住宅ローンの借入可能額を増やしたい方におすすめの記事です。
特に、共働き夫婦に必見の内容になっています。
- 1人で住宅ローンを組むには限度がある…。
- ペアローンってなに?いくらまで借りられるの?
- 利用してみたいけどリスクが心配…。
夫婦2人でローンが組めるの?
2人ともローンを組んだら、大変じゃない?
ペアローンは、夫婦2人でローンを組むことで借入総額が増えます。
借入額が増えれば、住宅の選択肢も広がり、理想のマイホームを手に入れることができます。
共働き夫婦が増えているから、ペアローンを利用するケースが増えているよ。
ただ、ペアローンの注意点やデメリットを把握しておかないと、後悔することも…!
今回は、ペアローンの仕組み、メリットやデメリットについて解説します。
この記事を読んで、住宅ローンの選択肢を広げてくださいね♪
この記事を読んだら…
- 住宅ローンの選択肢を広げることができる!
- ペアローンの仕組みについて理解できる!
- ペアローンのメリット・デメリットがわかる!
【ペアローンとは?】共働き夫婦2人で住宅ローンが組める!
ペアローンとは、ひとつの物件に対して、夫婦それぞれが住宅ローンを借りることです。
夫婦がそれぞれの住宅ローンに対して、債務を負います。
ペアローンは、それぞれ別の契約のため、借入金額や返済期間などの条件も別々に設定することができます。
それぞれで条件設定ができるから、単独でローンを組むより、返済の負担を軽くすることができるよ!
家や土地を担保に設定するので、住宅ローンは同一金融機関に申し込まなければいけません。
ペアローンでは、団体信用生命保険に夫婦2人とも加入することができます。
団体信用生命保険とは、加入者に万一のことがあった場合に住宅ローンが全額返済される保障制度です。
片方の収入のみでは、希望の借入額に届かない場合に、ペアローンはおすすめです。
ペアローンの注意点
借入総額が増えるし、共働き夫婦だったらペアローンを利用した方がお得だね!
ペアローンを利用するにあたり、注意点があるよ!
注意点を把握して、ペアローンを選択したときに後悔しないようにしよう!
ペアローンで1番問題になるのは、離婚した場合です。
夫婦それぞれで住宅ローンを組むため、お互いに住宅の所有権を持っています。
どちらが、家に残るか、揉める場合もあります。
ローン支払い義務も夫婦2人ともにあります。
また、お互いが連帯保証人にもなっているため、離婚しても完全に関係を切ることができません。
夫婦の縁は切れても、お金の面、住宅ローンの件で連絡を取り続けなければなりません。
そのため、ペアローンは離婚する際に揉めることが多いです。
死別した場合
亡くなった人の住宅ローンは、団体信用生命保険の保険金で完済されます。
しかし、もう片方が組んでいる住宅ローンは残り、返済し続けなければなりません。
このように、離婚後や死別した場合にも住宅ローンの問題が続くことがあるため、注意が必要です。
【住宅ローン】ペアローンのメリット
ペアローンにどのようなメリットがあるのか。
夫婦どちらかが単独で住宅ローンを組む場合と比較しよう!
ペアローンの最大のメリットは、借入総額が増えることです。
また、住宅ローン控除も夫婦それぞれに適用されるため、節税対策にもなります。
- 借入総額が増える
- 夫婦2人とも住宅ローン控除を受けることができる
それぞれのメリットを詳しく解説します。
メリット①借入総額が増える
住宅ローンは、年収によって借りられる金額が決まります。
ペアローンは、夫婦それぞれ別々に住宅ローンを組むので、各々の年収から借入額を決めることができます。
○4000万円の住宅の購入を検討している
夫だけが単独で住宅ローンを組む場合
夫(債務者):借入限度額2000万円
これでは、住宅を購入することができません。
ペアローンの場合
夫(債務者):借入限度額2000万円
妻(債務者):借入限度額2000万円
それぞれが債務者になるペアローンの方が、2000万円多く借り入れることができます。
借入総額が増えれば、手の届かなかった条件の住宅も購入できるね!
ペアローンを組むことで、借入総額を増やすことができます。
予算を増やすことにより、理想のマイホームを建てられる可能性が広がります。
メリット②夫婦2人とも住宅ローン控除が適用される
ペアローンの場合、それぞれ住宅ローン控除を受けることができます。
住宅ローン控除とは、住宅ローンの残高に応じて所得税が軽減される制度です。
住宅ローン控除は、10年の期間で合計最大400万円の控除を受けることができます。
夫婦2人に適応されると、400万円×2人=800万円までの控除が可能です。
単独で住宅ローンを組む場合は、最大で400万円の控除だけになるんだね…。
住宅ローン控除は、とてもお得な制度です。
夫婦で控除を受け、節税対策を最大限に活かしましょう!
▼住宅ローン控除については、コチラの記事で詳しく解説しています。
【住宅ローン】ペアローンのデメリット
ペアローンにはメリットだけではなく、デメリットもあります。
それぞれが住宅ローンを組むため、単純に諸費用が増えます。
デメリットも把握しておかないと、後悔するよ!
- 諸費用が増える
- 返済リスクが高まる
ライフプランや資金計画を考慮しながら、ペアローンを利用するか夫婦で検討する必要があります。
デメリット①諸費用が増える
ペアローンは、住宅ローンを夫婦2人とも契約します。
契約が2つになるため、諸費用がほぼ倍に増えます。
ペアローンを申し込む前に、諸費用が夫婦2人でどのくらいかかるのかチェックしておこう!
住宅ローン契約時には、手数料や保証料、印紙税、登記費用などの諸費用がかかります。
初期費用がかさむので、ペアローンを組む場合は、事前に資金計画を立てておくといいですよ。
デメリット②返済リスクが高まる
『借入総額が増える』というメリットは、裏を返せば『返済金額が増える』というデメリットにもなります。
また、どちらかの収入が減ってしまったり、出産や育児によって支出が増えたりすれば、家計にかかる負担が大きくなります。
負担が大きくなった分だけ、返済リスクも高まります。
片方の年収が下がった場合に、返済を長期的にカバーすることが難しいです。
どちらかの年収が下がったときは、支払いをどうするのか、対策を考えておく必要があります。
収入減少や想定外の出費などで破綻するリスクが高いんだね…。
破綻しないよう、ライフプランに合わせた資金計画を立てよう!
▼ 住宅ローン返済計画を決める際の落とし穴と対策を詳しく紹介しています
【ペアローン】共働き夫婦の住宅ローンで損しないために…
夫婦で住宅ローンを組めば、借入総額を増やすことができます。
借入総額を増やすことができれば、住宅の選択肢も広がるね!
ペアローンを組むかどうかは、ライフプランを考慮して決めた方がいいよ!
出産や子育てなどがあっても、将来住宅ローンを返済していけるかどうか、慎重に判断しなければなりません。
判断や考えに迷いがあるのなら、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがおすすめです。
通常FPへの相談は1時間あたり1〜2万円かかりますが、リクルートのFP相談なら無料です。
SUUMOで知られるリクルートが運営しているため、住宅の知識が豊富なFPが住宅ローンのアドバイスをくれます。
住宅ローンと資金計画に少しでも悩みや不安がある人は、コチラの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
自分のライフプランにあった住宅ローンを検討し、住宅の選択肢を広げてくださいね♪
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