外構にかけるお金がない…。やってない家も見かけるし、ムリしてやる必要ないかな？
外構工事をしなくても生活はできるけど、住みにくく近隣の迷惑になることも多いんだよ…。
そこで今回は、Instagramのフォロワー数30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」（@the_room_tour）が、外構をやっていない家のやらない理由とデメリットを解説します。
家づくり経験者さんがやってよかった外構プランもあわせて紹介するので、外構に悩んでいる人は最後までチェックしてくださいね♪
この記事を読めば
わかること
- 「予算がないから、なるべく外構工事の費用を抑えたい」
- 「予算内で最低限やったほうがいい外構工事を済ませたい」
上記のように悩んでいませんか？
複数の業者っていわれても、どこに話を聞けばいいかわからない…。
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【外構をやってない家】やらない5つの理由とは？
外構をやってない家を見かけるけど、なにもしてないのはなんでだろう？
外構にこだわるかどうかは各家の事情によりますが、主に以下の理由でやっていないケースが多いです。
外構をやらない理由をひとつずつ見ていきましょう。
理由①外構にかけるお金がないからやってない家
外構をやっていない家の理由として多いのが、資金不足。
新築の外構費用には、平均150万〜200万円かかるといわれています。
キツい出費だね…。外構にはそのぐらいお金かけないとダメなの？
建物の10～15％の金額を目安にすると、見合った外構ができるといわれています。
また、家づくりでは建物へのこだわりが増えて、予算オーバーしてしまいがちに。
家にこだわった結果、外構にお金をかけられなかったと後悔する声をよく聞きます…。
以下の記事では、外構の後回しがNGな理由や、工事にかかる期間を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください▼
理由②外構プランを検討中だからやってない家
外構プランを検討中のために、まだできていない家もあります。
住み始めてから、外構を考える人も多いのかな？
建物と外構を同時に仕上げたり、新居生活を始めてゆっくりと考えたりなど、人によってさまざまだよ！
しかし、外構業者選びで難航する人も少なくありません。
こちらの記事では、外構業者の探し方を6パターン紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
理由③隣の家が建つのを待っているから外構をやってない家
分譲地の場合、隣に家が建つのを待っているケースもあります。
どうして隣に家が建つのを待っているの？
隣家が建つと、隣に住む人と費用を半分ずつ出し合って、境界線上にフェンスを施工できるからです。
費用も面積も損することになるので、分譲地ではとくに隣家が建つのを待っている人も多いですよ！
理由④建て替えを考えているから外構をやってない家
建て替えの予定があるので、外構をやっていないケースもあるでしょう。
たとえば、土地を確保するために中古物件を買い、家を建て替える方は、このケースに当てはまります。
先に外構を済ませておくのはいけないの？
場合によっては撤去しなければならず、余計なコストがかかることも…。
また、外構を先に済ませると新しい家とのバランスが悪くなる可能性も高いため、先に建て替えたほうがよいでしょう。
理由⑤必要性を感じないから外構をやってない家
生活するには、建物があれば問題ありません。
そのため、外構に必要性を感じず、工事をしていない家もあります。
たしかに、外構よりも建物にお金をかけたいのはわかる！それでも生活できるんだよね？
生活はできるけどデメリットもあるから、住み始めてから後悔することもあるよ…。
外構をやらないデメリットを次章で解説します。
外構をやるかやらないかを判断するためにも、ぜひ読み進めてみてください。
ほったらかしNG？外構をやってない家の6つのデメリット
さまざまな理由で外構をやらない家があります。
外構をやらなければいけないわけではありませんが、外構をやらないとデメリットがあるのも事実。
ここでは、外構をやらない家のデメリットを6つ解説します。
デメリットを把握してから、外構をやるかどうか判断しましょう！
デメリット①家の外観が損なわれる
家の外観は、外構と建物のトータルバランスによって判断されることが多いです。
そのため、どれだけ建物がきれいでも、外構が手つかずでは外観が損なわれてしまうでしょう。
外構がマイホームの見た目を左右するといっても、過言ではありません！
そんなに影響されると思ってなかった！ほかにもマイホームの見た目で気をつけたほうがいいことってある？
>>外観がダサくなってしまう理由と、おしゃれな外観にする秘訣はこちら
デメリット②プライバシーを確保できない
そのため、周囲の目が気になって生活のしづらさを感じることもあるでしょう。
窓と生活道路の間になにもないと、家の前をとおる人の目が気になって生活しづらそう…。普通はなにか目隠しをするの？
通常は周囲の視線を遮るために、フェンスや塀を設置したり、掃き出し窓の前に大きな植物を植えたりします。
掃き出し窓とは、人が出入りできる大きな窓のこと。
視線を遮る外構がないと、通行人や近隣の目が気になり、ストレスを抱えながら生活することになりかねません…。
デメリット③防犯面に不安がある
外構がないと、どの方向からでも敷地に侵入できてしまいますからね…。
フェンスや囲いがない家は、不審者にとって侵入しやすい環境のため狙われがちに…。
また、道路沿いは境界線をしっかりしないと、車や自転車、通行人が敷地内に入ってしまうことがあります。
敷地内に入られるのはちょっと不快…。
外構をやっていないと、誰でも容易に敷地に侵入できてしまうので、安心した暮らしができないでしょう。
デメリット④メンテナンスが大変になる
外構をやっていない家は、敷地が土のままのため、さまざまな面でメンテナンスが大変になります。
具体的には、どんなことが大変なの？
外構をやっていない家で必要になるメンテナンス例は、以下のとおりです。
- 雑草がすぐ生い茂るので、除草する必要がある
- 砂埃で外壁や窓が汚れるので、こまめに洗う必要がある
- 泥や砂で車が汚れるので、雨が降るたびに洗う必要がある
外構費を抑えられても、メンテナンスでお金がかかってしまうケースもあります…。
デメリット⑤近隣住民とトラブルになりやすい
外構をしないと、近隣住民とのトラブルになるケースもあります。
たとえば、地面を施工していないので、土や砂埃が舞い散り、近隣の家や洗濯物を汚してしまうことも。
状況によっては、近隣住民から苦情を受けるかもしれません。
外構をやっていないせいで苦情を受けると、住みにくさにもつながるでしょう…。
でも、外構業者を探すのって大変そう…。
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デメリット⑥住宅ローンに外構費を組み込めなくなる
新築のマイホームを建てるタイミングで外構工事をお願いすると、費用を住宅ローンに組み込めます。
一方で、後回しにすると、いざ外構工事を依頼したいときに外構費を別で用意しなければなりません。
外構費は平均で150万円以上かかるといわれているので、工事をしたくても諦めないといけない状況も考えられるでしょう…。
予算が厳しい方は後悔しないためにも、新築のマイホームを建てるタイミングで外構工事も検討するのがおすすめです。
外構やってない家はNG？最低限やるべき5つの外構工事
外構をやっていない家のデメリットを知り「最低限の外構をしなければ…！」と思った人も多いはず！
最低限したほうがいいのはわかったけど、具体的にどこをやればいいのかイメージできない…。
ここでは、最低限やるべき外構工事を5つ紹介します。
快適に安心して暮らすために、最低限やっておくべき外構工事の詳細を押さえておきましょう。
①玄関やアプローチの整備
玄関やアプローチは毎日とおる場所なので、最低限の整備はしたほうがよいでしょう。
玄関やアプローチが整備されていないと、土で靴や玄関が汚れてしまいメンテンナンスも大変になります。
毎日掃除するのは手間だし、家族だけでなく訪れるお客さんも不快にさせてしまいますよ…。
家族や訪れるお客さんの快適さを保つためにも、玄関やアプローチの外構は最低限しておくことをおすすめします。
②道路や隣家との境界部分
トラブルを避けるために最低限やっておきたいのが、道路や隣家との境界部分。
敷地の境界線がはっきりしていないと、トラブルが起きやすいんですよ…。
たしかに境界線がはっきりしてないと、敷地のことを気にしてくれなさそうだもんね…。
このようなトラブルを避けるためにも、塀やフェンスなどで境界線をはっきりさせるのがおすすめ。
なお、塀やフェンスなどの外構は、外部からの侵入を防いだり、視線を遮断したりする役割もあります。
- 防犯対策
- トラブル防止
- プライバシーの確保
上記の観点から、道路や隣家との境界部分は最低限の外構をしておくべきでしょう。
③駐車場の整備
駐車場も最低限の外構をしておきたい場所のひとつ。
駐車場を舗装していないと、雨の日に車が泥まみれになったり、乗り降りで足元が汚れたりと使い勝手が悪くなります。
雨が降るたびに洗車しなければならず、ムダなコストになりますよ…。
駐車場の使い勝手が悪いと、ストレスになりそう…。
以下の記事では、駐車場の外構で後悔したことや対策を詳しく解説。
駐車場以外の後悔ポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください▼
④土がむき出しの部分
土がむき出しの部分は、早めに整備するのがおすすめ。
むき出しになっていると、強風が吹いたときに土や砂が舞ってしまうからです。
土や砂が舞うと、洗濯物が汚れるだけでなく、近隣住宅に迷惑をかけることも。
近くに住む方に迷惑をかけると住み心地も悪くなるので、マナーとして最低限の整備はしておいたほうがいいですよ！
土がむき出しの部分は、コンクリートで舗装したり芝生を敷いたりなど、使い勝手や生活スタイルを考えて整備するとよいでしょう。
⑤外部とのやりとりで必要な部分
表札・インターホン・ポストなど、外部とのやりとりで必要な部分は最低限の整備をやっておきましょう。
外部とやりとりするための外構はやっておかないと、人に迷惑がかかりますからね…。
予算がギリギリなんだけど、コストを下げて整備する方法ってないかな？
複数社の資料を比較すると、最低限しておくべき外構工事を予算内でしてくれる業者が見つかるかもしれません。
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【独自調査】やってよかった人気の外構10選
せっかく新築を建てるなら、外構にもこだわってセンスのいい感じにしたいな！
家づくり経験者さんのリアルな意見を参考にするといいよ♪
当メディア「THE ROOM TOUR」（@the_room_tour）のInstagramで、フォロワーさんに『やってよかった新築の外構プラン』のアンケートを取りました▼
- クローズド外構
- ウッドデッキ
- 土間コンクリート
- カーポート
- タイルデッキ
- 庭木
- 宅配ボックス
- 電動シャッターガレージ
- オートロックの門扉
- 人工芝
外構プランの詳細は、こちらの記事で紹介しています。
≫新築外構の人気ランキングBEST10！10万人に聞いたおすすめ外構プランを徹底解説
また、失敗が怖くてまだ外構に手をつけていない人もいるでしょう。
外構の失敗が怖い方は、よくある失敗例を見ておくと気をつける箇所の参考になりますよ！
以下の記事では、外構でよくある失敗をランキング形式にまとめたので、あわせて読んでみてください▼
新築の外構を早めに考えておく4つのメリット
次に、新築の外構を早めに考えておくメリットを4つ紹介します。
それぞれのメリットを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
メリット①適切な規模の外構工事ができる
早期に外構計画を始める最大のメリットは、適切な規模で工事をおこなえることです。
庭や駐車場などのサイズ感も、適切な規模感を考えたうえで工事を進められますよ！
それって、家が建ったあとで考えられないの？
家を建てる段階で土地の特性を把握していれば大丈夫ですが、「家が建ったあとに残りの敷地を見て決めよう」という考え方をすると、適切な規模感で外構を進めるのは難しいでしょう。
新築を建てるタイミングで外構も一緒に考えると、理想の規模感に仕上げられて、将来的な拡張や変更にも対応しやすくなるでしょう。
メリット②家の完成に外構工事だけ遅れることがない
早めに計画を立てておくと、家の完成と同時にすべてが整った状態で新生活をスタートできます。
一方で、外構を後回しにすると、工事を依頼してしばらく業者が家を出入りするのでストレスに感じるでしょう。
外構工事って長期間やるイメージあるし、業者が出入りするときに家は空けられそうにないし、考えるだけでイヤだな…。
建物と同時に外構を済ませて、引っ越し後になにもする必要がなければ、ストレスの軽減にもつながるよ！
メリット③設計段階で必要な設備やデザインを組み込める
具体的には、どんなイメージで組み込めるの？
事前計画により、組み込める設計の例は、以下のとおりです。
- 車の数に合わせた駐車場
- 子どもが広々遊べる庭づくり
- バーベキューができるウッドデッキ
外構を早い段階で決めて理想の設計ができると、修正や追加工事がなくなりコスト削減にもつながります。
メリット④外構にかける予算を確保できる
新築のマイホームを購入する段階で外構工事を考えておくと、家づくりの総額が把握できます。
家づくりの総額と自分の予算を照らし合わせると、外構にかけられる金額も明確になるでしょう。
外構にかけられる金額がある程度わかると、適切な予算の確保ができるようになりますよ！
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外構工事の費用を安く抑える3つのコツ
ここでは、外構工事の費用を安く抑えるコツを3つ紹介します。
それぞれのコツを詳しく解説するので、コストを下げるための参考にしてくださいね！
コツ①工事する箇所を選定する
外構工事の費用を抑えるためには、工事する箇所を選定することが重要です。
本当に工事が必要な部分をピックアップしてみましょう！
駐車スペースや玄関アプローチ・門柱など、”最低限やっておくべき”といわれる箇所にしぼると費用が削減できます。
工事をやるべき箇所や、こだわりたい部分をちゃんと選定することが大事なんだね！
コツ②外構のデザインをシンプルにする
外構工事の費用を抑えるためには、デザインをシンプルにすることも重要です。
シンプルなデザインにすると、必要な材料の種類が少なくなったり、施工の手間が減ったりするので、工事費用を抑えられるでしょう。
一方、複雑なデザインは手間がかかるので、施工費が高くなってしまう可能性が高いです…。
シンプルにするとコストを抑えられるんだね！ほかにはお金をかけずに外構をするコツってないの？
以下の記事では、お金がかからない外構にするコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください▼
コツ③複数の外構業者から相見積もりをもらう
ひとつの業者だけにこだわると価格相場を把握できず、気づかないうちに高額な費用を支払っているケースもありますからね…。
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ほったらかしNG！外構は最低限やっておくのがおすすめ
本記事では、外構をやっていない家の5つの理由や、ほったらかしにするデメリットなどについて解説しました。
重要な点をおさらいしましょう！
外構をやっていない家をたまに見かけますが、以下5つの理由が考えられます。
さまざま理由で外構をやらない家も多いですが、ほったらかしにすると以下のようなデメリットがあるので、気をつけましょう。
住み心地をよくしたり、近隣の方に迷惑をかけたりしないために、最低限の外構工事はしておいたほうがよいでしょう。
最低限ってどの程度の工事のこと？
最低限しておいたほうがよい外構工事は、以下のとおりです。
とはいえ「家づくりでかなり出費をしたから、最低限の外構工事すら厳しい…」という方もいるのではないでしょうか。
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