全館空調が導入できるハウスメーカーおすすめ15選を紹介｜初期費用の目安や後悔しない選び方も解説！

マイホームを快適な空間にしたいと、全館空調を導入する家庭が増えています。

そこで今回は、Instagramのフォロワー数30万人を超える暮らしのメディア「THE ROOM TOUR」（@the_room_tour）が『全館空調を導入できるハウスメーカーおすすめ15選』を性能・価格帯とともに紹介します。

さらに、全館空調のメリット・デメリットや後悔しないハウスメーカー選びのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

新居に全館空調を導入するとき、ハウスメーカー選びで悩む方も多いはず。

「タウンライフ家づくり」は、自分の条件に合わせて複数のハウスメーカーから見積もりを取り寄せられるサイトです。

もちろん完全無料で、見積もりを取り寄せたあとにしつこい契約の連絡も一切ないので、気軽に活用してみてください▼

【徹底比較】全館空調を導入できるおすすめのハウスメーカー15選

近年は、各メーカーによって多種多様な全館空調が開発されています。

ここでは、全館空調を導入できるハウスメーカーおすすめ15選を、製品の特徴やコストと合わせて紹介していきます。

※ハウスメーカー名を押すことでハウスメーカー名にスクロールが可能です。

ハウスメーカー	商品名	温度管理	気密性・断熱性	保証期間	導入コスト
三井ホーム	スマートブリーズ	天井吹き出し型	UA値0.41W/㎡･K	最大10年の安心サポートあり	150万円〜200万円
パナソニックホームズ	エアロハス	天井吹き出し型	UA値0.6W/㎡･K	公式サイトに記載なし	200万円～250万円
トヨタホーム	スマート・エアーズ	天井吹き出し型 床下冷暖房型	UA値0.7W/㎡･K以下 C値2.8㎠/㎡	10年	100万円程度
アキュラホーム	匠空調	壁掛けエアコン型	UA値0.6W/㎡･K以下	延長で最大10年	約250万円
セキスイハイム	快適エアリー	床下冷暖房型	UA値0.53W/㎡･K C値2.0㎠/㎡	10年	80万円～120万円
ミサワホーム	エアテリア	天井吹き出し型	UA値0.43W/㎡･K	35年	230万円～300万円
ユニバーサルホーム	ループエアー	天井吹き出し型	–	30年	要問い合わせ
一条工務店	全館さらぽか空調	天井吹き出し型 床下冷暖房型	UA値0.25W/㎡･K	30年	要問い合わせ
アイダ設計	ブラーボ・ゼネクト	壁掛けエアコン型	UA値0.46W/㎡･K	35年	要問い合わせ
アエラホーム	エアリア	壁掛けエアコン型	–	10年	要問い合わせ
三菱地所	エアロテック	天井吹き出し型	–	50年	230万～300万円
ヤマト住建	YUCACOシステム	壁掛けエアコン型	UA値0.26W/㎡･K	30年	130万円以下
住友林業	エアドリームハイブリッド	天井吹き出し型	UA値0.46～0.56W/㎡･K	60年	約200万円
アイフルホーム	全館空調システム	壁吹き出し型	UA値0.27～0.32W/㎡･K	30年	約240万円
桧家住宅	Z空調	天井吹き出し型 床下冷暖房型	断熱等性能等級4	30年	要問い合わせ

各ハウスメーカーの特徴や費用を比較して、あなたのライフスタイルに合う全館空調を見つけてくださいね。

①三井ホーム｜全館空調「スマートブリーズ」

三井ホームで導入できる全館空調「スマートブリーズ」の概要は、以下のとおりです。

商品名	スマートブリーズ
温度管理	天井吹き出し型
気密性・断熱性	UA値0.41W/㎡･K
保証期間	最大10年の安心サポートあり
導入コスト	150万円〜200万円

三井ホームが採用する全館空調の「スマートブリーズ」には、以下3つのタイプがあります。

オプションの機能もありますが、スマートブリーズ・エースとプラスは、1台で以下7役の全館空調です。

導入コストを抑えたい方は、スマートブリーズ・ワンを選ぶといいですよ。

下記の記事では、三井ホームの評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調の「スマートブリーズ」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください▼

②パナソニックホームズ｜全館空調「エアロハス」

パナソニックホームズで導入できる全館空調「エアロハス」の概要は、以下のとおりです。

商品名	エアロハス
温度管理	天井吹き出し型
気密性・断熱性	UA値0.6W/㎡･K
保証期間	公式サイトに記載なし
導入コスト	200万円～250万円

パナソニックホームズは鉄骨住宅に特化したハウスメーカー。

全館空調の「エアロハス」のおすすめポイントは、以下のとおり。

エアロハスは、外気に比べて夏は涼しく、冬は暖かい地熱を効率的に活用することで、エネルギー消費を抑えた冷暖房を実現しています。

エアロハスは、空調機本体に掃除機能があるため、空調運転時は毎日自動でフィルターを掃除してくれます。

全館空調は、部屋ごとの温度調節ができないのがデメリットですが、エアロハスなら±2度の範囲内で部屋ごとの温度設定が可能！

導入コストは高めですが、きれいな空気の取り入れや省エネの全館空調を導入にこだわりたい方は、パナソニックホームズがおすすめです。

下記の記事では、パナソニックホームズの特徴や評判を紹介しているので、全館空調の「エアロハス」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください▼

③トヨタホーム｜全館空調「スマート・エアーズ」

トヨタホームで導入できる全館空調「スマート・エアーズ」の概要は、以下のとおりです。

商品名	スマート・エアーズ
温度管理	天井吹き出し型/床下冷暖房型
気密性・断熱性	UA値0.7W/㎡･K以下 C値2.8㎠/㎡
保証期間	10年
導入コスト	100万円程度

トヨタホームは、世界的な有名な自動車メーカー「トヨタ」のグループ会社で、鉄骨の家づくりが得意なハウスメーカー。

全館空調「スマート・エアーズ」のおすすめポイントは、以下のとおり。

スマート・エアーズの魅力は、頭にも足元にも冷暖房が行き渡る仕組みになっていること。

スマート・エアーズは導入コストが100万円程度と、全館空調にしては比較的安め。

また、スマート・エアーズは10年保証なので、保証期間内であれば無料で修理してもらえます。

全館空調のコストを抑えたい方は、トヨタホームを検討してみるといいでしょう。

下記の記事では、トヨタホームの評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調の「スマート・エアーズ」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください▼

④アキュラホーム（AQ Group）｜全館空調「匠空調」

アキュラホームで導入できる全館空調「匠空調」の概要は、以下のとおりです。

商品名	匠空調
温度管理	壁掛けエアコン型
気密性・断熱性	UA値0.6W/㎡･K以下
保証期間	延長で最大10年
導入コスト	約250万円

アキュラホーム（AQ Group）は、完全自由設計の注文住宅を扱うハウスメーカーです。

アキュラホームが扱う全館空調の「匠空調」は、空調機1台で家中を快適な温度にできます。

全館空調「匠空調」のおすすめポイントは、以下のとおり。

匠空調は、ダクトを通じて冬は床下と天井から暖房し、夏は天井から冷房することで、年中快適な空間を維持しています。

アキュラホームの全館空調は、ランニングコストを抑えたい方におすすめです。

下記の記事では、アキュラホームの評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調「匠空調」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください▼

また、以下のリンクより、アキュラホームの資料請求ができますので、詳細が気になる方は、ぜひ公式サイトをご覧ください▼

⑤セキスイハイム｜全館空調「快適エアリー」

セキスイハイムで導入できる全館空調「快適エアリー」の概要は、以下のとおりです。

商品名	快適エアリー
温度管理	床下冷暖房型
気密性・断熱性	UA値0.46W/㎡･K C値2.0㎠/㎡
保証期間	10年
導入コスト	80万円～120万円

セキスイハイムは、耐震性・耐久性にすぐれた鉄骨構造を得意とするハウスメーカー。

全館空調の「快適エアリー」のおすすめポイントは、以下のとおり。

一般的なエアコンでは足元まで暖まりにくいですが、快適エアリーなら床下からじんわり暖まります。

快適エアリーでは、1日最大約40Lも除湿することが可能！

家全体を除湿できるので、蒸し暑さを緩和した快適な暮らしができます。

下記の記事では、セキスイハイムの評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調の「快適エアリー」が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

⑥ミサワホーム｜全館空調「エアテリア」

ミサワホームで導入できる全館空調「エアテリア」の概要は、以下のとおりです。

商品名	エアテリア
温度管理	天井吹き出し型
気密性・断熱性	UA値0.46W/㎡･K
保証期間	35年
導入コスト	230万円～300万円

ミサワホームは、住宅の設計から販売までおこなう、日本を代表するハウスメーカー。

全館空調「エアテリア」のおすすめポイントは、以下のとおり。

エアテリアは、冷暖房エネルギーを回収して再利用しているため、省エネにすぐれている点が魅力。

また、24時間常に新鮮な空気が循環するように設計されているため、衛生的な空気で毎日を過ごせます。

下記の記事では、ミサワホームの評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調の「エアテリア」が気になっている方はぜひ参考にしてください▼

⑦ユニバーサルホーム｜全館空調「ループエアー」

ユニバーサルホームで導入できる全館空調「ループエアー」の概要は、以下のとおりです。

商品名	ループエアー
温度管理	天井吹き出し型
気密性・断熱性	–
保証期間	30年
導入コスト	要問い合わせ

ユニバーサルホームは、木造住宅や鉄骨住宅など幅広い住宅を手がけているハウスメーカー。

ユニバーサルホームが採用する全館空調「ループエアー」は、1台のエアコンと換気システムを24時間連続でさせることで快適な室温に一定に保つことができます。

全館空調「ループエアー」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

全館空調「ループエアー」は、天井のダクトで空気を循環させるため、送風機による空気の送り出しが不要。

また、家全体を1台のエアコンと換気システムで管理していることや、ダクトが天井に隠れていることにより、室内空間を広く活用できます。

以下の記事では、ユニバーサルホームの評判や予算感について解説しているので、全館空調「ループエアー」が気になる方はぜひ参考にしてみてください▼

⑧一条工務店｜全館空調「全館さらぽか空調」

一条工務店で導入できる全館空調「全館さらぽか空調」の概要は、以下のとおりです。

商品名	全館さらぽか空調
温度管理	天井吹き出し型 床下冷暖房型
気密性・断熱性	UA値0.25W/㎡･K
保証期間	30年
導入コスト	要問い合わせ

一条工務店は、木造住宅を手がけている大手ハウスメーカー。

全館空調「全館さらぽか空調」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

全館空調「全館さらぽか空調」は、一条工務店が独自開発した”デシカント技術”により除湿をおこなっていることが特徴です。

オリジナル除湿機により、1日中爽やかな快適空間を実現しています。

また、床暖房用のパイプに水をとおすことで、家中の余分な熱を吸収して涼しい空間を実現。

下記の記事では、一条工務店の評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調の「全館さらぽか空調」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください▼

⑨アイダ設計｜全館空調「ブラーボ・ゼネクト」

アイダ設計で導入できる全館空調「ブラーボ・ゼネクト」の概要は、以下のとおりです。

商品名	ブラーボ・ゼネクト
温度管理	壁掛けエアコン型
気密性・断熱性	UA値0.46W/㎡･K
保証期間	35年
導入コスト	要問い合わせ

アイダ設計は、建設分野にて都市開発や住宅などさまざまな設計実績があり、斬新で個性的なデザインを得意としているハウスメーカー。

全館空調「ブラーボ・ゼネクト」のおすすめポイントは、以下のとおり。

全館空調「ブラーボ・ゼネクト」は、高い断熱性で室内の温度差を極力減らしています。

また、PM2.5や花粉などの微粒子も除去するため、ちりや微粒子による健康トラブルを防ぐことにも貢献。

全館空調「ブラーボ・ゼネクト」は、健康面に配慮した高性能な全館空調を求めている方におすすめです。

⑩アエラホーム｜全館空調「エアリア」

アエラホームで導入できる全館空調「エアリア」の概要は、以下のとおりです。

商品名	エアリア
温度管理	壁掛けエアコン型
気密性・断熱性	–
保証期間	10年
導入コスト	要問い合わせ

アエラホームは、おしゃれなデザインと高い断熱性能が強みのハウスメーカー。

全館空調「エアリア」のおすすめポイントは、以下のとおり。

全館空調「エアリア」は、各部屋に設置された空調ユニットにより、家全体を常に快適な温度に保つことができます。

また、高機能ダブルエアフィルターにより、アレル物質やウィルスの発生・繁殖を抑制しています。

⑪三菱地所｜全館空調「エアロテック」

三菱地所で導入できる全館空調「エアロテック」の概要は、以下のとおりです。

商品名	エアロテック
温度管理	天井吹き出し型
気密性・断熱性	–
保証期間	50年
導入コスト	230万～300万円

三菱地所は、不動産に関する事業を手がけている企業で、不動産の開発や管理業務を全国各地に展開。

全館空調「エアロテック」のおすすめポイントは、以下のとおり。

また、花粉や粉塵を高性能フィルターによって排除し、きれいな空気だけを室内に取り込みます。

⑫ヤマト住建｜全館空調「YUCACOシステム」

ヤマト住建で導入できる全館空調「YUCACOシステム」の概要は、以下のとおりです。

商品名	YUCACOシステム
温度管理	壁掛けエアコン型
気密性・断熱性	UA値0.26W/㎡･K
保証期間	30年
導入コスト	130万円以下

ヤマト住建は、リフォーム業や住宅建設業も手がけている企業で、多様なライフスタイルに合わせた住宅の提案が強みのハウスメーカー。

全館空調「YUCACOシステム」のおすすめポイントは、以下のとおりです。

以下の記事では、ヤマト住建の評判や予算感について解説しているので、全館空調「YUCACOシステム」が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください▼

⑬住友林業｜全館空調「エアドリームハイブリッド」

住友林業で導入できる全館空調「エアドリームハイブリッド」の概要は、以下のとおりです。

商品名	エアドリームハイブリッド
温度管理	天井吹き出し型
気密性・断熱性	UA値0.46～0.56W/㎡･K
保証期間	60年
導入コスト	約200万円

住友林業は、木材を中心とした住宅の製造・販売を手がけている日本の大手住宅メーカー。

全館空調「エアドリーム ハイブリッド」のおすすめポイントは、以下のとおり。

全館空調「エアドリーム ハイブリッド」は、冷暖房や空気清浄などの基本性能はそのままに、自然の力を融合させています。

また、清潔で省エネなエアワッシャー型加湿システムを採用しているのも特徴です。

全館空調「エアドリーム ハイブリッド」は、自然な空気環境にこだわりたい方におすすめです。

以下の記事では、住友林業の評判や予算感・保証について紹介しているので、全館空調の「エアドリーム ハイブリッド」が気になっている方はぜひ参考にしてみてください▼

⑭アイフルホーム｜全館空調「全館空調システム」

アイフルホームで導入できる全館空調「全館空調システム」の概要は、以下のとおりです。

商品名	全館空調システム
温度管理	壁吹き出し型
気密性・断熱性	UA値0.27～0.32W/㎡･K
保証期間	30年
導入コスト	約240万円

アイフルホームは、子どもの安心・安全を考慮した家づくりで「キッズデザイン賞」を10年連続で受賞しているハウスメーカー。

全館空調「全館空調システム」のおすすめポイントは、以下のとおり。

全館空調「全館空調システム」は、フロアごとに風量をコントロールできるのもメリットの1つ。

また、ハウスダストやウイルスを空気清浄機能によって除去するため、常に清潔な室内空間を保てます。

以下の記事では、アイフルホームの評判や予算感について解説しているので、全館空調「全館空調システム」が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください▼

⑮桧家(ひのきや)住宅｜全館空調「Z空調」

桧家住宅で導入できる全館空調「Z空調」の概要は、以下のとおりです。

商品名	Z空調
温度管理	天井吹き出し型 床下冷暖房型
気密性・断熱性	断熱等性能等級4
保証期間	30年
導入コスト	要問い合わせ

桧家住宅は、木造注文住宅を中心に手掛けているハウスメーカー。

全館空調「Z空調」のおすすめポイントは、以下のとおり。

全館空調「Z空調」は、家の温度を一年中快適にしてくれます。

以下の記事では、桧家住宅の評判や予算感について解説しているので、全館空調「Z空調」が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください▼

全館空調のメリット

つづいて、全館空調のメリットを紹介します。

ここで紹介するメリットは、以下3つ。

それぞれ詳細を見てみましょう。

メリット①全館空調は1年を通して温度が均一になる

温度を均一に保つことにより、以下の症状を防止できます。

• ヒートショック
• 熱中症

ヒートショックは、体温調節機能が低下している高齢者や、体温調節機能が未発達な赤ちゃんに起こりやすいです。

メリット②全館空調は空間が広く使える

全館空調を導入すると空調機器の露出がなくなり、空間を広く使用できます。

以下のように、インテリアデザインを高めることも可能。

メリット③全館空調は空気をきれいに保つことができる

全館空調を導入すると、室内の空気をきれいに保つことが可能。

全館空調のデメリット

全館空調にはデメリットもあるので、押さえておきましょう。

紹介するデメリットは、以下3つ。

それでは、詳細を見てみましょう。

デメリット①全館空調は導入費用が高い

全館空調は、導入費用が高いのがデメリットです。

「タウンライフ家づくり」は、”予算”や”建築エリア”を絞って、複数のハウスメーカーから見積もりを取り寄せられるサイトです。

資料の取り寄せはスマホでたった3分で完了！完全無料のサービスなので、気軽に活用してみてください▼

デメリット②全館空調は電気代が高い

電気代が高額になってしまう理由は、以下の要素が考えられます。

• 24時間365日稼働するから
• 家全体に空調を行きわたらせているから

しかし、家の中で気温に悩まされる頻度はグッと減るでしょう。

デメリット③全館空調はメンテナンスにコストや手間がかかる

全館空調は、メンテナンスにコストや手間がかかるのがデメリットといえます。

たとえば、吸気口のフィルターは、1ヶ月に最低1回の掃除を推奨しているメーカーがほとんど。

空調用・換気用は基本的に1ヶ所のみで、交換時の費用相場は5,000～2万円が目安。

全館空調のメンテナンス方法や頻度はメーカーによって異なりますが、エアコンと比べてコストも手間もかかるでしょう。

以下の記事では、全館空調のメリット・デメリットや特徴さらに詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください▼

全館空調のメリット・デメリットは？後悔しないための注意点も解説！初期費用の高い”全館空調”を検討する際は、コスト面以外のデメリットも把握しておくべきです。本記事では、全館空調のメリット・デメリットと導入する際の注意点を解説。全館空調の導入を検討している方はぜひ参考にしてください。...

全館空調の導入でよくある3つの後悔ポイント

ここでは、全館空調の導入でよくある後悔ポイントを、以下3つ紹介します。

全館空調を導入して後悔しないためにも、事前に把握しておきましょう。

後悔①全館空調は空気が乾燥しやすい

全館空調は、空気が乾燥しやすいです。

とくに、冬場に高い温度の空気を送風する際、湿度を奪ってしまいがちに。

空気の乾燥で後悔したくない方は、加湿器機能がついている全館空調を検討してみましょう。

後悔②全館空調は”におい”も循環する

家全体に空調が行きわたるメリットがある一方、”におい”も循環します。

また、メーカーによっては特定の部屋の循環を遮断できる全館空調を導入できます。

後悔③全館空調は温度調整が難しい

全館空調は、家全体の温度を一定に保てるメリットがある一方、部屋ごとの温度調整が難しいです。

当メディアの調査では、温度調整について以下のような声もありました。

メーカーによっては、部屋ごとの設定温度を調節できる全館空調の導入もできます。

以下の記事では、全館空調の後悔ポイントをさらに詳しく紹介しています。

導入前に把握しておくと失敗を防げるので、ぜひ参考にしてみてください▼

全館空調で後悔！いらない5つの理由を解決方法と合わせて解説快適なマイホームにするために全館空調の導入を検討する人も多いでしょう。しかし、全館空調を導入して後悔した人もいます。今回は『全館空調の後悔ポイントと対処法』を解説します。採用するかどうか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。...

全館空調で後悔しないためのハウスメーカー選びのポイント7つ

ここでは、全館空調で後悔しないためのハウスメーカー選びのポイントを、以下7つ解説します。

それでは、選び方のポイントを1つずつ見ていきましょう。

ポイント①住宅の断熱性・気密性の高さで選ぶ

全館空調を効率よく稼働させるためには、断熱性や気密性の高さが重要になります。

高断熱・高気密の住宅であれば冷暖房効率がよくなり、少ないエネルギーで家全体を快適な温度に保てます。

全館空調を導入する際は、断熱性能が高いハウスメーカーに依頼しましょう。

以下の記事では、断熱性能が高いハウスメーカーを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください▼

夏涼しく冬暖かい家とは？断熱性能が高いハウスメーカーランキング夏涼しく冬暖かい家に住みたいと考える人が多いです。年中快適なマイホームにするには断熱性能が大切です。今回は断熱性能が高いハウスメーカーを紹介します。性能を見極めるポイントも解説しますので参考にしてください。...

ポイント②全館空調の販売方式で選ぶ

全館空調は、各ハウスメーカーで独自開発されているケースがほとんど。

なぜなら、全館空調の導入を想定した設計で家づくりをしてくれるから。

ポイント③全館空調の温度管理方法で選ぶ

全館空調は機器の種類が複数あり、それぞれ温度を管理する方法が異なります。

代表的な温度管理方法は、以下4つあります。

温度管理方法により、メンテナンス方法や費用も異なります。

ポイント④全館空調のアフターサービスや保証期間で選ぶ

ハウスメーカーによって、全館空調のアフターサービスや保証期間が異なります。

導入コストを抑えられても、修理費用が高くなってしまっては意味がありません。

全館空調を導入する際は、保証に関する以下の点を事前に確認しておきましょう。

全館空調を長期的に効率よく利用するには、定期点検が欠かせません。

定期点検の実施で問題の早期発見につながり、故障を未然に防ぐことができます。

修理費用を抑えるためにも、アフターサービスの内容や保証期間をチェックしておきましょう。

ポイント⑤全館空調の導入コストで選ぶ

全館空調の導入コストは、選ぶハウスメーカーにより大きく異なります。

以下の違いにより、導入コストの差が生じます。

全館空調を導入する際は、以下3つのポイントを比較してハウスメーカーを選びましょう。

• 導入コスト
• 製品の特徴や性能
• 工事内容

以下の記事では、全館空調の初期費用やランニングコストについて解説しています。

初期費用や電気代を抑えるポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください▼

全館空調の電気代は高すぎる？費用相場や節約のポイントを解説全館空調を導入を検討する中でコスト面に疑問を持つ人もいます。当記事では「コスト」について、抑え方を含めて解説していきます。エアコンとの比較も解説しますので、全館空調を検討している人はぜひ参考にしてください。...

ポイント⑥導入実績や評判で選ぶ

全館空調で後悔しないためには、豊富な導入実績を持つハウスメーカーを選ぶのも大切。

また、実際の入居者からの評価が高い会社は、住み心地やメンテナンス体制でも安心感があります。

当記事で紹介している、全館空調を導入できるハウスメーカーおすすめ15選でも、当メディアが独自調査した各メーカーの口コミ・評判がわかる記事を紹介しています。

ポイント⑦複数のハウスメーカーを比較する

全館空調の導入で後悔しないためには、複数のハウスメーカーを比較することが重要。

タウンライフ家づくりは、スマホでたった3分の質問に答えるだけで、複数社からまとめて見積もりを取り寄せられるサイトです。

もちろん、完全無料のサービスなので、気軽に活用してみてください▼

全館空調を導入するならハウスメーカー選びが重要！

本記事では、全館空調を導入できるハウスメーカーや、後悔しない選び方のポイントを紹介しました。

全館空調が導入できるハウスメーカーおすすめ15選、特徴は以下のとおりです。

ハウスメーカー	商品名	温度管理	気密性・断熱性	保証期間	導入コスト
三井ホーム	スマートブリーズ	天井吹き出し型	UA値0.41W/㎡･K	最大10年の安心サポートあり	150万円〜200万円
パナソニックホームズ	エアロハス	天井吹き出し型	UA値0.6W/㎡･K	公式サイトに記載なし	200万円～250万円
トヨタホーム	スマート・エアーズ	天井吹き出し型 床下冷暖房型	UA値0.7W/㎡･K以下 C値2.8㎠/㎡	10年	100万円程度
アキュラホーム	匠空調	壁掛けエアコン型	UA値0.6W/㎡･K以下	延長で最大10年	約250万円
セキスイハイム	快適エアリー	床下冷暖房型	UA値0.53W/㎡･K C値2.0㎠/㎡	10年	80万円～120万円
ミサワホーム	エアテリア	天井吹き出し型	UA値0.43W/㎡･K	35年	230万円～300万円
ユニバーサルホーム	ループエアー	天井吹き出し型	–	30年	要問い合わせ
一条工務店	全館さらぽか空調	天井吹き出し型 床下冷暖房型	UA値0.25W/㎡･K	30年	要問い合わせ
アイダ設計	ブラーボ・ゼネクト	壁掛けエアコン型	UA値0.46W/㎡･K	35年	要問い合わせ
アエラホーム	エアリア	壁掛けエアコン型	–	10年	要問い合わせ
三菱地所	エアロテック	天井吹き出し型	–	50年	230万～300万円
ヤマト住建	YUCACOシステム	壁掛けエアコン型	UA値0.26W/㎡･K	30年	130万円以下
住友林業	エアドリームハイブリッド	天井吹き出し型	UA値0.46～0.56W/㎡･K	60年	約200万円
アイフルホーム	全館空調システム	壁吹き出し型	UA値0.27～0.32W/㎡･K	30年	約240万円
桧家住宅	Z空調	天井吹き出し型 床下冷暖房型	断熱等性能等級4	30年	要問い合わせ

全館空調で後悔しないためのハウスメーカー選びのポイントも紹介しました。

なぜなら、コストも性能もハウスメーカーにより異なるから。

見積もりをもらったあとに契約の縛りは一切ナシ・完全無料のサービスなので、気軽に活用してみてください▼

家づくり経験者の生の声をお届けしています

当メディアには、素敵な注文住宅に暮らす”家づくり経験者さん”より、たくさんの体験談やアドバイスが寄せられます。
これまでに集まった家づくりの体験談は1,000件以上。お家の掲載は700件以上です。
Instagramを中心にSNS総フォロワー数が40万人を超える当メディアだからこそ、届けられる家づくりのリアルな情報を配信しています。