今回の記事では”住宅ローン審査に通るかどうか不安”という方におすすめの記事です!
- 住宅ローンの審査が通るか不安…
- ローン審査ってどういう流れなの?
- 審査が万が一通らなかったらどうすればいいの…?
マイホームを購入する際にほとんどの人が利用する住宅ローンですが、もちろん審査に通らずお金を借りれなかった…という方もいます。
住宅ローン審査、ちゃんと通るか不安だな…。
万が一通らなかったらどうすれば良いんだろう…。
どんな基準で審査されているかをしっかりと把握していれば、
住宅ローン審査はバッチリ!!
人生で一回きりの夢のマイホーム。住宅ローンを借りるのは初めての人が多く不安になってしまうものです。
今回の記事では住宅ローン審査の基準を説明し、住宅ローン審査を通すためのポイントや、万が一通らなかった場合の対策などを解説していきます!
本記事の内容
- 住宅ローン審査の基準がわかる!
- 審査を通すためのポイントがわかる!
- 万が一通らなかった時の対処法がわかる!
審査に通らないと夢のマイホームを購入できないので、この記事を参考にして確実に住宅ローン審査を突破しましょう!
住宅ローン手続きの流れ
住宅ローン審査が通るかどうかの前に、まず何からやれば良いんだっけ…?
まずは簡単に住宅ローン手続きの流れを説明するね!
簡単な住宅ローン手続きの流れはこちらです!
- 金融機関などについての情報収集
- 事前審査を申し込む
- 本審査を申し込む
- 住宅ローンの契約を結ぶ
- 融資実行
住宅ローンの手続きの全体の流れは上記のようになります!
審査って事前審査と本審査の二回あるの~!?
本審査の前の仮審査みたいなものだからそんなに心配しなくて大丈夫!
まずはどの金融機関のローンにするのかを情報収集し、決定したら事前審査を申し込みます!
金融機関によって提出する書類は異なりますが、本人確認書類や収入に関する書類、物件確認資料を求められることが多いです。
次に本審査を申し込みます。
本審査で必要な主な書類は、
- 本人確認書類
- 収入を証明できる書類
- 物件確認資料(売買契約書など)
主にこの3種類の各種書類が必要になってきます。事前審査よりも必要な書類が多くなるので、しっかりと事前に確認しておき準備しておくことをおすすめします!
本審査を通過することができれば金融機関と住宅ローンの契約を結び、住宅ローンの金利や返済金額などが決定します。
かなりざっくりの流れの説明でしたが、住宅ローンの流れはこのように進みます♪
事前審査の申込みから融資実行までは1ヶ月~1ヶ月半かかることが多いので、計画的に手続きをするようにしましょう。
▼ もっと詳しい住宅ローンの流れを知りたい方はこちらの記事がオススメです♪
住宅ローン審査基準
いよいよ住宅ローン審査基準を解説していきます!
住宅ローン審査の基準は主にこの6つの基準です。
- 年齢【借入時・完済時】
- 年収
- 勤続年数
- 健康状態
- 担保評価
- 個人信用情報
※国土交通省住宅局「令和元年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」から抜粋
こんなに審査の基準があるんだ~!どんな事に気をつければ良いんだろう…
今から1つずつ説明していくね!
年齢【借入時・完済時】
住宅ローンの審査で借入時と完済時の年齢は大きな審査基準で、多くの金融機関で年齢制限が設けられています!
何歳から何歳まで借りられるんだろう…
各金融機関や住宅ローン商品によって様々ですが、一般的には借入時は20歳以上、上限年齢は80歳未満などが多いです。
ここで注意すべき点は、借入期間
出来るだけ月々の支払い負担額を下げたくて最長の35年ローンを組もうと思っても、”完済時の年齢が80歳まで”というような商品であれば45歳以下しか35年ローンを組むことが出来ません。
審査基準としては年齢がクリアできていれば良いのですが、借入期間が最長で組めないなどの問題で、月々の支払いが難しくなる場合もありますので注意が必要です。
年収・勤続年数
月々の支払いを滞りなく払うためには当然ですが収入が必要ですので、かなり重要な審査項目になります。
一般的には額面年収に対する年間返済負担率が30%以下であれば住宅ローン審査に通るラインです。
また、その収入が安定しているのかどうかというのも審査の対象になってきます。
その判断材料として勤続年数や勤務先の情報などからも審査されます。
今の会社に勤めてそんなに長くない場合はどうなんだろう…
勤続3ヶ月以上で審査可能という金融機関が多いよ!
正社員は雇用形態の面でかなり審査が有利になります。
勤続3ヶ月以上で審査可能になる金融機関が多いですし、勤続3ヶ月未満の場合も前職の給与明細を提出することで審査してくれる銀行もあります。
個人事業主は注意が必要!
個人事業主の場合は正社員雇用と違って、社会的信用が低いことがほとんどです。
ですが一般的に、
- 直近3年分の所得が黒字である
- 直近3年分の所得平均が200万円以上である
この2つの条件をクリアしていると審査を通過できる場合が多いと言われています。
健康状態
各金融機関で住宅ローンを組むためには、団体信用生命保険(通称:団信)に加入することが必須条件になります。
団体信用生命保険とは
住宅ローン返済中の加入者死亡などの万が一の事態があった場合に、保険金で住宅ローンが完済される保険のこと。
団信に加入するための審査では過去3年間の病歴・治療歴を告知する必要があるので、過去3年間の間に何か大きな病気にかかった場合には審査に通らない場合があります。
担保評価
ローンを融資する金融機関は、万が一返済できなくなった場合に土地や建物を物的担保とします。
返済ができなくなった場合には担保となっている不動産を売却して回収することもあるよ!
外部の不動産鑑定会社に査定評価を依頼したり、いろいろな基準をもとに建物の担保評価額が決まります。
他の審査基準を満たしているのに物件の担保評価額が低い場合、それだけで審査に落ちることはありませんが、借入額の減額や金利が高くなる場合があります。
個人信用情報
個人信用情報とは、過去の金融履歴のことです。(クレジットヒストリーなどとも呼ばれる)
クレジットカードの返済記録や、自動車ローンの返済記録などを確認されます。
普通に延滞すること無くきちんと支払っていれば全く問題ありませんが、3ヶ月以上の延滞などがあると住宅ローン審査を通すことは難しくなってしまいます…
過去の支払いで延滞したこととかあったっけな…
個人信用情報は事前に確認することが出来るよ!
個人信用情報は事前に取り寄せて確認することが出来ます!
詳しくは、CICが保有する信用情報の開示をご確認ください!
もしも3ヶ月以上の支払い延滞などがあった場合でも5年間経てば信用情報から消えるので、また住宅ローンを申し込むことが可能です!
住宅ローン審査を通す為に注意すべき3つのポイント
住宅ローン審査を通すために気をつけたいポイントは3つあります。
- 頭金をおおめに用意する
- 個人信用情報を事前にチェックする
- 他のローンを組まないようにする
さらに細かく分けると個人のお財布事情によって、たくさんの注意点があります。
住宅ローンは特に個人差がでますし、専門性が高いので一人で悩んでも対策が思いきません。
どうやったら借入できるかを一人で考えて時間を無駄にしてしまうよりも、早めの段階で専門知識のあるプロに相談するのがおすすめです。
ファイナンシャルプランナーはライフプランとお金の専門家です。
通常なら1時間の相談で1〜2万円が相場ですが、リクルートが運営するFP相談なら無料で住宅ローンの相談が可能です。
※住宅会社の提携FPに相談する際は注意点があるのでコチラで詳しく解説しています。
今回は、多くの人に当てはまる注意点について、1つずつ解説していきます。
①出来るだけ頭金を用意する
出来るだけ頭金を用意することで借りる金額を減らせるだけでなく、月々の返済額が減って”年間返済負担率”が下がります。
そうなると審査にも通りやすくなるので、出来るだけ住宅ローンを申し込む前に貯金して頭金を貯めておきましょう!!
▼ 住宅ローンの頭金と借入額のバランスについて詳しく紹介した記事はコチラ
②個人信用情報をチェックしておく
先程も解説しましたが、住宅ローン審査では個人信用情報をチェックされます。
『引き落とし用の口座に現金を移しておくのをうっかり忘れていた!』
などの理由で単発的に支払いを延滞してしまったという経験をしたことがある方も多いと思いますが、当時の残高証明などを見せつつしっかりと理由を説明できるようにしておきましょう!
③他のローンを組まないようにする
事前審査が通ったからといって、本審査を受ける前や受けている最中に他のローンを組んでしまう人がいますが、
これは絶対NGです。
自動車ローンや高い買い物をローンで購入したり、リボ払いなども利用しないようにしましょう!!
もしも本審査中に他のローンを組んでしまうとほとんどの場合で審査に通らなくなるので注意が必要です。
住宅ローン審査に通らない場合はどうしたらいいの?
ペアローンを検討する
共働き夫婦であれば、夫婦2人の収入を合算した金額をもとに住宅ローンを組むことが出来ます。
ペアローンとは
同一物件に対して複数の債務者がそれぞれローン契約を行うこと。(各金融機関によってペアローンの条件は細かく異なる)
例えば3,000万円の住宅ローンを借りたい場合、夫と妻で1,500万円ずつ住宅ローン契約を結ぶということです。
一般的にはペアローンを組むことで借入可能額が大きくなるというメリットを言われていますので、一度審査に通らなかった金額でもペアローンなら通る可能性があります。
それなら最初からペアローンを検討すれば良いんじゃないの?
ペアローンにはデメリットもあるからしっかりと考えないとだめだよ…
メリットがあればデメリットもあります。
- 契約が2つなので、手数料等諸費用が増える
- 万が一の死別の際に自分のローン分は残る
- 万が一の離婚時のトラブルにつながる
しっかりとデメリットも把握した上で検討しましょう!
▼ペアローンのメリットデメリットについてはコチラの記事で詳しく紹介しています。
他の金融機関にも住宅ローンを申し込む
1つの金融機関で住宅ローン審査に通らなかったからといって諦めるのはまだ早いです。
各金融機関によって審査の基準はバラバラで、「同じ条件でもA社では審査が通らずB社では審査が通った!!」という例は多いです。
希望の金融機関で住宅ローン審査に通らなかったとしても、別の金融機関を探して審査を受けてみてください。
どうしても、審査落ちが不安なら住宅ローンの専門家に相談しましょう。
自分一人では気づかないような問題点が見つかって解決できるかもしれません。
住宅ローン審査のまとめ
では最後に住宅ローン審査の基準をおさらいしていきます。
- 年齢【借入時・完済時】
- 年収
- 勤続年数
- 健康状態
- 担保評価
- 個人信用情報
審査の基準やポイントを把握することができてちょっと安心した…
住宅ローン審査はしっかりと基準をクリアしていれば大丈夫だよ!
人生に一回きりの夢のマイホームを購入するためにほとんどの方が利用する住宅ローンですが、しっかりと審査基準などを事前に把握していればスムーズに審査が進みます!
準備不足で希望の金融機関で住宅ローンを借りれなかった…という後悔がないようにしっかりと準備しておきましょう!
▼ 住宅ローンの返済計画が不安なら活用したい無料サービス3選
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