「地震保険にも入ったほうがいい」って聞いたんだけど、本当に必要なのかな?
「地震大国」とも言われる日本。
毎年のように、地震による大損害がニュースで放送されていますよね。
せっかく新築の注文住宅を建てても、地震の被害に遭ってしまったら、これからの生活に困ることでしょう。
地震のリスクが高い日本では、地震保険を検討することも大切です!
今回は、SNS総フォロワー20万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が、『地震保険のメリット・デメリットと加入方法』を解説しました。
地震保険に加入するか悩んでいる方は、ぜひご覧ください!
この記事を読めば…
- 地震保険が必要かどうかわかる!
- 地震保険のメリット・デメリットがわかる!
- 地震保険の加入方法がわかる!
地震保険の必要性を加入率と費用面から解説
地震保険とは、地震や噴火、津波によって住居や家財の損害を受けた場合に、生活を立て直すための資金を補償してもらえるもの。
特に2011年の東日本大震災以降、地震保険の需要が高まっており、加入を検討する方も増えています。
ここでは、地震保険の特徴を解説しました。
民間の保険会社と国が共同で運営している
地震保険は、国と民間保険会社が共同で運営しています。
理由としては、民間の保険会社だけでは支払いの履行に限界があるため。
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住居が全壊したときの保険金は高額になりますが、それでも地震保険を低廉な価格で提供できているのは国が関与しているおかげと言えるでしょう。
地震保険の補償内容
地震保険の対象となるのは、「住居用の建物」と「住居内に収容されている家財」です。
補償される金額は、以下の「地震保険損害認定基準」にしたがって決定されます。
【住居の場合】
- 全損:建物の50%以上が損害/建物の延床面積の70%以上が焼失・流失
- 大半損:建物の40〜50%が損害/建物の延床面積の50〜70%が焼失・流失
- 小半損:建物の20〜40%が損害/建物の延床面積の30〜60%が焼失・流失
- 一部損:建物の3〜20%が損害/床上浸水
【家財の場合】
- 全損:家財全体の時価額80%以上が損害
- 大半損:家財全体の時価額60〜80%が損害
- 小半損:家財全体の時価額30〜60%が損害
- 一部損:家財全体の時価額10〜30%が損害
地震による直接的な損害だけでなく、地震によって起きた火災や津波にも対応しています。
損害の程度によって支払われる保険金は、以下のとおりです。
損害の程度 | 支払われる保険金 |
---|---|
全損 | 時価額の100% |
大半損 | 時価額の60% |
小半損 | 時価額の30% |
一部損 | 時価額の5% |
補償の対象を住居のみにするか、家財も含めるかは加入時に選べます!
地震保険の加入率
地震保険の加入率は、約33%です。
意外と少ない?
しかし、加入率は各種共済保険に入っている人数を含んでいないため、実際に地震保険に加入している割合よりも低くなる傾向にあります。
そのため、実際に地震保険へ加入している指標として使われるのが「付帯率」です。
地震保険の付帯率は、約67%です。
付帯率がリアルな加入率と言えます。
約7割の方が地震保険に加入していると思って良いでしょう。
実際に、Instagramのフォロワーさんへのアンケートでは、70%以上が「地震保険に加入した」と回答がありました。
特に東北や九州では、それぞれの震災以降、急激に付帯率が伸びました。
今後も地震リスクの高い日本で暮らす上では、欠かせない保険と言えます。
まだ地震保険に加入していない方は、ぜひ検討しておきましょう。
地震保険の費用目安は?
地震保険の保険料は、年々上がってきています。
2021年1月には改訂により、最大15%の値上げが行われました。
地震保険の費用は、地域や建物の造り、補償金額によって大きく異なります。
いくつかの地域を例に挙げてみましょう。
▼補償金額1,000万円あたり、木造建築住居の年間でかかる費用目安です。
地域 | 保険金額 |
---|---|
千葉・東京・神奈川・静岡 | 42,200円 |
埼玉 | 36,600円 |
大阪 | 21,200円 |
福島 | 19,500円 |
北海道・京都・兵庫・奈良 | 12,300円 |
地域によって全然違うんだね。
詳しい保険料を知りたい方は、保険会社で見積もりをもらいましょう。
今後も保険料は上がる可能性があるので、検討している方は早めの加入をおすすめします。
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【地震保険の必要性】3つのメリット
地震大国の日本で暮らす上で、地震保険に加入するメリットは大きいでしょう。
大地震は、いつどこで起きるかわかりません。
ここでは、地震保険のメリットを解説します。
- 地震・噴火・津波による損害を補償してもらえる
- 保険金を住宅ローンの返済に充てることができる
- 被災後は迅速に保険金が支払われる
地震・噴火・津波による損害を補償してもらえる
地震保険は、地震や噴火、津波によって受けた損害に対して、補償がもらえます。
また、地震によって起きた火災にも対応。
火災保険だけでは、地震によって起きた火災が補償の対象外となってしまいます。
2011年の東日本大震災以降、改めて地震被害の大きさが注目されました。
今後も地震や津波、噴火の被害を避けることは難しいでしょう。
東日本大震災で家が全壊した方の新築費用は、平均して2,500万円です。
また、地震によって職場が被災した場合、しばらく収入が得られなくなる可能性もあります。
そんなときに地震保険に入っていれば、補償金で生活を立て直すことが可能です。
地震保険に入らずに被災することを考えたら、ゾッとする…。
保険金を住宅ローンの返済に充てることができる
新築で住宅を建てたばかりの方や、住宅ローンがまだまだ残っている方は、地震のリスクがさらに高まります。
というのも、「被災した家+被災後に建てる家」の二重で住宅ローンを支払うことになってしまうから。
全壊した家の住宅ローンまで支払うなんて、想像したくない…。
しかし、地震保険に加入していれば、受け取った補償金を住宅ローンの支払いに充てることもできます。
地震保険で受け取った保険金は、使い道が限定されていないため、ほかにも新たな生活資金に活用したり、建物の修繕費用に使ったりと、必要に応じて使うことが可能です。
被災後は迅速に保険金が支払われる
2016年の熊本地震では、20万0029件・3753億円の保険金支払いが発生しましたが、地震発生から2ヶ月後には、90%以上の支払いが完了しています。
スピード感を持って支払いが履行されるのも、国と民間保険会社が共同運営しているおかげでしょう。
震災後は生活の再建で多額の資金が必要になるので、すばやく支払いをしてもらえることが重要です!
民間保険会社のスピード感と国の大きな資金力によって、お互いの利点が活用されています。
【地震保険の必要性】3つのデメリット
地震保険のメリットを解説しましたが、一方で人によってはデメリットと感じる部分があるのも事実です。
デメリットも理解した上で、地震保険への加入を検討しましょう。
- 火災保険に加入していないと地震保険に加入できない
- 住居以外の建物は補償の対象外
- 自転車や自動車は補償の対象外
火災保険に加入していないと地震保険に加入できない
地震保険は、単体で加入することができません。
「火災保険に加入していないと、地震保険にも加入できない」ことが特徴です。
すでに火災保険に加入している方は、いつでも加入できます!
まだ火災保険に加入していなければ、火災保険に加入しなければいけません。
ただし、火災保険と同時に地震保険への加入ができるので、同時に加入すれば手間もかからないでしょう。
住居以外の建物は補償の対象外
地震保険の対象となるのは、あくまでも住んでいる住居や、住んでいる住居で使用している家財道具。
次のようなケースは、補償の対象外となります。
- 住居として使用していない事務所や工場に損害があった場合
- 門、塀、垣のみの損害
商業用に使っている建物は対象外なんだね。
自転車や自動車は補償の対象外
地震保険の対象外となる家財道具には、次のようなものがあります。
- 自動車
- 自転車
- 通貨や有価証券
- 1個の価額が30万円を超える貴金属や美術品
日常的に自動車や自転車を使っている方にとって、被災して損害を受けると生活に大きな影響が出てしまいます。
自動車にも保険をかけたい場合、自動車保険でのオプションをおすすめします。
地震保険の加入方法
地震保険って、どうやって入ればいいのかな?
地震保険への加入方法を説明するね!
火災保険に加入する
地震保険への加入を希望する場合、まずは火災保険に加入しなければいけません。
必ず火災保険とセットなんだね!
また、すでに火災保険に加入している方でも、火災保険&地震保険の見直しで10万円程度も安くなる可能性があります。
火災保険に加入している方も、この機会に保険会社や内容を見直してみることをおすすめします。
カンタン火災保険では、利用者の90.6%が現在の見積もりよりも安い見積もりを獲得した実績を持ちます。
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▼火災保険を選ぶコツは、コチラの記事で解説しています。
保険会社へ相談する
火災保険に加入するおすすめの方法は、無料の「一括見積もりサイト」を使うことです。
一括見積もりサイトを使うと、以下のようなメリットがありますよ♪
- 複数の会社を比較することで安い会社に依頼できる
- たった3分で見積もり依頼ができる
- サイトの審査に通過した優良な会社しか掲載されていない
- 無料で見積もりが取れる
- 相場感や必要な知識が身につく
一括見積もりサイトを使って見積もりをもらった上で、保険会社を検討するのがおすすめです。
▼火災保険の一括見積りサイトのメリットデメリットを徹底比較した記事はコチラ
▼当サイトで一番人気の一括見積りサイトはコチラ
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【まとめ】地震リスクの高い日本では地震保険に加入するのが安心!
本記事では、地震保険の必要性やメリット・デメリットを解説しました。
地震保険のメリット・デメリットをおさらいしておきましょう。
日本に住んでいる以上、地震から逃れることはできません。
これからも、地震によって大きな被害は出続けるでしょう。
新築の家が地震の被害に遭うことを考えたら、ゾッとする…。
巨大地震への備えとして、ぜひ地震保険へ加入しておくことをおすすめします。
また、地震保険の加入をする際には、一括見積もりサイトを利用してお得に火災保険へ加入し、保険コストを下げましょう。
地震は明日起きるかもしれません。早めに備えておきましょう!
「自分で火災保険を選ぶのは大変だから…」とハウスメーカー任せにしようとしていませんか?
ハウスメーカーが見積もりをする火災保険は、基本的に高額です。
一括見積もりサイトなら、無料で手間をかけずに、安くて優良な保険会社を選ぶことができます。
かなりの予算を使ってしまっているので、少しでも支出は抑えたい…!
火災保険は家づくりをコストダウンできるラストチャンスといってもいいでしょう!
実際にTHE ROOM TOURのInstagramでアンケートをとった結果ですが、85%の家づくり経験者さんが相見積もりをおすすめしており、「一括見積りサイトを利用してよかった!」という体験談もたくさん届いています。
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少しでも家づくりの予算を残して住宅ローン返済や家具家電購入の予算に回すなら、準備は早ければ早いほどいいです。
「あの時、もっと早く見積り比較しなかったせいで10万円も損してしまった…」
なんてことにならないように、今すぐに見積もり依頼することをおすすめします。
まずは無料見積り依頼をして、どれくらい安くなるのか試してみてくださいね。
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