「家を建てたいけど、なるべく費用はかけたくない…」
「家づくりのコストを抑えたい」と考える人の間で話題なのが、プレハブ住宅です。
「プレハブ住宅だったら500万円で建てられる」ってウワサを聞いたよ！
実際の費用や間取りなんかも気になりませんか？
そこで今回は、インスタグラムフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が「プレハブ住宅は500万円で建てられるのか」「プレハブ住宅の間取りやメリット・デメリット」を解説します。
この記事を読めば…
- 500万円でプレハブ住宅を建てられるかわかる！
- プレハブ住宅の費用や間取りがわかる！
- プレハブ住宅のメリット・デメリットがわかる！
- プレハブ住宅の事例や建てる方法がわかる！
- プレハブ以外の500万円台ローコスト住宅がわかる！
プレハブ以外で「500万円のローコスト住宅」も紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね！
プレハブ住宅とは？500万円で建てられる？
500万円のプレハブ住宅とは、一体どのような家なのでしょうか。
ここでは、以下の2点に注目します。
- プレハブ住宅はどんな住宅なのか
- プレハブ住宅は500万円で建てられるのか
さっそく見ていきましょう♪
プレハブ住宅とは？
一般的な住宅を建てるときは、現場で部品の加工や組み立てまでをおこないます。
一方、プレハブ住宅は、柱や梁などが完成した状態で現場に運ばれて組み立てられる流れです。
プレハブ住宅の種類はさまざまで、主なプレハブ工法は以下の4つ！
| 工法の種類 | 特徴 | メリット |
| 鉄鋼 | ・柱や梁は主に鉄骨 ・壁や床は現場でパネルを張り付け | ・断熱性や耐震性、遮音性に優れる |
| 木質 | ・柱や梁は主に木材 ・壁や床は現場でパネルを張り付け | ・耐久性が高い |
| ユニット | ・鉄骨フレームや木材パネルを使用 ・キッチンや浴室などの設備も工場で取り付け | ・組み立て工期が短い |
| コンクリート | ・コンクリート部品を使用 ・コンクリートパネルを現場で組み立て | ・耐火性や耐震性、耐久性に優れる ・居住性がよい |
「工場で作った部品を組み立てる」のは同じだけど「使う資材」や「工場で作られる範囲」が違うんだね。
使う資材や工法で耐久性や工期も変わってくるよ。目的に合った工法を選ぶことが大切♪
結論：プレハブ住宅は500万円で建てられる！
ただし、プレハブ住宅の多くは坪単価をもとに販売されるので、広さよって価格が大きく変わります。
わかりやすく例を挙げましょう。
- 坪単価 50万円
- 坪数 10坪
この場合、家の本体価格は500万円です。
土地購入の要否など購入時の状況にもよりますが、プレハブ住宅を500万円で建てることは可能です！
【500万円のプレハブ住宅】間取りはどのくらい？
500万円で建てられるプレハブ住宅。
間取りが気になる方も多いのではないでしょうか。
本体価格500万円で考えた場合、1K〜1LDKが一般的な広さです！
1人または夫婦だけの暮らしで「最小限の生活スペースが確保できればよい」と考える人には、シンプルに暮らせる広さです。
掃除の手間もかからないし、最近流行りのミニマルな暮らしをしたい人にはピッタリだね。
プレハブ住宅の造りのタイプはさまざま。
- 1R～1LDK
- メゾネット式
- 2階建て
用途に合わせてタイプを選べます。
大きく建てる分コストがかかりますが、小さなものであれば200万円でも建築可能。
200万円台だと「住む」より「趣味や仕事用のセカンドハウス」といった用途で建設する人が多いようです。
500万円で建築可能！プレハブ住宅2つのメリット
それでは、500万円で建築可能なプレハブ住宅のメリットを2つ紹介します。
メリット①費用が安く工期が短い
プレハブ住宅で最大のメリットは、なんといっても「安さ」と「スピード」。
プレハブ住宅は、一般的な住宅と比べて断然安く建てられます。
安い理由としては「あらかじめ工場で部品を組み立てる＝機械でおこなう」ため、人件費を大幅にカットできるから。
住宅自体の価格や坪単価の差は大きくないけれど、人件費がカットされるから総額を抑えられるんだね！
安さ以外にも、完成までのスピードが速いこともポイントだよ♪
手間のかかる部品の組み立ては工場でおこなうので、建築作業は組み立てるだけで完了します。
一般的な住宅では、通常数ヶ月の工期が必要。
対して、プレハブ住宅なら「1日で組み立て完了！」というケースも珍しくありません。
「安さ」「早さ」で考えると、プレハブ住宅を選ぶのも悪くないかも…。
メリット②品質が安定している
一般住宅に比べると「品質は大丈夫なの…？」と不安に思う方も多いでしょう。
実は…品質のムラがないのがプレハブ住宅のメリットなんです！
プレハブ住宅は、大半の建築作業を工場の機械でおこないます。
決まった工程で正確に部品が作られるため、作業ミスも起きにくく品質は安定。
たしかに…機械できっちり作られているから、むしろ安心できるかも。
500万円では限界も…プレハブ住宅2つのデメリット
プレハブ住宅は、メリットばかりではありません。
ここでは、2つのデメリットを見ていきましょう。
デメリット①自由にカスタマイズできない
プレハブ住宅は、デザインや設計を自由にカスタマイズができない点がデメリット。
あらかじめ決められた素材・形状の部品を組み立てるから、変更できる余地がないの…。
工場の機械で作るから、注文住宅のように自由度がないんだね…。
プレハブ住宅は、オリジナルのデザインや設計にこだわりたい人には向いていません。
「家を建てるのにプランニングが面倒…」
「間取りや設計をお任せしたい」
このような場合に当てはまると、プレハブ住宅は好都合といえるでしょう。
デメリット②建築中に計画変更できない
一度工事が始まったら、間取りの変更ができないこともデメリットの一つです。
工場の機械で組み立てを前提に部品が作られることから、あとから手を加えるには高い技術が必要…。
余計にお金がかかったら、元も子もないよね…。
変えられるとすれば、壁紙や床などの内装程度。
しかし、完成までの工期も短いため、変更は原則不可能と考える方が無難でしょう。
【500万円以下のプレハブ住宅】2つの事例
ここでは、実際に販売されている500万円以下のプレハブ住宅を2つ紹介します。
さっそく見てみましょう。
無印良品「無印良品の小屋」
無印良品「無印良品の小屋」は、本体価格300万円（税込・オプション別途）です。
屋内面積は9.1㎡（約5.5帖）と、コンパクトな作りのプレハブ住宅。
必要最小限の機能と、ツインベットを置ける広さがあります。
自家発電システムをつなげて屋外にトイレを配置するといった工夫が必要なので、注意が必要です。
別荘や離れとして利用を考えている人にはよいかもしれませんね。
エグゼスタイル「TORIDE」
エグゼスタイル「TORIDE」は、坪単価55万円のオーダーメイドプレハブ住宅。
運搬から設置費はもちろん、工事費・基礎工事費・電気配線を含みます。
（※水道引き込み工事は、別途費用。）
▼500万円以内の建築例
- 価格：440万円（税抜）
- 間取り：１K
- 設備：キッチン・バス・トイレ・シャワー・独立洗面台付
特徴は、工場で生産された部品を組み立てる点は変わらないものの、希望に合わせて特注で仕上げる工法を取り入れていること。
用途や予算に合わせて、自由にプレハブ住宅が作れると人気のようです♪
キッチンやトイレもあるのに、500万円以下で建てられるんだね！
ハウスメーカーでも500万円でプレハブ住宅を建てられる？
ハウスメーカーでも、本体価格500万円でプレハブ住宅を建てられます。
ハウスメーカーのプレハブ住宅坪単価は、以下のとおり。
| プレハブ工法 | 主な取り扱いメーカー | 坪単価相場 |
| 鉄鋼 | ダイワハウス・積水ハウス | 65〜80万円 |
| 木質 | ミサワホーム | 65〜80万円 |
| ユニット | セキスイハイム | 65〜80万円 |
| コンクリート | 大成建設ハウジング | 75〜90万円 |
平均坪単価は約70万円だから、7坪だったら500万円以内で建てられるね！
ただ、家を建てる目的や選ぶ材料によっては坪単価が高くなるケースも…。
慎重に考えないと「間取りや仕様でトータルコストが1,000万円を超えてしまった！」ということにもなりかねません。
そこでおすすめなのが、一括見積もりサイトの「タウンライフ家づくり」。
ハウスメーカーごとの間取りや仕様・費用を比較できるから「あのとき〇〇すればよかった…」といった後悔を防げます。
プレハブ住宅と注文住宅を比較してみてもよいでしょう♪
プレハブ以外の500万円台ローコスト住宅を紹介
プレハブ住宅にこだわらなくても、500万円台で建てられる家は実在します。
しかし、あくまでも家の本体価格が500万円ということ。
▼本体価格500万円以内〜500万円台の家
| メーカー | 価格 |
| 住建のハタノ／RENT400 | 400万円（税別）〜 ※2棟同時契約の場合 |
| 楽ちん住宅／R-01 | 550万円台〜（税別） ※553万円の例：平家・8坪・１R |
| 平家専門店 みんなの平家 | 580万円（税別）〜 ※宮城県と近隣県の一部のみ |
地域限定商品や２棟同時契約など、制限付きの商品もあるので注意しましょう！
条件が合えば、低コストで高品質なマイホームを建てられます。
また、500万円は難しくても、ローコスト住宅が得意なハウスメーカーもあります！
▼以下の記事を参考にしてみてくださいね♪
プレハブ住宅を建てるならしっかり比較しよう
今回は「プレハブ住宅は500万円で建てられるのか」を調査しました。
一般的な注文住宅よりも費用が抑えられると話題の「プレハブ住宅」。
もう一度、メリットとデメリットをおさらいしておきましょう！
プレハブ住宅は安いだけでなく、品質が安定しているメリットがありましたね。
しかし、メリットだけでなく、デメリットもしっかり理解しておきましょう。
費用を抑えたものの、満足のいく家が手に入らなかったら…後悔しか残りませんよね。
大切なのは、プレハブ住宅だけでなく注文住宅にも視野を広げて、多くの間取りや見積もりを比較検討すること。
そのうえで、プレハブ住宅の選択が本当に正しいのかどうかを判断するとよいでしょう。
でも、何社にも見積もりをもらうのは大変そう…！
各ハウスメーカーの見積もりや間取りを一つひとつ調べるのは、時間も手間もかかります。
そんなときに活用したいのが、ネットでカンタンに見積もりや間取り診断ができる「タウンライフ家づくり」。
さまざまなハウスメーカーから相見積もりをとって比較することで、費用を抑える思わぬヒントを得られるかもしれません。
プレハブ住宅か注文住宅かを悩んだときも、比較してみると初めて気付く情報がありますよ！
あなたの理想の家を後悔せずに手に入れる方法を知っていますか？
せっかく念願の注文住宅を建てても、間取りや設備で後悔するケースは多いです。
『家は3回建てないと満足しない』と言われています。
- 住宅会社の比較基準があいまいな状態で決定してしまった。
- 積極的な情報収集をしなかったからなんとなくで決めてしまった。
- より良い間取りを見つけるの参考材料が少なすぎた。
実は、たったひとつのコツを抑えれば、このような後悔は未然に防げます。
不安や悩みを抱える家づくりですが、今からお伝えする成功法則を真似するだけで…
- インスタで見るようなおしゃれで憧れる暮らし
- 自由な間取りだから叶える楽な家事導線
- たっぷりな収納と充分な部屋数にゆったりとした広さ
- 家に招いた友人から褒められるようなデザイン性
- 月々6万円台で叶える無理のない家計負担
このような暮らしが待っているとしたら、理想の未来だと思いませんか？
30万人の経験談からわかった成功のコツ
ここで、フォロワー数27万人越えの当メディアInstagramで、家づくり経験者さんに聞いてみたアンケートを見てみましょう。
「これから家づくりを始める方へアドバイスありますか？」
と聞いてみたところ、回答は以下のような内容でした。
実際に注文住宅を建てた経験者さんのアドバイスを見てわかるように、家づくりを成功させる一番のコツは、間取りプランを徹底的に比較すること。
なぜなら、注文住宅における後悔の9割以上の原因が間取りプランだからです。
間取りで後悔しないためにはとにかく情報収集が大事！
住宅展示場に行く前の効率的な情報収集が大切です！
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