を考えて借入をすることがポイントです!
以下では、住宅ローンを組む際の年収の目安を紹介します。返済比率をもとに住宅ローンの借入額を計算してみましょう。
住宅ローンの借入可能額の目安
住宅ローンの借入可能額の目安は、世帯年収の7〜10倍程度といわれます。
例えば、現在の世帯年収が500万円の場合住宅ローンの借入可能額の目安は3500万円〜5000万円程度となります。
住宅ローンを組む際は返済比率が重要
世帯年収に占める住宅ローン返済額の割合を示す数字を返済比率といいます。
返済比率が低い住宅ローンほど家計に余裕ができ、安心感のある返済計画が立てられます。
例えば、世帯年収1000万円の家庭が毎年250万円の住宅ローンを返済する場合、25%の返済比率となります。
たしかに返済比率が低いと毎月の生活で使える金額が多くなるため生活に不安を抱える心配がいらないね!
どの程度余裕が持てるかを考えて住宅ローンを組むことも大切です!
住宅ローンの返済比率は、借入の際の審査においても重要です。返済比率があまりにも高いと審査が通らない場合があります。
一般的に無理のない返済比率は25%とされるので参考にしてください!
5000万円の住宅ローンを組むための世帯年収の目安
ゃあ、5000万円の住宅ローンを組もうと思ったらどれくらいの世帯年収が必要なの?
5000万円の住宅ローンを組むための世帯年収の目安は、700万円以上です。
ただし、700万円は、あくまで最低限の世帯年収の目安となるため、返済期間や金利によっては返済比率が高くなり生活が厳しくなる場合もあります。
返済期間別のおおよその毎月返済額は35年返済の場合は約15万円、25年返済の場合は約20万円程度です!
毎月の手取りから返済額を考えて、返済比率をもとに住宅ローンの期間を考えましょう。
5000万円の住宅ローンはきつい?返金がきつくなる原因6選
住宅ローンの借入時は収入に余裕があっても、生活を送る中で住宅ローンの返済がきつくなる場合があります。
住宅ローンの返済が苦しくなる主な原因は以下の6つ。
5000万円の住宅ローンを組む場合は様々なライフイベントを考えて借入する必要がありそうだね…
住宅ローンの返済がきつくなるそれぞれの原因を確認しましょう。
住居費以外の出費がかかる
住宅費以外の光熱費などの出費も返済が厳しくなる原因です。
最近は電気代などがどんどん高くなってるから、正確な数字を把握しておかないと危ないね!
その他にも住宅を購入すると、以下のような固定費もかかります。
固定資産税 | 物件評価額の1.4%程度/毎年 |
都市計画税 | 物件評価額の0.3%程度/毎年 |
町内会費 | 数百~千円程度/毎月 |
室内の修繕費 | 実費(不具合が生じた場合) |
住宅購入後にかかる固定費も考慮して住宅ローンを組む必要があります!
子どもの教育費が生活を圧迫する
住宅ローンは、住宅の購入を考える30代〜40代の方が組む割合が多いです。
その際に注意しなければならない点は、子どもの教育費。
30代〜40代の頃に住宅ローンを組んだ時は子どもが小さく教育費も少ないですが、子どもが成長すると教育費の負担が増えます。
教育費ってそんなにかかるんだ!?
住宅ローンを組む場合は教育費の負担も考慮しておく必要があるね!
増税で支出が増える
増税により支出の増加も住宅ローンの返済がきつくなる原因です。
消費税は、1997年に5%、2014年に8%、2019年10月には10%と段階的に上昇傾向にあります。
今後も消費税を含めてさまざまな税金の増税が予想されているよ!
増税による支出の増加も住宅ローンの返済の負担ね。
失業や減給で世帯の収入が減る
住宅ローンは、借入時の年収をもとに借入金額が決まります。
そのため失業や減給で年収が大きく低下すると、住宅ローンの支払いが厳しくなる場合があります。
通常、住宅ローンは収入の2〜3割程度が一般的よね。
失業や減給で収入が大きく減少すると月々の生活費の内、返済金が占める割合が増えます。
月の収入の3割以上が住宅ローンの返済に必要になるとローンを返すのが厳しくなると言われています!
病気や事故で世帯の収入が減る
住宅が減るのは失業や減給だけではありません。
急な病気や事故で働けなくなってしまうと、世帯の収入が減少するため住宅ローンの支払いが苦しくなります。
フリーランスのような働き方の場合、直に収入に影響するわね。
そのため、もしもの病気や事故に備えて、生命保険に入っておくこともおすすめです。
生命保険に加入していれば、保険料で収入減を抑えられます。
単身赴任となってしまう
単身赴任となってしまう場合も家計の支出が増えるため、住宅ローンの返済が苦しくなります。
いつ会社から辞令が出るかわからないから結構なリスクとも言えるね…
国内の各地域に部署がある会社は単身赴任になることも予想しておかないといけないよ!
単身赴任先でのアパートの賃料や光熱費、食費費など家庭の生活費がダブルで発生するため負担が増加します。
世帯年収が変わらなくとも、単身赴任により支出が増加すると住宅ローンの返済が苦しくなるため注意しましょう。
5000万円の住宅ローンを返済するためのポイント5選
住宅ローンを返済するためのポイントを5つ紹介します。各ポイントを考慮することで無理なく5000万円の住宅ローンを組めます。
それぞれのポイントの詳細を紹介していきます。
頭金を用意しておく
住宅ローンを組む際は、できるだけ頭金を多く用意しておくことで返済がしやすくなります。
税金・諸経費も考慮する
5000万円の住宅を購入するためにかかる費用は住宅ローンの返済だけではありません。
住宅ローンの返済だけでなく、さまざまな税金や諸経費も考慮しておく必要があります。
住宅を購入すると以下の税金、諸経費が必要となるよ!
印紙税
不動産取得税
登録免許税
融資事務手数料
ローン保証料
仲介手数料
団体信用生命保険料
火災保険料・地震保険料
管理費・修繕積立金(マンション購入の場合)
これらの税金・諸経費で物件価格の1割ほどになるため注意が必要です。
また、家計簿をつけて家庭のおおよその生活費を把握しておくことが住宅ローンを返済するためのコツと言えるでしょう。
住宅ローン控除を活用する
住宅ローン控除とは、年末時点のローン残高に対し、0.7%の金額が所得税から控除される制度のことです。
例えば、年末時点での住宅ローンの残高が2000万円の場合、0.7%分の14万円が戻ってくる計算となります。
2022年4月の法改訂によって住宅ローン控除を受けられる借入限度額は以下のように決められたから注意です!
- 一般の新築住宅3000万円
- 認定住宅5000万円
住宅ローン控除を有効に利用してローンを返済していきましょう。
定年までに返済できるか考える
住宅ローンを組む際は定年までに返済できるかを考えておくことも大切です。
定年後はこれまで通りの収入がなくなるため、返済が苦しくなる傾向にあります。
定年後も住宅ローンの返済があると生活を大きく圧迫するね…
住宅ローンを無理なく返済するためには、できるだけ安定的な収入が見込める定年前に返済しておくことポイントです!
自分にあった金利タイプを選択する
住宅ローンを組む際の金利タイプの選択もローンを無理なく返済するためのポイントです。
代表的な金利タイプは「変動型」「固定金利選択型」「全期間固定型」の3タイプです。
金利タイプの違いによっても毎月の返済額が変わるため注意が必要ね。
各金利タイプにはメリットとデメリットがあるためあらかじめ詳細を確認して選択する必要があります!
固定金利と変動金利の違いやおすすめの人の特徴が知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
住宅ローンの返済が苦しくなった場合の対策
5000万円の住宅ローンを組むと、予期せぬ事態が起こった際に返済が苦しくなる場合があります。
住宅ローンの返済が苦しくなったらどうすればいいのだろう?
もしもの場合は以下の3つの対策法がおすすめだよ!
それぞれの対策法を確認していきます。
支出の見直しをする
家計簿を見直して支出を削減することがもっともお手軽にできる対策法です。
家計簿を見直して不必要な費用を削減することで、支出を減らして住宅ローンの返済へ回すことができます。
加入している生命保険の見直しや電力会社との契約プランの見直しなど、節約できる支出がないかを確認しましょう。
住宅ローンを借りている金融機関に相談する
各金融機関には住宅ローンの支払い、返済についての相談窓口があります。
失業や病気などの理由により収入が大幅に減少し住宅ローンの返済が難しい場合は、金融機関の窓口で返済期間を延長してもらえないか相談しましょう。
以下のような理由の場合は返済条件の変更ができる可能性があるのよ。
- 会社の倒産による解雇
- 親会社の倒産による連鎖倒産
- 営業不振による倒産(自営業の場合)
- リストラによる転職・退職
- 給与・ボーナスカット
- 受注減少による収入減
もしもの場合は、金融機関に相談することがおすすめですよ!
共働きや副業をする
夫婦のどちらかしか働いていない場合、共働きをすることで家計の収入が大幅に増えます。
また、近年ではインターネットを利用した在宅での副業も一般的となりました。
2人で働いて収入を増やせば住宅ローンの支払いも何とかなりそうだね!
小さな子どもがいる場合でも、インターネットを利用した在宅ワークであれば仕事できる方もいるのではないでしょうか?!
住宅ローンの返済が苦しくなったら、どうすれば収入を増やせるのか検討することも大切です。
住宅ローンの借入は慎重に検討しよう!
5000万円の住宅ローンを組む場合は、綿密な返済計画を立てることが大切です。
住宅ローンを組む時は返済に余裕があったとしても、以下のような理由で返済が苦しくなる場合があります。
- 住居費以外の固定費がかかる
- 子どもの教育費が生活を圧迫する
- 増税で支出が増える
- 失業や減給で世帯の収入が減る
- 病気や事故で世帯の収入がへる
- 単身赴任となってしまう
あらかじめ先を見越して借入をしましょう。
住宅ローンを組む際は色々と考えて借入しないといけないね
病気や事故、失業などいつ何が起こるかわからないから注意が必要です!
なお、住宅ローンを組む際はお金のプロであるFPに相談しましょう。さまざまなシチュエーションを想定した、自分に合ったアドバイスがもらえます。
お金に関するご相談をするなら「マネードクター」がおすすめです。
「マネードクター」を利用すれば、お金のプロフェッショナルであるFPが1対1であなたに合った住宅ローンを見つけてくれます。
相談場所は自宅やカフェでも可能ですので、気軽に相談してみましょう!
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