- 「住宅ローンのダブルローンって何?」
- 「ダブルローンをする際の注意点は何?」
- 「ダブルローンで無理なく返済するためのポイントが知りたい」
ダブルローンを検討している方の中には、このようにな疑問や悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ダブルローンをすると借入額が大きくなるため、返済が大変になるよね。
ダブルローンをする際はいくつかの注意点を理解しておく必要があります!
今回は、Instagramフォロワー30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」(@the_room_tour)が、「住宅ローンのダブルローン」について紹介します。
この記事を読めば…
- ダブルローンの審査を通る条件がわかる!
- ダブルローンのメリット・デメリットわかる!
- ダブルローンの返済ポイントがわかる!
本記事では住宅ローンのダブルローンについて網羅的に解説しています。ダブルローンを検討している方はぜひ参考にしてください。
なお、住宅ローンは多くに金額を借入れるため不安を持つ方も多いです。
住宅ローンに関する悩みをお持ちの方は「マネードクター」への相談がおすすめ。
「マネードクター」ではお金のプロであるファイナンシャルプランナーが一人ひとりの悩みに対して的確なアドバイスをしてもらえます。
オンラインでの無料面談に対応しているため、自宅にいながら気軽に相談ができます。
住宅ローンの借入に関する悩みをお持ちの方は、まずは「マネードクター」までご相談ください。
ダブルローンとは
ダブルローンとは、2つのローンを同時に借入することを指します。
例えば、住宅ローンを返済中の方が、車を購入するためにマイカーローンを同時に組むこともダブルローンと呼びます。
また、他のローンがありながら子どもの教育費を賄うために学費ローンを組むこともダブルローンに含まれます!
このように、ローンを複数返済している状態をダブルローンと呼びます。
住宅ローンでダブルローンになるケース
住宅ローンでダブルローンになるケースは、以下の2つがあります。
1つ目が住み替えです。住宅ローンを返済中の家から新居を購入して住み替える場合は、現在のローンの返済をそのまま続けながら新居を住宅ローンで購入するケース。
もう一つが親族が住む家やセカンドハウスなど、2軒目の家を購入するために、新たに住宅ローンを借りるケースです。
ダブルローンの審査を通るための条件
ダブルローンは審査が厳しく、誰でも気軽に利用できるものではありません。
ここでは、ダブルローンの審査に通るための条件として以下の3つを確認します。
先にローンを組んでいる金融機関からの了承を得ている
ダブルローンを組むためには、現在ローンを組んでいる金融機関から了承を得なければなりません。
本来住宅ローンは、お金を借りる契約者が居住するための物件に対して融資されるローンとなります。
そのため、住宅ローンは原則として一人一軒分しか借りられません。
ダブルローンを検討している方は、まずは先に借りている金融機関に了承を得ましょう。
先に借りている金融機関から了承をれられたらいよいよ借入先を探します。
ダブルローンの借入は審査が厳しいことが一般的ですので複数の金融機関を候補にしておきましょう。
借入金の返済能力がある
ダブルローンを組む場合は、住宅ローンの返済額が高額になります。
そのためダブルローンをしてもお金を返済できるのか、借入金の返済能力が見られます。
返済能力を判断する基準としては、返済比率の基準を超えていないことが条件になるよ!
住宅ローンを組む際の一般的には返済比率30%が目安になります。
ダブルローンを組む際は2つのローンを合算して計算します。
もしも、定められている返済比率を超える金額は借入できません。
現在の住宅ローンの借入金と、ダブルローンを加えた場合に返済比率が何%になるのか事前に確認しておきましょう。
借入のための条件をクリアしている
ダブルローンを組む際の審査内容は返済能力だけではありません。
団体信用生命保険に加入するための健康状態や借入時の年齢、完済時の年齢などさまざまな審査項目があります。
一般的に住宅ローンの借入は60歳〜65歳程度までは可能だよ!
しかし、多くの金融機関は80歳までの返済を義務付けていることが多いため、返済期間が短いと完済できる可能性が低く、ダブルローンの審査に通らないことも考えられます。
ダブルローンを組む際は、住宅ローンの審査をうけなければなりません。
借入の条件は金融機関によっても異なる場合があるため、あらかじめダブルローンに必要な条件を確認しましょう。
なお、住宅ローンの借換に関する関する悩みは、お金のプロである「マネードクター」への相談がおすすめです。
ファイナンシャルプランナーが一人ひとりの生活状況にあったシミュレーションを行い、最適なプランを提供。
また、「マネードクター」では無料でのオンライン面談にも対応しています。
仕事がお休みの際に自宅にいながら気軽の相談できるためおすすめです。住宅ローンの借入に関する悩みをお抱えの方は気軽のご相談ください。
ダブルローンを利用するメリット
ダブルローンは借入額が増えるためデメリットの方が多いと考える方も多いです。
しかし、ダブルローンを行うことで以下のメリットが得られます。
ダブルローンのメリットを確認していきましょう。
自分のタイミングで新居の購入ができる
ダブルローンを組むことで、売却益を元手とせず新居購入が可能となります。
そのため売却完了を待たずに気に入った住宅が見つかり次第購入が可能です。
見つけた家を前居が売れないために諦めるということが避けられるでしょう。
前の家の売却を待たずに新居を購入できるかは、他の人に物件を先に購入されるリスクが防げます!
仮住まいを用意しなくても良い
ダブルローンを組むことで、現在住んでいる住宅からすぐに新しい家へ住み替えができます。
そのため、仮住まいを用意する必要がなくなります。
仮住まいを借りると家賃や敷金・礼金などの出費が増えてしまうよ!
ダブルローンを利用することで、住んでいる家から新しい家へ引っ越すだけで済むため、余計な出費を抑えられます。
空き家の状態で売却が可能
ダブルローンを組んで新居に引っ越した後に、空き家の状態で前居の売却が可能です。
前居を売却してから新居を購入する場合は、まだ住んでいる状態で売りに出さなければなりません。
その場合、住んでいる状態での内覧を受け入れなければなりません。
住んでる状態での内覧は心理的にもストレスになるよね。
物件の見学者からしても、家の状態を十分に確認できないため購入を躊躇してしまいます。
ダブルローンを利用することで、持ち家を空き家にしてから売却に出せるため、良い条件で売却できる可能性が増えます。
ダブルローンをするデメリット・注意点
ダブルローンを組む際は、デメリットや注意点を理解しておく必要があります。
ダブルローンのデメリット・注意点は以下の4つです。
それぞれの詳細を確認していきます。
返済の負担が大きくなる
ダブルローンを組むと返済の負担が大きくなります。
現在組んでいる住宅ローンの月々の支払いが8万円だと考えた場合、新たに借入した住宅ローンの返済額が追加されます。
例えば、ダブルローンで同程度の金額を組んだ場合、倍の16万円を毎月返済しなければなりません。
月々の返済金だけでかなりの負担になるね。
金利が高い時にダブルローンを組むとさらに家計を圧迫します。
ダブルローンは借入額以外の手数料・諸費用もかかる
通常の住宅ローンと同じように、ダブルローンを組む場合も借入額とは別に手数料や諸費用が発生します。
ダブルローンの手数料や諸費用の合計金額は、借入額の1割程度が必要。
借入額だけを頭に入れてダブルローンを組んでしまうと、手数料や諸費用分の支払いが厳しくなります。
前居を賃貸に出すことはできない
ダブルローンを組む際は、以前住んでいた古い住宅を賃貸に出せません。
金融機関からの住宅ローンの借入は、自身でする居住という理由が前提です。
そのため、住宅ローンの残債がある家を賃貸に出すと契約違反になる可能性が高くなります。
ただし、金融機関から許可を得ることができれば古い家を賃貸に出せます!
ダブルローンを利用しても住宅ローン控除は1つ
ダブルローンを組んだ際、それぞれで住宅ローン控除を受けられません。
通常、住宅ローンを組むと所得税の減税優遇措置として住宅ローン控除が適用されます。
しかしながら、ダブルローンを利用するともともと住んでいた住宅への住宅ローン控除は適応されません。
古い家は住宅ローン控除の対象外となる点がデメリットです。
ダブルローンを組む時のポイント
ダブルローンを2重でローンを組むため、契約時にいくつか注意するポイントがあります。
借入後に返済できない、ということがないように以下のポイントを確認しましょう。
それぞれのポイントを理解して、無理のないように返済していきましょう。
返済期間を長期にしない
ダブルローンでも、1件目の住宅ローン同様に最長35年の返済期間でお金の借入ができます。
しかし、ダブルローンを組む時は長期での返済は避けましょう。
なんでダブルローンは長期を避けるべきなの?
ダブルローンを組む時と1件目の住宅ローンでは、条件が異なる場合があります。
例えば、ダブルローンを組む時の年齢が40代以降の場合、35年のローンを組むと返済完了年齢が75歳になります。
定年後は、収入が大きく減少するため借入額を老後に及ぶと返済額苦しくなる原因に。
ダブルローンを組む際は、月々の返済額を減らしたいからといって長期返済を選ぶのは避けましょう。
ダブルローンの期間をできるだけ短くする
ダブルローンを組むことで前の物件の売却を待たずして新居が手にできる反面、2重でローンを払わなければなりません。
2重でのローンの返済は、負担が大きく家計を圧迫します。
そのため、できるだけダブルローンの期間を短くすることがおすすめ。
ダブルローンを組む際は、売却と購入のタイミングができるだけ近くなるように調整しましょう。
売却の計画が固まった段階でダブルローンを組めばローンを二重に支払う期間を短縮できます。
ダブルローンをせずに資金調達をする方法
ダブルローンを組むと借入額が多くなるため、返済が大変です。
できることならダブルローンをせずに必要なお金を集めたいよね。
ダブルローンせずに資金調達をする方法として以下の2つを紹介します。
それぞれ確認していきましょう。
親や親族に相談する
ダブルローンをせずに資金を調達する方法として、親や親族へ相談しましょう。
ローンを組むと金利分多くの金額を支払わなければなりません。
可能であれば親や親族に相談して、金利分はなしでお金を貸してもらうことを検討しましょう。
ダブルローンは、2重でローンを組むため返済額が高額になります。
金利分を少しでも軽減することで、返済の負担を減らせます!
共働きや副業などを行い収入源を増やす
ダブルローンを検討する前に、まずは収入源を増やすことを考えましょう。
現在夫婦のどちらかのみ働いている場合は、共働きをすることで大幅に家庭の収入源を増やせます。
また、近年ではインターネットを利用した副業も増えてきました。
インターネットを利用した主な副業には以下のものがあるよ!
- Webライター
- 動画編集
- プログラミング
- ブログ
- YouTube
- ハンドメイド
- せどり
なお、住宅ローンの借入に関する関する悩みは、お金のプロである「マネードクター」への相談がおすすめです。
ファイナンシャルプランナーが一人ひとりの生活状況にあったシミュレーションを行い、最適なプランを提供。
また、「マネードクター」では無料でのオンライン面談にも対応しています。
仕事がお休みの際に自宅にいながら気軽の相談できるためおすすめです。住宅ローンの借入に関する悩みをお抱えの方は気軽のご相談ください。
ダブルローンに関するよくある質問
ダブルローンを組む際は色々と疑問や不安を持つ方も多いです。
ここでは、ダブルローンに関するよくある質問を紹介します。
ダブルローンに関する疑問や悩みの改善に役立ててください。
ダブルローンを組むのに向かない人の特徴は?
ダブルローンを組むのに向かない人は、住宅ローン以外にも様々なローンを組んでいる人です。
ダブルローンを組む際の審査項目のひとつに「返済比率」があり、現在借入している全てのローンを合算して計算します。
ローンの種類は、住宅ローンの他にもマイカーローンやカードローンなど様々なタイプがあるよ!
そのため、複数のローンを組んでいる方は、返済比率の審査が通らずに借入が拒否される場合があるのです。
ダブルローンの利用がおすすめな人は?
ダブルローンの利用がおすすめな人は、現在住んでいる住宅が人気がありすぐに売却できる見込みのある方です。
ダブルローンの期間が短ければ、ローンを2重で支払う期間が少なく住むため負担がありません。
このような場合は、ダブルローンを組むことで新たな住宅を他の方に取られる前に購入できます。
ダブルローンを組む際につまずきやすいポイントは?
ダブルローンを組む際のつまずきやすいポイントは、新居を購入後になかなか1件目の住宅が売れないことです。
1件目の住宅が売却できなければ、いつまで経っても住宅ローンを2重で支払い続けなければなりません。
住宅は市場に出してみないと売れるかどうかが分かりません。
そのため、1件目の住宅が売れずに残ってしまうことがダブルローンを組む際によくあるつまずきポイントです。
ダブルローンの際は、資金繰りに注意が必要!
ダブルローンを組むことは不可能ではありません。
しかしながら、ダブルローンをすると借入額が多くなるため返済額も増加します。
月々の返済金に圧迫されて返済不能とならないように、資金繰りに注意しましょう。
なお、ダブルローンを組む際は、お金のプロであるファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめです。
そもそもダブルローンをしないための対策など、様々なアドバイスがもらえます。
お金に関する相談は「マネードクター」までお問い合わせください。
相談料無料でオンライン面談にも対応しているため、自宅にいながら気軽にファイナンシャルプランナーに相談できます。
家づくり経験者の生の声をお届けしています
当メディアには、素敵な注文住宅に暮らす”家づくり経験者さん”より、たくさんの体験談やアドバイスが寄せられます。
これまでに集まった家づくりの体験談は1,000件以上。お家の掲載は700件以上です。
Instagramを中心にSNS総フォロワー数が40万人を超える当メディアだからこそ、届けられる家づくりのリアルな情報を配信しています。